2018年6月29日金曜日

都市環境デザインセミナー

本日は、都市環境デザイン会議関西ブロック 主催の、第5回都市環境デザインセミナー 「なぜ『まち歩き』をするのか」 を聴講いたしました。
講師は、大阪ガス株式会社の山納洋氏で、グランフロント大阪ナレッジキャピタルの中の、大阪ガスエネルギー・文化研究所 都市魅力研究室にて開催されました。
都市デザイン、まちづくりのエキスパートの方々ばかりの皆さまに混じらせていただき、たいへん面白く興味深いお話を聴くことができました。
まち歩きでは、「昔からまちにあるもの」や、「まちの構造」「駅前」「昔から続く商売」「住宅地」「物流の変遷」「災害への対応」「人々の営み」「人が使いこなす場」「みどり」などを、観ます。
そして、まちの、見巧者となり、ひいては地域をより良くデザインすることに結びつけていく、そのようなお話でした。
実に豊富な事例を示していただき、門真市においても住宅開発や公園整備の歴史など、紹介されました。
懇親会では、都市デザインの他市事例なども教えていただき、いかに市外の(よその)まちを、自分が真剣に観ていなかったかを、反省しました。
これからまちを観る視点がガラリと変わり、ますます都市デザインが興味深くなりそうです。
セミナーにお誘いいただいたことに感謝し、今後の活動に活かしてまいります。

2018年6月28日木曜日

30年6月議会での一般質問

6月議会で行いました一般質問について、質問、答弁と要望の要旨をご報告します。

ドクターカーについて
 市民の命を守るドクターカーのような対応は行われているか。
答 救急医療機関と消防組合が連携を図り、状況に応じ救命救急センターのドクターカーや医師の派遣要請を行い、同様の対応を行っている。
 
門真南駅周辺整備について
 駅周辺のまちづくりのコンセプトは
答 生活利便性の向上と駅周辺に相応しい賑わいのあるまちづくりを目指していく。
 駅前への二島交番の移設整備の現在の状況と今後の予定は。
答 30年度に府の実施設計費の予算措置がなされ、詳細な位置決めのため現地立会を予定している。
【要望】
ラクタブドームは、大阪府内でも指折りのスポーツ施設なのに、周り何も無いため、周辺の賑わいは、なんら産み出していない。
新しい駅前交番が整備される見込みもあり、課題であった駅前の防犯・治安維持機能も向上される見通しだ。
市にはぜひとも、門真の南玄関口、門真南駅前にふさわしいコンセプトを構築して、グランドデザインを市民とともに描きながら、答弁で示されている賑わいのあるまちづくりを、実現するよう要望する。
 
域要望の検討体制について
 地域の要望に対し、住民の思いに寄り添い、庁内議論をすべきだが、市はどう対応するのか
答 各部署で精査し、関係部署や関係機関と調整して議論し、予算化などを検討して適切に対応する。
【要望】
今回の、薭島消防署の跡地については、その歴史的背景を考えれば、周辺の住民の方々が、公共的利用を望む感情を持たれるのは、ごく自然なことだ。
今後、門真南駅周辺が、モノレールの延伸に伴い、大きな変化を遂げながら発展していこうとしている。
地域の主役は、住民の皆さまであり、この消防署跡地につきましても、地元の住民の方々のお気持ちを斟酌し、ヒアリングと議論を充分に重ねたうえで、有効利用につなげていただきたい。住民の思いに寄り添いながら対応し、庁内議論につながるように対応し、住民と共に、より良い結果を目指すことこそが市役所に求められているのだということを申し添え、以上強く要望する。
幸福町・垣内町地区のまちづくりについて
 当初の計画で、地権者の期待度も高く、計画の最大の目玉であった、「交流広場」の面積が、8,100㎡から6,300㎡へと、約23%縮小され、さらに今回示されたイメージ案では、約3,700㎡とさらに4割近く縮小された。この、交流広場が、最初の計画から、全く異なるものへと変遷した過程について、説明を願う。
答 21年計画で、交流・アメニティ機能を持った広場空間の整備を目指し、28年案で、交流広場を取り囲むように商業サービスゾーンを配置したため規模が縮小した。今回のイメージ案では商業サービスゾーンと生涯学習複合施設用地を配置換えし、規模が縮小した。
 門真市のまちづくりの理念は。
答 本地区の基本理念は「門真市全体の都市イメージを先導していくオンリーワンのまちづくり」だ。
【要望】
門真市全体の都市イメージを先導していくオンリーワンのまちづくり、この基本理念には、次世代のため、すなわち子ども達の為に、より良いまちへと門真市の魅力を引き上げ、住み続けられるまちをつくる決意が込められていると私は思う。ぶれない理念をもって、誇りあるまちづくりを目指すよう、要望する。
 
