2017年11月29日水曜日

門真市における児童虐待の取組と現状

本日夕方は、門真市保健福祉センターで行われた、セミナー「門真市における児童虐待の取組と現状」を聴講しました。
門真市においては、ネグレクト事例が多く、また、DV事例は全国的に増加しているとのことです。
門真市での虐待通告件数は、この10年、増加傾向をたどり、平成28年は前年から100件も増えて364件。
虐待は、親の生活ストレスや、社会的孤立を取り除くことで、発生を抑えることができるとのこと。
社会全体で取り組む問題と捉え、雇用促進など経済的基盤の安定を図り、行政支援情報のわかりやすい提供につとめ、民間の活力とも協働しながら孤立を防止することが重要だと思います。
おかあさん、おとうさん、ひとりでなやまないで、相談してくださいね。
児童虐待は、社会全体の力で、根絶しなければなりません。










五月田小学校 教育研究発表会

本日午前は、議会運営委員会が開かれ、副委員長として出席いたしました。いよいよ、12月議会のスタートです。
午後からは、門真市立五月田小学校へまいりました。五月田小は、平成27年度より3年間、国語の「教育研究指定校」として門真市教育委員会より指定を受け、熱心な授業研究が行われており、本日がその研究発表会でした。
市内の小中学校の先生方と、教育委員会、スクールカウンセラーなど関係者が参加し、各学年の国語の授業を参観し、その後研究討議会、記念講演などが行われました。
五月田小は、研究テーマとして、「話し合い活動を通して わかる楽しさが実感できる授業づくり 〜主体的に学びを活かす子どもをめざして〜」を定め、本日の授業も、主体的、対話的な活動を取り入れ、子どもたちが深い学びを得られるよう、念入りに熟考された学習指導案に沿って行われていました。
子どもたちは、普段と違ってたくさんの"保護者以外の大人"が見守る中でしたが、落ち着いて授業に臨み、しっかりと発言している子どもたちが多かったと感じました。
どの科目も重要ですが、その中でも小学生にとっていちばん大切な科目は国語である、と私は考えております。
先生方は、たいへんおいそがしい日常の指導の中で、相当な時間を割いて、子どもたちの国語力の向上の為に、この練りに練られた指導案を作成されたということで、たいへん感銘を受けました。
授業の後の討議会でも、各校の先生方から活発な質疑や指導的意見などが出され、若い先生方にとって、勉強になる良い機会だと思いました。
熱心な授業づくりを、これからも継続していただき、門真の子どもたちの未来の無限の可能性の開花に向けて、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。
皆さまおつかれさまでした(*^_^*)











2017年11月28日火曜日

大阪府当初予算編成に対する門真市要望 説明聴取会

本日午後は、自民党門真市議団で大阪府庁に出向き、平成30年度大阪府当初予算編成に対する、門真市要望 説明聴取会を傍聴しました。

司会進行は自民党 交野市選出 府議会議員 松本直高先生。府の理事者と市の理事者とが一堂に会し、以下の各項目についての要望を述べて、府の考え方を聴きました。

1 国民健康保険制度について
国に対して抜本的な財政支援措置を要望することなど)
2 子ども・子育て関連施策について
(安心こども基金の延長、交付金の適用拡大、継続など)
3 都市関連施策について
(寝屋川大東線の整備、住宅市街地総合整備事業の財源確保、モノレールの計画策定など)
4 教育関連施策について
(35人学級の拡充、スクールカウンセラー、生徒指導加配教員、子ども支援コーディネーターの拡充、専任司書教諭の財政措置など)

最後に発言の機会をいただいたので、市民の命を守るため密集市街地における整備促進と、モノレール延伸の早急化などを要望いたしました。

(写真は、お世話になりました松本直高府議会議員との記念ショットです。 )



2017年11月27日月曜日

門真校区 防災講演会

昨日、地域文化祭の後は、門真市立公民館にて開催された、門真校区 防災講演会へ。門真校区自治連合会の主催で、かどま地域防災サポート隊 事務局長 亀井一夫氏 のご講演「門真で起きる災害【地震と水害】」を拝聴しました。
途中、災害シュミレーションの迫力あるDVDも視聴し、あらためて日頃の備えと地域のつながりの大切さを、再確認いたしました。
たくさんの市民の皆さまが参加されていて、防災に対する意識の高さを感じました。
近未来に必ず起きるとされている南海トラフ地震では、被災範囲が広大なために、行政が対応できることのレベルは、相対的に低くなると言わざるを得ません。自助、共助、公助のうちの、自助(自分の家庭で災害に備える)レベルをまず上げ、地域で協力しながら共助レベルを上げていくことが重要です。
有意義な防災講演会を企画開催していただいた自治連合会の皆さまに感謝申し上げます(*^_^*)






