第一部は、中出悦子先生のレクチャー。オペラには①レチタティーヴォ ②ソロ(アリア)③数人の重唱④合唱 などのパターンがある。ヴァーグナーは「総合芸術」と呼んだそうです。
Operaとは「仕事」「作品」の意。母音の多いイタリア語で盛んに歌われたとか。いろいろ、興味深いレクチャーを聴かせていただきました。
そして第二部はオペラの中でもいちばん有名な曲ばかり歌ってくださり、詳しくなくても充分楽しめる曲目でした。第三部では趣向を変えてミュージカルの名曲を。特に、『オペラ座の怪人』はすごい迫力!名演でした‼︎
見慣れたレセプションホールが、この時間だけはオペラハウスに、ミュージカルシアターにと変身しました。
ソプラノの端山梨奈さん、テノールの谷浩一郎さん、お二人は音大の同級生とのことで息もぴったり、歌の世界にどんどんひきこまれました。お二人は門真での公演は今日が初めてとのこと、ユーモアを交えたMC、門真市へのおきづかい、全てが素敵でした。
門真市音楽協会は、昨年30周年を迎え、門真での音楽文化芸術を推進する催しを長年にわたり実施してきておられます。本日もとても心豊かな時間を共有させていただきました。
門真市が取り組む文化芸術推進基本計画の作成に携わる職員の皆さん、特に若手職員の皆さんにも、ぜひコンサートに足を運び、芸術に触れることをおすすめします。