再犯防止の推進にについて
 地方再犯防止推進計画の策定について市の見解は。
答 府策定の地方再犯防止計画を踏まえ、本市としても計画策定に関する検討を進めていく。
【要望】
国の再犯防止推進計画の中には、更生保護活動に携わる地域の皆さまの協力を得ながらすすめる必要もあるものの、行政でなければできないことが多く、市がしっかりと取組んでいくことが望まれる。門真市民の、安全・安心な暮らしをまもるために、早期の計画策定に向けて取組み、更生保護活動への一層の支援強化を要望する。
 
 
 
 
 

2018年6月24日日曜日

七中校区フェスティバル

本日は第4回 七中校区フェスティバル。良いお天気に恵まれ、盛大に開催されました。

五月田小、二島小の校区が協働し、七中校区のお祭りとしてスタートして4年目、年々賑わいを増しています。

学校支援協議会をはじめ、自治会、民生委員、消防団、長寿会など地域の皆さまと、PTA、学校、そして生徒児童たちが、総力を結集して盛り上げる一大イベント。自分たちの手作りで、自分たちで運営する、そして子ども達の笑顔が大人達にもひろがり、地域の絆を深める、まさに「理想的なお祭り」と私は思います。

そこに集う人々の思いが共有されることが大切なのであり、そこに至るまでのプロセスに意味があるのだと思います。
規模の大小にばかり捉われていては、本質は見えません。

体育館のステージでは子ども会によるダンスなど、次々と発表されました。ある子ども会では、最後の曲で子ども達と一緒にお母さん方がステージに上がり、楽しく踊って盛り上げておられ、感動しました。

地域の皆さまの熱いエネルギーを、存分に発揮していただいているお姿を拝見しました。6月議会においては、様々な課題を本会議場で市政に訴えたばかりですが、今後も地域のますますの発展のために、皆さまと共に頑張ってまいります。










2018年6月21日木曜日

本会議 一般質問要旨

門真市議会は、明日22日の本会議で、市政に対する一般質問が行われ、私は11時〜12時頃、登壇予定です。
【一般質問要旨】
1 ドクターカーについて
寝屋川市などで導入されている、救急救命の「ドクターカー」。門真市での対応をただします。
2 門真南駅周辺整備について
ラクタブドームはあるものの、賑わいの少ない門真南駅。今後のまちづくりのコンセプトと、駅前交番の予定について問います。
3 地域要望の検討体制について
消防署 ひえ島出張所の跡地利用など、住民からの要望に対し、市の対応姿勢を問います。住民に寄り添い、しっかり庁内で議論されるよう要望するつもりです。
4 幸福町・垣内町のまちづくりについて
一中跡地のまちづくりについて、当初計画からの変遷を明らかにし、まちづくりの理念をただします。
5 再犯防止の推進について
自民党政調会 再犯防止推進特命委員会 更生保護を考える議員の会 の要望内容に沿って、地方再犯防止推進計画の策定、更生保護活動支援など市の見解を問います。

議会は傍聴できます。

2018年6月13日水曜日

総務建設常任委員会

611日より、門真市議会は第2回定例会(6月議会)が開かれています。

昨日は、私が所属する総務建設常任委員会が開かれました。

上程された議案審議(全て可決すべきものと決しました)の後、所管事項についての質問が順次行われ、私は「幸福町・垣内町のまちづくりについて」質問いたしました。

以下、質問と答弁の概要です。


【幸福町・垣内町地区のまちづくりについて】

幸福町、垣内町地区のまちづくりは、園部前市長の市政運営の時代からおよそ10年に渡り議論されている、重要案件である。今年3月の総合教育会議において、市長から施設の見直しという話が出た時に、教育委員会は、1ヶ月、2ヶ月で見直しができるとはとても考えられず、8月に検討結果を取りまとめるとした。それだけ、新しい生涯学習複合施設に対する思い入れも強いと言える。丁寧に議論すべき重要案件であるとの認識のもと、質問する。

Q1:今回のイメージ案作成にあたっては、民間企業にアンケートを取り、企業の意見を取り入れて、変更をしているということだが、これに間違いないか。

A1:

    「門真市幸福町・中町まちづくり基本計画」では、幸福町・垣内町地区について「門真市の顔となる魅力的で質の高い「賑わい交流ゾーン」として様々な都市機能の集積・複合化」を図ることとしている。

   この考え方を変えることなく、市場調査の結果などを参考に施設配置イメージの変更案を取りまとめたものである。

 

Q: 企業は自社の利益の確保を目指した意見になるので、住民の要望とは自ずから異なってくる。より耳を傾けるべきは、周辺住民の方々と、地権者の方々の意見ではないかと、私は思うが、それらについては、市はどのように聴き、検討していくのか。

A2:

   「まちづくり協議会」及び「共同整備事業組合」の総会において、本市より施設配置イメージ案の変更等を、地権者等に丁寧に説明を行い、ご意見等をいただく。

  

Q3: 平成2911月作成の施設配置イメージ案に示されている交流広場の面積は、およそいくらか。

A3:

   約6,300平方メートル。

  

Q4: では、平成305月作成のイメージ案に示されている交流広場の面積は。

A4:

    3,700平方メートル。

 

Q5: 今回の変更により、交流広場は、当初の予定面積の約4割強(約2,600平方メートル)の面積が縮小されたが、この削減された土地は、何に変わったのか。また、その理由は何なのか。

5

   交流広場の一部については、「高層共同住宅・商業・サービス等ゾーン」及び道路に置き換わった。

   「高層共同住宅・商業・サービス等ゾーン」への置き換えは、市場調査を参考に、民間事業者が効率的・有効的な土地利用の発想が可能となるような一団の敷地としたもの。道路への置き換えは、各ゾーンの利用形態に応じた幅員構成等を見直したため。

 

Q6: イメージ案で示されている交流広場の中には、現在、バス停やタクシー乗り場、駅前ロータリー、東西に横切る道路があるが、暮らしの中で必要性が高いこれらの施設の、存続についての方向性は。

6

   バス停等の施設については、今後、地元や関係機関等と協議を行いながら、配置について検討していく。

 

(まとめ)

門真市の顔として、この地区のまちづくりの構想を始めた当初、文化的シンボルとしての生涯学習複合施設と、そこへ人々を誘う、面積の広い、広々と見通せる、交流広場を思い描いたのであろう。おそらく、他市や他府県、あるいは諸外国の、広い駅前広場や、美しい町並み、そこに楽しく集う人々を参考に、新しい門真の夢を描いたのではないだろうか。しかし、現時点での案では、交流広場と銘打ってはいるものの、バス停などを残すと仮定すれば、広場はわずかしか残らない。今後、まちづくり協議会と、共同整備事業組合との話し合いも重ねていくことになると思うが、地元のご意見をしっかりと聴くことはもちろん、このまちづくりに関わってきた多くの市民が描いた夢も、可能なかぎり現実のものにしていく、その気概を持って取組んでいただくことを要望する。

 

 


2018年6月8日金曜日

環境学習授業【紙すき体験】

本日は門真市立リサイクルプラザ エコ・パークに、二島小学校の四年生86名が来館し、環境学習授業が実施されましたので参観いたしました。
授業は三班に分かれ、ビデオ学習と館内見学、焼却施設見学、紙すき体験の3つのメニューをまわります。
紙すき体験は、消費生活研究会 会長の葭田さまが先生となり、会のメンバーの皆さまにお手伝いいただいて行われました。
牛乳パックからパルプを取り出して細かくちぎってミキサーにかけ、液を作ります。紙をすいて、イラスト紙をはり、水分をとってアイロンをあてて、郵便番号欄のハンコを押して完成、数日間は本の間などに挟んで、押します。
この授業は、実に多くの学びがあります。リサイクル、もったいない、物を大切に、人の話をよく聞く、お手本をよく見る、順番をまもる、ものづくりの楽しさ、失敗した時のやり直し、ハガキを書くこと…etc。テキパキとした指導力で子ども達の集中力も引き出し、実に有意義な授業だと思います。
子ども達も真剣そのもの。自分の作品ができることはうれしいことですね。私も特別に、作らせていただきました。
授業の下準備のために、丸一日かけて紙すき液などをご準備くださった、消費生活研究会の皆さまに、感謝申し上げます。





2018年6月4日月曜日

くすのき フォトロゲイニング in かどま

昨日、門真市で初めて開催された、「フォトロゲイニング」。
耳慣れない言葉だという方もいらっしゃると思います。スタート地点でチェックポイントの表と地図をもらって、各ポイントで規定の写真を撮りながら、まわっていく、オリエンテーリングのようなゲームです。
3時間の間に、いくつポイントを回ったかで点数が計算され、遠くのポイントは点数が高い仕組み。
ゴールでは、スタッフの方が持つ時計の写真を撮るのを忘れずに。門真市イメージキャラクターのガラスケもお出迎えです。
スポーツ競技として、とにかく高得点を目指すグループ、ゆっくりのんびり観光しながら歩くグループと、楽しみ方はそれぞれ。汗ばむ陽気の中、230名もの方がお越しになり、門真のまちを走り(歩き)まわっていただきました。
街中、スマホ、スポーツ、観光、様々なコンテンツをうまく組み合わせた、時代に合った面白いゲーム、年齢問わず自分達のペースで参加できるのも魅力です。
ボランティアフェスティバル開催中のリサイクルプラザエコ・パークや、天然記念物 薫蓋樟 のある三島神社もチェックポイントに入っていたので、私も参加者の方々何人かに各地で遭遇しました。
今回、ゲームには参加できませんでしたが、機会があれば、ぜひやってみたいです。もちろん、「ゆっくりのんびり観光派」で…(*^_^*)


