自民党 組織運動本部女性局・都道府県連女性局による、『女性視点の防災・減災に関する提言(案)』についてのオンライン会議が行われました。
(#国光あやの 参議院議員・#高橋はるみ 参議院議員・#石田まさひろ 参議院議員)党女性局が、党女性活躍推進特別委員会と合同で、すでに石川県連女性局やNPO団体等から被災時の課題をヒアリングしており、提言書として取りまとめ作業が進んでいます。
本日は、案文が示され、全国の女性議員からの質疑があり、これらを加味して、さらにブラッシュアップされるものです。
提言(案)は4つの大項目があります。
【迅速な災害対応に資する事前の体制強化】行政・防災担当部署の女性職員の配置促進や、防災会議等への女性の参画、地域コミュニティやNPO法人等との平時からの連携強化など。また、能登の被災地の水道復旧の遅れから、水道の早期復旧のための上下水道の基盤強化等も。
【多様なニーズに配慮した避難所運営の推進と支援の実施】避難所に女性・高齢者・障がい者・赤ちゃん連れ家族スペース等を設置。保育所の財政的支援、仮設トイレに手すり設置、女性用物資の配布時の工夫、女性に負担が偏り過ぎないようローテーションを組むなど役割分担ほか。どれも、実際に被災地からの声に基づく、重要かつ切実な視点です。
【復興期におけるさまざまな支援の強化】定員以上の人員を受け入れている介護福祉施設の実情に鑑み仮設の介護福祉施設の増設等、被災児童生徒の他校での部活動等の交通費助成、DVや児童虐待等の相談体制の充実など。災害時は、DV等が悪化する例があるので、対策に万全を期す必要があります。
【被災して地元から離れた被災者に対する支援の強化】地元からやむを得ず離れた被災者が孤立しないよう精神的サポート、地域の過疎化が進まぬよう人口減少対策など。
いずれの項目も、女性の視点が反映されている指摘が数多くあり、これまでは「困るけれどもなかなか声に出して言いづらかった」ことも、女性議員の活発な活動、発言で、提言書という形となって国政に反映されることは、たいへん良いことだと思います。門真市においても、女性視点の防災、減災のあり方を、より良いものにするために、共に学びながら、前に進めてまいりたいと思います。