市役所にて、議員の勉強会が開かれました。講師は、世界で培ったビジネス創造や事業再生のノウハウを駆使して地域再生、支援に取り組んでおられる #福井正輝 氏。
昨年7月に、自治体DXをテーマに議員勉強会の講師をおつとめいただき、本日は2度目のご登壇となりました。
「門真市民ならどんな門真市であってほしいか?」
「どんな門真市なら住み続けたいのか?」
この問いの答えに近づくためのヒントを、2時間のディスカッションの中で模索する試み。議員それぞれの目指すものと、先生が日本各地で手がけてこられた地域力向上の取り組み具体例の、リンクする部分を教えていただき、いろいろと参考になりました。
行政の施策は、年度単位で考えることがベースですが、「住み続けたい市民」が「町を良くするために頑張り続けたい」事業は継続性が不可欠。この、継続性の担保は、ひとつのポイントで、行政サイドも工夫が必要だと思います。門真市は、「市民力」がたいへん高いまちであると私は考えておりますので、その“優良資産“を活かすためにも、より深い理解と共感の姿勢が求められます。
また、子ども達のキャリア教育のエピソードがありました。楽しい体験やゲームなどではなく、子ども達が見たことのない、遠くの街(浅草)を見学し、その街づくりを担ってきた大人達(浅草商店連合会役員)の話をじっくりと聞かせ、考えさせる。そのことによって、結果として、子ども達の学力が県下トップに向上したこと、大人達の取り組みも継続してステップアップしていることを話され、たいへん興味深く拝聴しました。
門真市においては、パナソニックの本社所在地であることから、デジタル化においてあらゆる方向の可能性がある、と。高齢社会において、デジタルの利点を最大限活かし、欠点を最小限にとどめるためにも、高度な専門家がたくさんおられる地元企業と連携を取らない手はないと思います。
いただいた知見を参考に、今後の活動に活かしてまいります。
ありがとうございました。
(写真は、昨年行われたKADOMA ART FES の時に撮影したものです)
※福井氏が携わられた、皆野町のデジタルエコ農園