ボランティアフェスティバル

門真市ボランティアフェスティバルが今年もリサイクルプラザエコ・パークで開催されました。
市内のボランティアグループ、社会福祉に関わる各種団体が一堂に会し、飲食、物販、ゲームなど数多くのブースが出され、メインステージでは津軽三味線やヘルマンハープ、よさこいソーラン演舞など、多彩な催しが披露されました。
一階エントランスでは、地域防災サポート隊、門真市消防団と、門真市危機管理課による、防災啓発ブースがそれぞれ出展されました。
ボランティアフェスティバルでは、日々の生活をつつがなく送るため、一所懸命暮らしていらっしゃる方々、また、あふれるボランティア精神を持って周りの人々を自然に支えておられる方々に、たくさん出会うことができます。
いろいろな人が暮らすこの社会で、税を集めて再分配する行政の仕事において、決して見逃してはならないことを教えてもらえるのが、ボランティアフェスティバルだと、私は思っています。
最近の日本では一年中、おもしろくて愉快な、イベントやお祭りが各地でにぎやかに行われています。しかし、行政として、真にサポートすべきものは何であるのか。ボランティアフェスティバルの中に学ぶことができるのではないでしょうか。





2018年6月3日日曜日

薫蓋樟懇談会

本日は、三島神社におきまして、薫蓋樟保存会による清掃活動が行われ、引き続いて樹木医、関係者に出席いただいて薫蓋樟懇談会が行われました。
この懇談会は、国の天然記念物である、薫蓋樟の大規模なお手入れが行われた後から、毎年開催されており、今回で18回目となります。
樹木医の武石先生からは、3年程前に大量発生した、クスベニヒラタカスミカメについて、すっかり数が減ったというお話がありました。クスベニヒラタカスミカメは、外来種の害虫で、減ったことはいいのだが原因が不明だそうです。不思議です。
薫蓋樟は、門真市にとって大切な自然資産であり、同時に大阪府においても、みどりの百選にも選ばれた、貴重な巨木で、国の天然記念物にも指定されている、樹齢千年を超えるくすのきです。地元の保存会と、関係者の皆さまで力を合わせ、これから先の千年も、守り続けていきたいと思います。








2018年6月2日土曜日

自民党北河内議員連盟 研修会

昨日午後からは、寝屋川市立市民会館 会議室におきまして、自民党北河内議員連盟の研修会が行われました。
テーマは、「ドクターカー事業について」。
寝屋川市では、枚方寝屋川消防組合が主体となり、関西医科大学附属病院高度救命救急センターと連携して、昨年4月よりドクターカー(医師が救急車に同乗し、その場ですぐに治療行為ができる)を運用しています。
導入の経緯から、運用体制、出動基準等のご説明をいただき、現状の分析をお示しいただきました
医師の管理下に置かれるまでの時間は、ドクターカー以外では、33分04秒に対し、ドクターカーでは、14分35秒と半分以下になります。
心肺停止事案における救命率も、3倍以上になります。(心肺停止事案のうち、その原因が心原性によるもので、かつ、目撃ありの事案が対象)
今回の研修をふまえて、大阪府下での運用状況も参考に、今後門真市においては、どのような方向性が求められるのか、しっかり議論してまいりたいと思います。
研修後は懇親会も行われ、北河内地域の地方議員として、この北河内議員連盟で有意義な活動を進めていこうと、活発に意見交換を行いました。

七中オープンスクール

昨日は門真市立第七中学校のオープンスクールへ。
クラスの授業を順番にまわり、子ども達が勉強している様子を、参観してきました。
IT機器やデジタル教科書を駆使した英語の授業、多種のプリントを使った授業など、子ども達の好奇心と集中力を高く保つための、先生方の様々な工夫が見られました。
図書室は、学校図書館司書が配置されてから、ずいぶんグレードアップしています。本の並べ方はもちろん、オススメのコーナーを作ったり、テーマでの展示、本を手に取りやすい工夫、新聞切り抜きをたくさん掲示、図書室だよりの発行と掲示、などなど。思わず手に取って読みたくなる本もたくさん増えていました。
図書室だけでなく、職員室の前の廊下にも本と新聞のコーナーが設けられ、学習プリント棚と共に、便利に利用しやすい学習環境整備の一つとなっています。
このことは、地道で日常的な、継続性のある学力向上施策として、たいへん重要であると私は考えています。
また、学校設備の課題として、トイレの悪臭問題がいちばん声が多いと聞きました。
議会において、繰り返しうったえてまいりましたが、引き続きこの課題に取り組んでまいります。