本日、自民党を代表しての、代表質問を行いました。質問項目は、
選挙ビラ及び選挙公報の記述について
2025年問題について
門真まつりについて
無償化の財源について
事務事業継続検証審議会について
府営住宅の移管について
市役所改革について
財政について
以上8項目です。
再質問が、一度だけ許されていますので
「財政について」のうち、特に、東市政についての評価について。
そして「選挙ビラ及び選挙公報の記述について」再質問を行いました。
選挙公報
https://www.city.kadoma.osaka.jp/senkyo/shichosenkyo/pdf/senkyokoho.pdf
公約には、「市長報酬20%カット!退職金ゼロへ!」と書かれてありますが、
実際には、門真市では、ずっと以前より、市長報酬は25%カットされていて、退職金はずっとゼロです。宮本市長は、選挙の時に、この事実を「認識していた(知っていた)」と、答弁しました。
知っていたのであれば、この公約は、単なる誤りではありません。
「でたらめの公約」です。(でたらめ=いいかげんなこと。また、そのさまや、そのような言動)
この、「でたらめの公約」につき、7つの真実を問いただしました。
①「でたらめの公約」で市長選を戦い、市民の皆さまをだましました。市民の皆さまに対して、良心の呵責、すなわち、まちがったことをしてしまって申し訳ないという気持ちを感じませんか。
②市長選では、多くの支援者の方々が、猛暑の中、一所懸命に、「でたらめの公約」のビラを、手渡しで配布し、あるいはポスティングしておられました。市長の支援者の中には、市長のお父様やお母様をよくご存知で、息子だからと、いわば親心をもって、応援しておられる高齢の方々も数多くおられます。その支援者の方々にも、でたらめの片棒を担がせました。まちがったことをしてしまって申し訳ないと思いませんか。
③市長のビラは、おおさか維新の会のビラとして配布されました。松井知事の写真が大きく載っている、別のビラにも、やはり「でたらめの公約」が載っています。ずっと以前から市長退職金はゼロで、市長報酬は25%カットされていた事実、すなわち公約がでたらめであることを、党代表の松井知事も承知していたのですか。承知していたのならば、党ぐるみで、でたらめな公約を宣伝したということです。それとも、市長個人だけが知っていて、党には真実を言いませんでしたか。
④このでたらめが発覚すれば、市長個人だけではなく、おおさか維新の会全体に対しての批判がなされることは、容易に予見できたはずです。もし事前に、この公約がでたらめだと発覚していたら、それでも、党の公認がもらえたと思いますか。
⑤市長は、3年前の市長選にも、出馬する意思があったけれども、迂回寄付問題が事前に発覚し、断念しました。当時の新聞記事の一部を紹介します。
(中略。新聞記事より一部引用しました)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC10032_Q3A410C1AC8000/
http://www.sankei.com/west/news/130408/wst1304080001-n1.html
記事からは、宮本市長は、所得税控除を目的に、迂回寄付という手法を用い、最大で約192万円の税控除を受けたと読み取れますが、これに間違いないですか。また、後日、自ら修正申告して、控除を受けた税金を自主的に納めることも可能であったはずですが、納めましたか。納めたならば、それを証する書類を公開することは、たやすいはずですが、公開しますか。
⑥3年前の迂回寄付問題、今回のでたらめの公約問題、これらは市長個人から発せられた問題であり、門真市のイメージを大きく損ねました。830人の市の職員に対し、首長としてこれから指示命令を出し、職務を遂行していくための、信頼を得ていくことが可能であると思いますか。でたらめの公約でだました、12万5000人の市民の皆さまの信頼を、得ていくことが可能であると思いますか。
⑦最後の質問です。
オリンピックでは、たとえ一等賞の選手でも、ドーピングの不正が発覚すれば、金メダル剥奪です。宮本市長は、何をもって、自分がしたことの責任をとりますか。
以上が、再質問の内容です。
質問は原稿がありますが、市長の答弁は、メモの走り書きしかありませんので、
ごく一部になりますが、ご報告します
宮本市長の答弁の一部
①公約が、でたらめだとは、思っていない。
(良心の呵責とかは、でたらめだと思っていないので、)ない。
②①に同じ。支援者の皆さんには感謝している。
③松井知事には、説明してある。その上で、公認をもらっている。
④(公認をもらっているので、答弁なし)
⑤納めた。180万くらいと記憶している。(証を)公開するかどうかは、今後検討する。
⑥市民の皆さまのところへ出向いて、自分の言葉で話をすることが、大事だと思っている。
(もう少し長い答弁でしたが、書き取れませんでした。すみません)
⑦(でたらめと思っていないから、答弁なし)
以上です。
答弁により、明らかになったことは、
・市長は、でたらめと認識していない
・松井知事は、この公約について、説明を受けていた。そのうえで、公認を出した。
この2点です。
些少な間違いや、うっかりした小さなミスは、誰にでもあると思います。
しかし、この一節は、公約の、柱の部分であり、最重要の箇所のはず。
そこが、でたらめ であることは、見過ごせない問題であるとして、自民党は追及しました。
市民の皆さまから、公約にまんまとだまされた、という声を多数お聞きし、その声にお応えして
議会の場で、ただしましたが、答弁中には、市民の皆さまや支援者の方々に対する、謝罪のことばなどはありませんでした。
おおさか維新の党が、このでたらめの公約を、説明を受けて承知したうえで、公認を出した、ということも、これはまた、大問題だと思います。
他の候補者の方々の公約も、まったくのでたらめ なのかもしれない、ということになります。
自民党 門真市議 池田治子