2023年6月24日土曜日

多文化共生実践講座





 共生社会推進委員会主催の研修会、「多文化共生実践講座と多文化交流会」が都島区民センターで開催されました。

介護福祉関連の学校に通っている留学生の方など、日本で暮らしている外国人の方々をゲストに迎え、大阪国際交流センター常務理事 梅元さまのご講義の後、交流会で意見交換しました。

大阪市で暮らす外国人の数は、2023年3月末現在、154,722人。これは人口2,741,587人の5.56%にあたります。20人に1人以上は、外国人の方、ということです。

門真市は、3月1日現在、人口117,650人中、外国人の方は3,523人で、ほぼ3%です。

外国人だからといって、みんな英語ができるわけではないので、やさしい日本語で話しかける方が良い場合も多くあるそうです。

やさしい日本語の基本ルールは、


一文を短くする

カタカナ・外来語はなるべく使わない ○時間や年月日は、外国人にも伝わる表現にする

○ あいまいな表現、二重否定の表現は避ける

書くときは、すべての漢字にふりがなをつけ、ローマ字は使わない

方言は使わず、 標準語で話す

とのことです。

大阪市市民局ダイバーシティー推進室 人権企画課発行の多文化交流お助けガイド『何でも聞いてや!』には、言葉や文化の違う外国人と日本人、お互いが理解を深めることができるよう、楽しみながら実践できる内容が記載されています。

交流会では、「文化や習慣の違いで、ダメなことや失礼なことを、そうとわからずに、外国人がしてしまった場合、黙って(我慢する、怒らない)人が多いけれども、間違いを指摘して教えてくれる方が、ありがたいです」という、ベトナムの女性のご意見がありました。ちょっとしたことでも、教われば同じ間違いをしなくて済むようになるので、と。納得のご意見です。

「まちでの声かけ」から、お互いの理解が深まり、地域でのつながりが生まれます。活力ある魅力的な町をつくっていくためには、人と人とのコミュニケーションこそが、基本中の基本として、大切だと思います。そして、みんなが楽しく暮らせる共生社会の実現に、近づけていきたいと思います。


2023年6月20日火曜日

文教子ども常任委員会質問・答弁①母子保健・児童福祉一体的相談支援機関運営事業について

 6月20日に開催された、文教子ども常任委員会におきまして、所管事項に対する質問を行いました。

これに先立って、6月14日に、Children Firstのこども行政のあり方勉強会が自民党本部で開かれ、オンラインで私も参加しました。その内容は、

①「こども家庭庁の取組と今後について」こども家庭庁より報告

②「地方議員からの要望」Children Firstのこども行政の在り方勉強会地方議員連絡会より

でした。この勉強会は、参議院議員 #山田太郎 先生と、#自見はなこ 先生が共同事務局を設置して進めておられる取組の一部で、すでに40回近く開催されています。この日は、衆議院議員 #野田聖子 先生もご登壇されました。

この勉強会の日に、上記の地方議員連絡会より、#小倉将信 内閣府特命担当大臣、#永岡桂子 文部科学大臣、#河野太郎 デジタル大臣 あてに、「こども政策」実施にあたっての要望書が手交されました。要望は10項目ありますが、その中で、門真も今年4月から人員体制を組んで新たにスタートしている、母子保健・児童福祉一体的相談支援機関運営事業について、具体的な業務内容の確認も含め、質問しました。引き続き、こども行政のあり方、こども政策について、国と市の動きを研究しながら取り組んでまいります。


◇文教こども常任委員会での質問・答弁です

母子保健・児童福祉一体的相談支援機関運営事業について 

(質問)

令和4年6月、児童福祉法等の一部を改正する法律が定められました。 児童虐待の相談対応件数の増加など、子育てに困難を抱える世帯がこれまで以上に顕在化してきている状況等を踏まえ、子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化等を趣旨とする改正でありました。

この法改正により、市町村は児童福祉と母子保健に関する一体的な相談支援を行う「こども家庭センター」の設置に努めることとさております。今年度から本市では、母子保健・児童福祉一体的相談支援機関運営事業を開始し、統括支援員が配置されていますが、統括支援員として具体的にどの様な業務を担っているのかお教えください。

 

(答弁)

統括支援員の具体的な業務としましては、子育て支援課と健康増進課の兼務とすることにより、これまで家庭児童相談センターが担っていた業務に加え、健康増進課が実施するハイリスク妊婦事例検討会等へも参加し、家庭児童相談センターが把握する情報の共有を行いながら、支援方法について検討を行うなどの連携強化に努めており、支援が困難なケースについては支援方法の助言をするとともに関係機関との調整を実施しております。

各システムを改修しそれぞれの情報が円滑に確認・共有できることから、引き続き切れ目のない支援の実施に鋭意努めてまいります。

 

(質問)

門真市での「こども家庭センター」の今後についてお聞かせください。

 

(答弁)

「こども家庭センター」につきましては、児童福祉と母子保健が、必要な情報の連携強化を進め、支援が必要な家庭への子育て支援の拡充が求められています。

今後におきましては、国の動向にも注視しつつ、各関係機関と調整を図り必要な支援を提供できる体制づくりに努めてまいりたいと考えております。

 