第13回 地域文化祭

昨日の日曜日は南部市民センターにて開催された、第13回地域文化祭へ。門真第5地域包括支援センターが主催し、地域の方々、各関係機関が協力して実施している、毎年恒例の文化祭です。

一階のロビーには、絵画や手芸など、力いっぱい込められた作品が、ずらりと展示されていました。ひとつひとつが丁寧で、年季が入った力作揃いです。

式典では、門真市医師会 名誉会長の寺西強先生がご挨拶され、地域包括支援センターの役割は大きく、特にこれから、認知症を地域でどのように見守っていくかが重要課題であること、この「地域文化祭」の催しは、高齢者と地域をつなぐまちづくりの門真市におけるお手本となるものであり、さらに発展を願う、とのお言葉でした。

今年もステージは、門真なみはや高校のダンスにはじまり、かわいい幼児の手遊びや、いきいき百歳体操の指導など、バラエティ豊かなプログラムが組まれています。

その中で、今年は「健康で長生きメッセージ」として、実際に健やかに暮らしておられる高齢者の方々に聞いた、「長生きの秘訣集」が紹介されました。
たくさんのメッセージの中から、複数の方が挙げていたものをいくつかお伝えします。

・外出する
・何でも食べる
・おしゃべりする
・家族仲良く
・趣味を持つ
・おしゃれをする
・体操、散歩する
・自然に親しむ

いかがでしょうか。
ぜひ、ご参考にしていただき、門真市民みんなで一緒に、健康長寿を目指してまいりましょう(*^_^*)


























2017年11月26日日曜日

論語活学研修会

昨日土曜日は、京都市 霊山歴史館において、論語普及会主催の平成29年度 論語活学研修会が開かれ、参加いたしました。
安岡正篤先生に師事し、論語研究と普及の第一人者であられた伊與田覺先生の一周忌にあたり開催されたもので、伊與田先生の在りし日のお姿をビデオで拝見した後、パナソニック特別顧問の谷井昭雄先生と、論語普及会の目黒会長のご講演を拝聴しました。
谷井昭雄先生は、「伊與田覺先生と松下幸之助翁」を議題として、「人生 論語」の伊與田先生と、「人生 経営」の幸之助翁の、エピソードと人となりを織り交ぜながら、生き方の道しるべを説いてくださいました。
伊與田先生に、松下商学院での講師を依頼した時に、「お金を儲けるための教育は、しない」と先生に断られ、それに対して、「それで構いませんので、ぜひとも教えてほしい」とお願いしたというエピソードはいかにも伊與田先生らしく、なおかつ、幸之助翁らしいと思いました。
幸之助翁は、「品質管理も大事やが、もっと大事なのは、『人質管理』やで。」と、おっしゃったそうです。まさに、その通りだと思います。
また、谷井先生は、最近のテレビ番組についても言及されました。グルメ番組と、お笑い番組、旅番組ばかり。もっと日本が元気に発展する番組があるべき。お笑いは、昔の芸人は苦労に苦労を重ねて、やっと一芸を身につけたのだが、最近は、そうでないものが人気がある。グルメも旅も、悪いとは言わないが、どちらも楽しく遊ぶことばかり、これらは生きる目的ではない。「労せずして楽しい社会」の印象ばかりだが、これは如何なものか、というようなお話でした。私も、最近同じように感じています。テレビ番組に限らず、楽しく遊ぶことがあまりに簡単に、数多く手に入るようになり、本来もっと心静かに熟考すべき事柄が見過ごされたり、あるいは、地道にコツコツと信念を持って努力することが軽んじられたり、というような風潮の割合が急激に増え過ぎてはいないでしょうか。
谷井先生は、論語の中から次の一文を挙げられました。
「故きを温ねて新しきを知る。以て師と為るべし。」
今こそ、これではないか、と。
AIが発達し、ロボットが仕事をするようになっても、人間はそれらを使いこなすため、ますます賢明にならないといけない。

