6月20日に開催された、文教子ども常任委員会におきまして、所管事項に対する質問を行いました。
これに先立って、6月14日に、Children Firstのこども行政のあり方勉強会が自民党本部で開かれ、オンラインで私も参加しました。その内容は、
①「こども家庭庁の取組と今後について」こども家庭庁より報告
②「地方議員からの要望」Children Firstのこども行政の在り方勉強会地方議員連絡会より
でした。この勉強会は、参議院議員 #山田太郎 先生と、#自見はなこ 先生が共同事務局を設置して進めておられる取組の一部で、すでに40回近く開催されています。この日は、衆議院議員 #野田聖子 先生もご登壇されました。
この勉強会の日に、上記の地方議員連絡会より、#小倉将信 内閣府特命担当大臣、#永岡桂子 文部科学大臣、#河野太郎 デジタル大臣 あてに、「こども政策」実施にあたっての要望書が手交されました。要望は10項目ありますが、その中で、門真市も今年4月から人員体制を組んで新たにスタートしている、母子保健・児童福祉一体的相談支援機関運営事業について、具体的な業務内容の確認も含め、質問しました。引き続き、こども行政のあり方、こども政策について、国と市の動きを研究しながら取り組んでまいります。
◇文教こども常任委員会での質問・答弁です
【母子保健・児童福祉一体的相談支援機関運営事業について】
(質問)
令和4年6月、児童福祉法等の一部を改正する法律が定められました。 児童虐待の相談対応件数の増加など、子育てに困難を抱える世帯がこれまで以上に顕在化してきている状況等を踏まえ、子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化等を趣旨とする改正でありました。
この法改正により、市町村は児童福祉と母子保健に関する一体的な相談支援を行う「こども家庭センター」の設置に努めることとさております。今年度から本市では、母子保健・児童福祉一体的相談支援機関運営事業を開始し、統括支援員が配置されていますが、統括支援員として具体的にどの様な業務を担っているのかお教えください。
(答弁)
統括支援員の具体的な業務としましては、子育て支援課と健康増進課の兼務とすることにより、これまで家庭児童相談センターが担っていた業務に加え、健康増進課が実施するハイリスク妊婦事例検討会等へも参加し、家庭児童相談センターが把握する情報の共有を行いながら、支援方法について検討を行うなどの連携強化に努めており、支援が困難なケースについては支援方法の助言をするとともに関係機関との調整を実施しております。
各システムを改修しそれぞれの情報が円滑に確認・共有できることから、引き続き切れ目のない支援の実施に鋭意努めてまいります。
(質問)
門真市での「こども家庭センター」の今後についてお聞かせください。
(答弁)
「こども家庭センター」につきましては、児童福祉と母子保健が、必要な情報の連携強化を進め、支援が必要な家庭への子育て支援の拡充が求められています。
今後におきましては、国の動向にも注視しつつ、各関係機関と調整を図り必要な支援を提供できる体制づくりに努めてまいりたいと考えております。
ありがとうございます。
こども政策については、自民党の地方議員が多数参加する、Children Firstのこども行政のあり方勉強会地方議員連絡会が、要望書をまとめ、小倉内閣府特命大臣他に先ごろ提出したところです。
地方議員の声をまとめた要望は10項目にわたりますが、その中に、こども家庭センターの設置に向けても、国への要望を盛りこみ、直接政府へと届けています。
国の動きとも連携しながら、門真市の子育て世帯に対する支援が、拡充されるよう、ご期待申し上げます。