本日は、午前に行われました門真市幼児教育振興検討委員会を傍聴しました。
議題は、門真市就学前教育・保育共通カリキュラム(素案)について。今日の委員会では、「年齢別カリキュラム」「小学校への接続」の2項目について、それぞれ検討されました。
年齢別カリキュラムでは、0歳〜5歳児を7つの段階に分けて、子どもの発達段階での特徴に応じた「ねらい」が定められ、具体的な内容が列記されています。例えば、「おおむね6カ月未満」の赤ちゃんに対しての「ねらい」は、
◯ゆったりとした家庭的な雰囲気の中で依存欲求を満たし、安心して過ごせるようにする
など。
具体的な《内容》としては、
・保育教諭等に抱かれてゆったりとミルクを飲み、安心して眠り、心地よい生活リズムで過ごす。
・体調のよい時は沐浴をしてもらい、気持ちよく過ごす。
など。
さらに、《環境構成と援助》として、
・一人一人の発達を把握して生活リズムの安定を図り、落ち着いた環境の中で生活ができるようにする。
・わらべ歌、触れ合い遊びなどでスキンシップを大切に行い、安心できる大人との関係を深めるようにする。
など。
また、小学校への接続については、就学前教育から小学校教育はの円滑な接続のために、保育教諭等・教職員同士の交流、情報共有、相互理解など連携の必要性が記されています。門真市内の幼稚園・保育所・認定こども園と小学校の連携、交流で培われた経験を活かしつつ、公開保育や研究会の機会をさらに活用し、より一層段差のない円滑な接続を目指していく必要性が
あるとされています。
門真市は、教育の向上を重点施策の一つの柱とし、継続して取り組んできています。子どもたちが、自分の未来を自分で切り開いていく、生きる力を身につけることこそが教育であると私は思いますので、幼児期の就学前教育・保育のあり方はきわめて重要であるに違いありません。行政が目指す子どもの姿、方向性を、家庭(保護者)が情報共有できることも大事だと思います。
門真市就学前教育・保育共通カリキュラムの作成について、引き続き注目してまいりたいと思います。
さて…(ここからは自論です)
私自身の経験から言えば、それぞれ次々大きくなる子ども達を、大きな事故なく育てていくのに精一杯で、なかなか家庭内で「理想の子育て」を実践するのはとてもむずかしいもの。
お母さんは気持ちをゆったりと持つことが大事で、いろいろ、できてなくても気にしないぐらいでちょうどいいかもしれません。子ども達の未来のために、という理念さえブレなければ、あとは自分のバランスをどうとるか、だと思います。
書籍やネットから、より良い子育てについての情報もたくさんもらいましたが、活かせたのかと問われると自信は全くありません。そしていつの間にか、子ども達は全員大人になりました。
子育てにおいては、子ども達に関わってくださった、夫の両親、地域の方々、保育園・小学校・中学校・高校の先生方、友だち、友だちのお母さん、バドミントンのコーチ、書道の先生、ほか全ての子どもたちの周りの方々のおかげさま。
感謝しかございません。いつもありがとうございます。(*^_^*)