ありがとうございます。

こども政策については、自民党の地方議員が多数参加する、Children Firstのこども行政のあり方勉強会地方議員連絡会が、要望書をまとめ、小倉内閣府特命大臣他に先ごろ提出したところです。

地方議員の声をまとめた要望は10項目にわたりますが、その中に、こども家庭センターの設置に向けても、国への要望を盛りこみ、直接政府へと届けています。

国の動きとも連携しながら、門真市の子育て世帯に対する支援が、拡充されるよう、ご期待申し上げます。







2023年6月19日月曜日

大阪実践経営塾45周年記念式典

 大阪実践経営塾が創塾45周年を迎え、記念式典が盛大に開催されました。

経営者が集う勉強会は、たくさんあると思うのですが、半世紀間近の歴史ある会、そのお仲間にかれこれ30年近く入れていただける機会はそれほど多くはないものです。

私自身は、エコトラックを起業するずっと前からご縁を賜り、経営に携わるようになってからは、実に多くの例会や研修会に参加させていただき、学びを頂きました。市議会議員として活動を始めてからも、人間学、人生観を学べるこの塾は、より一層大切な学び場となりました。

伊與田覺先生に論語を学び、谷井昭雄先生に経営者の心得を教えていただき、北山顕一先生に道話を教わり、、とても全ては書ききれませんが、錚々たる先生方が、全く垣根なく至近距離で、目の前の進むべき道を照らしてくださいました。

そして、一緒に学ぶ、塾生の皆さまの背中に、生きた経営を習得させていただきました。

勉強だけではなく、懇親会や交流イベントも多く、まさに一張一弛、楽しい集いにもたくさん参加させていただきました。

振り返ればもうこんなに歩いてきたのかと、45周年という節目の年に、盛大に式典を催すことができたことは実に感慨深いものがあります。

これからの未来の更なる発展に向けて、若い経営者の方々にしっかりと引き継いでいけるよう、歩みをとめないことが、先輩の皆様方への恩返しになるものと思います。

記念式典のアトラクションとして、門真市に本拠地を置き、市とホームタウンパートナー協定を結んでいる、関西フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリニスト、野口まつのさんと、お仲間のピアニスト吉岡麻梨さん、チェリスト石本卓斗さんをお迎えし、胸踊る、心弾む、豊かな気持ちに包まれるミニコンサートを演奏していただきました。お祝いの席にふさわしい、美しく華やかな演奏に、感謝の気持ちでいっぱいです。

ホテルアゴーラ守口さんにも、今回もたいへんお世話になりました。

皆さまありがとうございました。











2023年6月18日日曜日

七中校区フェスティバル















五月田小学校にて、七中校区フェスティバルが開催されました。七中校区(七中、五月田小、二島小)の子ども達に、一日楽しく過ごしてほしい!と、地域会議が主体となって実施している校区恒例の一大イベントです。

フリマや手作り品販売、屋台やゲーム、くじ引きなどのブースと、プラ板ワークショップ、学校用品リサイクルコーナーもあり、子ども達はもちろん、大人もみんなで楽しめて、大賑わいとなりました。

ステージも作られて、いろいろなパフォーマンスが披露され、歓声が上がっていました。また、消防団の皆さまも、万一に備え消防車を待機、展示していただきました。

地域の皆さまにおかれましては、前日は気温が高く、酷暑の中ご準備いただき、また本日も一日、子ども達の笑顔のためにご尽力いただきました。

誠にありがとうございます。

薫蓋樟懇談会


薫蓋樟保存会の皆さんと、樹木医、大阪府及び門真市の文化財担当者が一堂に会する、『薫蓋樟懇談会』が4年ぶりに開かれました。

樹木医の先生から、枝葉の具合についてのご指摘(先端に枯れ枝が目立つ、葉が小さい、など)があり、対応策として、肥料の配合や施肥場所を変更してみてはどうかとアドバイスをいただきました。

私からは、「『薫蓋樟保存会』は、本日のように懇談会を開催するなど、薫蓋樟の保存、継承に、真摯に取り組んでいる。しかし保存会があまり知られていない。先般、市のホームページで、新たに、薫蓋樟保存会について、記述していただいたが、市及び、大阪府には、さらなる認知度アップも検討していただきたい。」との要望を述べました。

樹齢千年を超えると言われている薫蓋樟、まだまだ後世へと引き継いでいけるように、薫蓋樟保存会の皆さまと共に取り組んでまいります。


2023年6月8日木曜日

二島小学校 環境学習

 門真リサイクルプラザ エコ・パークにて、二島小学校の4年生を対象に環境学習が実施されました。

ゴミ処理施設、ゴミ収集車の見学等が行われ、午後からのプログラム、玉ねぎの皮を使用した染物体験と、4R(リデュース・リサイクル・リユース・リフューズ)についてのお話を見学させていただきました。

ガーゼのハンカチに、輪ゴムでくくって、ひとりひとり全部違う柄の、絞り染め作品ができ上がりました。普段廃棄している野菜の皮から染物ができること、工夫によりオリジナルのデザインが生まれること、4Rを知って地球環境の持続可能性について考えること、など、今日の学習内容が、さまざまな視点で考えるきっかけになればと思います。

染める液などの準備作業から、講義、実演、後片付けまで、布クラフトの皆さまにお世話になりました。ありがとうございました。また、担当課、引率の先生方も、おつかれさまでした。