私にも、「『初心忘るるべからず』やで。」と、個人的にお言葉をいただきました。今日いただいた貴重なお話に感謝申し上げ、積み重ねた経験を活かしながら、初心を忘れず門真市の発展に尽くせるよう、頑張ってまいります。






平成29年度 第1回 門真市都市計画審議会

先週金曜日は、平成29年度 第1回 門真市都市計画審議会が開かれ、委員として出席いたしました。
審議案件は、「東部大阪都市計画生産緑地地区の変更について」ほか付議案件が計2件と、「東部大阪都市計画都市再開発の方針の変更について」ほか諮問案件が計3件でした。
門真市においては、計画的な再開発が必要な市街地及び再開発促進地区として、門真市北部地区461haが指定されています。
また、住宅市街地の開発整備の重点地区としても、門真市北部地区は指定されており、門真千石西町地区が新たに指定されました。
都市計画としてもう一つ、防災再開発促進地区として、やはり門真市北部地区が指定されています。
狭小敷地に老朽化した木造の建築物が建ち並び、防災上危険な密集市街地であり、防災性の向上を図るためにも、道路や公園等の整備を進める必要があります。
再開発を進めていくには、なかなか難しい課題がありますが、市民の命を守るという使命に鑑みれば、防災機能向上のためのまちづくりは、特に門真市において最優先に取り組むべき事項だと思えてなりません。
門真市都市計画は、今回一部修正されて諮問され、すべて賛成となりましたので、来年大阪府都市計画審議会が開かれ、都市計画変更が告示される見込みです。
計画に沿って、重点的に進めるべきところから確実に前に進めていけるよう、担当部署の行政手腕に期待し、引き続き審議会委員としてチェックしてまいりたいと思います。


2017年11月20日月曜日

大阪府市議会議長会 議員研修会

本日は、大阪府市議会議長会の議員研修会に参加。講師は、慶応義塾大学大学院教授の岸博幸先生でした。
テーマは「日本経済の展望〜地方活性への鍵」。
現在の景気を、「かなり良くなっている」とした上で、好景気は長く続くことはあり得ず、2020年以降、いわゆるオリ・パラ後はかなり厳しく(悲惨に)なると予想されていました。
働き方改革として、残業短縮と、「同一労働、同一賃金」を強調されていました。
2025年問題、団塊の世代が後期高齢者となる時期までに、社会保障制度の抜本的改革の必要性を述べられました。
「イノベーション(=新しい組み合わせで付加価値を産み出す)」が先生のキーワードで、イノベーションの成功例として、音楽産業に付加価値を生んだAKB48、起業しやすさ日本一を掲げて成果をあげた福岡市などを解説。
イノベーションに長けている、「最も尊敬する企業と経営者」として、守口市の白ハト食品工業株式会社を紹介されました。
社長の理念と従業員の幸せを追求する姿勢、事業展開におけるイノベーションを駆使して成長し続けている、日本の素晴らしい会社と、絶賛されていました。
最後に、大阪について、「ポテンシャルが充分ある、民間の力の強い街。人のクリエイティビティは非常に高い」と分析し、「それなのに、(今の状態は)
もったいない」と評価されました。
本日のお話を聞き、いろいろ感想を持ちましたが、大阪府 門真市としても、持ってるポテンシャルを活かさないのはもったいない、というところは共感です。
町にとって最大の資産は、人 であると思うので、市民力のポテンシャルを引き出して活かしながら、人口減少超高齢化社会に向かう流れの中で、行政の知恵もまた最大限発揮できるよう、市政の各施策のチェック、分析をしっかり行っていきたいと思います。


2017年11月19日日曜日

子ども食堂サミットin大阪

本日午後は、大阪府主催の「子ども食堂サミットin大阪」を聴講。府内に子ども食堂はすでに219箇所。(市町村照会分)
急速なスピードで増えている「子ども食堂」について、有識者、運営者、ユーザー(子どもたち)がそれぞれの立場でご発言され、現場の声がよくわかるサミットでした。

基調講演は、門真市でもお世話になっている大阪府立大学教授 山野則子先生。国の動きと、子どもの貧困の実態、そしてそこから見える実際に子どもにとって必要な仕組み、行政の事業をしっかりと機能させる仕組み作りのご提案を、今回も海外の日本の実例をひきながら解説されました。
門真市においても、山野先生にもご指導いただきながら、新規のモデル事業に取り組んでいますが、それを良い循環を生み出すようにスムーズに支援へと繋げていくことが必要です。
子ども食堂は、門真でも6箇所以上動き出しておられ、市の未来応援ネットワーク事業とも、人の連携で相乗効果を産む部分も少なからずあると思われます。
さらに言えば、プラットフォームとして最重要なのは学校であり、所管する部署同士の連携は言うに及ばず、 今年度より法定化されたスクールソーシャルワーカーを含むチーム連携が、子どもたちにとっての実質的支援の核となるわけで、行政として地道に丁寧に、取り組んでいくことを忘れてはいけません。
本日のサミットでは、にしなりこども食堂さんをはじめ、実際に子ども食堂を運営されている方々のお話も聞くことができ、理解が深まりました。
子どもたちを、明るく楽しく、心豊かに育てていきたいのは、どの市もみな同じ、誰でも当たり前の感覚です。重要なことは、それぞれの立場でできることを把握し、同じ方向を目指して協力していくことだと思いますので、今後も引き続き、地に足をつけてこの課題解決に向け知恵を絞ってまいります。

2017年11月18日土曜日

箕面 「學問の道 時習堂」

本日は、トラック協会女性の会の仲良しメンバーで、箕面滝道を歩きました。瀧安寺におまいりした後、川をはさんで向かい側に建つ時習堂を訪ねました。
『時習堂』というお名前は、『論語』の冒頭部分、「学んで時に之を習う、亦説ばしからずや」から採っておられるそうです。
館内には、松下幸之助翁ほか、多くの著名な経営者の人となりの紹介や、仏教詩人、坂村真民氏の直筆の書や書簡、そして、論語に代表されるたくさんの心の糧となる書物が「箕面文庫」として公開されています。
奥の和室「寺子屋」では、小学生(保護者も同席可)対象の論語塾が実施されていて、ちょうど今日が、今年度の塾の最終開講日ということで、設えが整えられていました。
ここ時習堂は、人間として何が大切かということを、改めて考えることができる貴重な施設です。
館長の、北山顕一先生は、門真納税協会で、人間力養成講座シリーズを開講して、地元企業経営者に毎回素晴らしいご講義を授けてくださっています。また、2015年2月に行われた門真市学校保健研究大会・北河内学校保健研究大会では、門真市学校保健会創立50周年記念講演の講師も務めてくださいました。あの時のお話に感銘を受けた市民の方も多かったと思います。
時習堂での気づきと学びを大切にして、今後の議員活動に積極的に活かしてまいりたいと思います(*^_^*)














 

2017年11月15日水曜日

全国市議会議長会研究フォーラムin姫路

本日は、姫路市にて開催されている全国市議会議長会研究フォーラムに、自民党門真市議団全員で参加いたしました。

最初に明治大学名誉教授の中邨章先生の基調講演を拝聴しました。テーマは、「議会改革の実績と議会力の向上」です。
現在門真市の議会改革協議会においても検討事項に挙がっている「議会基本条例」について、ここ10年間の考察と課題が示されました。議会基本条例は、議会に関する意識、認識を深め、議会内組織の検討改革に寄与する反面、条例を制定しても、形骸化し、真の改革に結びつかないリスクがあり、それが課題であるとのことです。作ったものの、結局形骸化するようでは、やはり良くないので、この点はしっかりと検討してまいりたいと思います。
また、地方議会の政策展望として、電子政府の提言がありました。デジタル5と呼ばれるのは韓国、イスラエル、イギリス、ニュージーランド、エストニア。中でも、スカイプを産んだエストニアではICT化がたいへん進んでいるとのこと。
門真市議会でも、議会改革でICT化をすすめ、タブレットを導入していますが、まだまだ今後、議会におけるICT化による効率化の可能性は拡がると考えられます。
中邨先生はこれからの議員像として、
1 国・首長に立ち向かう議員
2 Look Around 外部志向のつよい議員
3 ICTを駆使できる議員
4 勉強をする議員、族を目指す議員
5 むかしを振り返らない議員
の5つを挙げておられます。
このうち特に、外部にも目を向けること、ICTで効率化をはかれること、そしてよく勉強することなど、私も同意見ですので、さらに努力を重ねてまいりたいと思います。

第2部では、「議会改革をどう進めていくか」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。
駒澤大学教授の大山礼子先生は、投票率の低下、議員構成(女性、若者が少ない、職業分布の偏り)の偏りを課題として示されました。
門真市議会では女性議員の割合は、24%で、これは全国の市議会平均(25年度)13.1%よりも、かなり高いです。
日本全国では、まだまだ女性議員が少ない、と言えます。
国民の半分が女性なのですから、13%では少ない、ということです。この点においては、門真市は、より開かれている議会であると考えることができます。
また、東京大学教授の金井利之先生は、議会基本条例、議会改革について、厳しい指摘を次々とされました。議会基本条例の形骸化の危険性、政務活動費は議員に現金をさわらせないようにして、解決すべきであると。
たしかに、他市において政務活動費で数々の問題が発生している現実があるので、制度改革が必要だと思います。
金井先生のご意見の中で、日本では立候補することのリスクが高い、ということから、「結果的には、リスクを負わない世襲・地縁的な家業としての政治屋か、年金生活者か、自営業者しか、あるいは、リスクをものともしない一発屋か、しか立候補できない。極めて不健全である」というご見解がありました。ずいぶんスパッと斬り込んだご指摘ではありますが、なかなか明確かつ厳しい分析だと思います。
また、議員提案の政策条例については否定的なご意見で、予算チェックこそが重要、そこに政策判断も含まれる、と示されました。
同志社大学大学院教授の新川達郎先生は、議会基本条例は「理念」を生かさなければならないこと、議会改革の「検証」を十分に行うべきことを示されました。そして、住民意見聴取の重要性、それもできるだけ広く意見を聞く、と。これは最も重要なことであり、全くその通りだと思います。
そして、もうお一人、姫路市議会議長 川西忠信先生は、姫路市で23年に制定された議会基本条例の具体的な取り組みについて発表されました。姫路市では、反問権を導入し、6年間で2.3回、実際に行使されたとのことです。今後の方策として、本会議や委員会を市民に身近に感じてもらうこと、予算決算審査のあり方の見直しを挙げられ、これは門真市議会にとっても同様の課題があり、やはり地方議会どこでも、難しい問題が共通していると思いました。特に議会を身近に感じてもらうことはなかなか難しい課題です。姫路市では議員47名中、女性は5人。割合は、11%です。門真市は、かなり高いですね。

研究フォーラムは、明日に続きます(*^_^*)


2017年11月13日月曜日

参議院議員 松川るい先生

今夜は、参議院議員 松川るい先生を育てる会 に出席しました。
清和政策研究会 会長の衆議院議員 細田博之先生、自民党大阪府連 会長の衆議院議員 中山泰秀先生も駆けつけられ、たいへん盛況なパーティーでした。
松川るい先生は、ごあいさつの中で、10月の衆院選での自民党議員に対する温かいご支援に、感謝の思いを述べられました。
そして、重点的に取り組む三項目として、
「外交安全保障」
「医療、社会保障、子育て」
「大阪の経済回復」を挙げられました。
松川るい先生には、大阪府選出の参議院議員として、様々な情報をご教示いただき、常に学ばせていただいています。
これからも、共に情報交換し、研鑽を積みながら、門真市、大阪府、日本をより良くすることを目指して、地方議員として精進してまいりたいと思います(*^_^*)

2017年11月12日日曜日

門真市民コンサート

本日午後からは、ルミエールホールにて開催の門真市民コンサートへ。
門真市音楽協会さんが、門真の子ども達の情操教育として、『ヴァイオリン講座』を開講し、子ども達のアンサンブル「ジュニアストリングス」を始動。本日の第一部で、演奏が披露されます。
市民力が産みだす門真の文化。コツコツと時間と情熱をかけて育て、少しずつ花開いていく様子を感じる今日のステージを、楽しみにしていました。

間もなく開演です(*^_^*)







2017年11月6日月曜日

門真三中 創立50周年 記念式典

門真三中 創立50周年記念式典 第2部は、式典が挙行されました。
校長先生の挨拶の中では、やはり合唱についてふれられました。
「一つの目標に向かってまとまり、生徒全員が感動を共有し、結びつくことを目指して取り組み始めた『合唱』も今日まで歌い継がれ、本校の大きな伝統の一つとなっています。」

生徒達が母校と自分達に誇りを持てる、合唱の取り組み、とてもすばらしいと思います。

PTA会長さまも、三中の卒業生ということで、合唱の思い出を「練習を重ねるうちに、声がそろってくる」と、懐かしそうに語っておられました。

生徒会作成のビデオでは、子ども達が生徒会活動の中で、実に多くの役割をこなし、多彩な作業に熱心に取り組んでいる様子がよくわかりました。頼もしいです。

そして、記念講演として、三中の卒業生で、現在、東京大学大学院教授 工学博士の、西林仁昭先生がお祝いのスピーチをされました。

スピーチのテーマは、「一度きりの人生 明るく楽しく悔いなく!」

西林先生は、二島小出身で、二島ジャガーズで野球をし、三中でも野球部で活動されたそうで、生徒たちにとっては身近な先輩です。その後、高校、大学と進学し、現在は東大の研究室で、化学者として世界レベルの研究をしておられる先生です。
子ども達に向けて、とても良い刺激になる、夢にあふれたスピーチでした。

先生の教えの中から、「大事なこと三つ」

1.努力を継続する(継続は力なり)
→今やれることを今やる(目の前のことを全力で)

2.人との出会いを大切にする(一期一会)
→世間は狭い、何処かで助けてもらっている

3.感謝する気持ちを忘れない
→挑戦する機会がある幸せ

そして、最後にノーベル化学賞のPrelog先生の言葉を引用され、
「楽しんで仕事(研究)する!」と教えてくださいました。

身近な先輩が、社会に出て世界的な研究をしている化学者となっておられる、という事実。そして、実際に小中学校の頃から現在までの人生を、言葉で語っていただき、子ども達にエールを送っていただいたということは、子ども達にとって、とても貴重な体験であり、たいへん有意義であったと思います。

西林先生の素晴らしいスピーチで、式典も最後までピシッと決まり、とてもいい記念式典になったと思います。

関係者の皆々様、おつかれさまでした。
創立50周年、誠におめでとうございます。

2017年11月5日日曜日

門真三中 創立50周年 音楽祭

11月4日(土)、門真市立第三中学校 創立50周年記念式典が挙行され、参列いたしました。

第1部の音楽祭。
素晴らしいコーラス!!
感動しました。

全校合唱でアカペラの「校歌」にはじまり、中学生らしく瑞々しい「涙をこえて」。
そして、1年学年合唱はフレッシュな「そのままの君で」
2年学年合唱では心に染み入る「見上げてごらん夜の星を」
3年学年合唱は、最高学年らしく壮大でおおらかなる「大地讃頌」
記念式典のためにと練習されたのは、演舞・太鼓も加えたド迫力の「ソーラン節」
ラストは未来へ輝く命を歌い上げた、「ヒカリ」。

歌声の一体感、そして力強い指揮、伴奏。曲目の紹介として各曲の前に語られた、美しい日本語の文章。全部が、とても良かった。とても、感動しました。
これら全て、中学生の皆さんが、考え、練習し、全員でやり遂げたことです。

50周年記念誌には、こう記されています。

(昭和51年当時、風紀の乱れがあり、『誇りを持てる確かなものを』との思いから、幾度も討議を重ね『音楽祭』が始まった。)

「全学年で取組む『音楽祭』を行っているのは、門真市内の中学校では本校だけであり、第1回から連続して、昨年、第40回音楽祭が行われた。例年1学期にコーラスコンクールを行い、クラス合唱を披露する。2学期はさらに発展させ、学年合唱、全校合唱に取り組む。そして3学期には、1年間の集大成として卒業式に学年合唱に加え、3曲の全校合唱を披露する。」

「音楽祭誕生とその歴史を振り返り、そこに込められた想いと、確実に継承してきた伝統が三中の誇りであると実感している。学校に根付いた伝統を守ることで、新たに入学する生徒も自然にそれに溶け込み、責任と誇りをもって歌う姿は、見ている者を感動させる。『音楽祭』は単なる校内の音楽行事ではなく、学校、保護者、地域の方々が一つになって守り続けられている伝統行事となっている。『誇りを持てる確かなものを』という当初の願いは実現され、今後、受け継がれていくことを願っている。」

創立以来50年、約12000人の卒業生を送り出してきた三中、そして音楽祭は今年で41回目であり、生徒達のあふれるエネルギーを、先生方のご指導のもと、一体感のある合唱という形に昇華させて、保護者や地域の大人達を感動させてきた。これこそまさに、学校の「伝統」であり、「文化」であり、子どもたちにとって「母校の誇り」であるに違いありません。そして、これまでこの良き伝統を守ってきた先輩達に対して、自然と子ども達から「感謝の言葉」が出てくるわけです。

長い時間をかけて、守り育ててきたものが、着実に豊かな果実を実らせている。
そのことをしっかりと感じさせていただいた、50周年記念音楽祭でした。