2016年12月23日金曜日
自民党大阪市議団 市政報告会 城東区民センター
大阪市は、政令市。その強みを活かし、且つ、今の24区の行政区を「総合区」にバージョンアップして、権限を拡大する制度を提案しています。
(総合区は合区が前提ではありません。)
これは、「市民主体で決定できる仕組み」作りであり、地方分権の流れ、市民の政治参加の拡大に沿った方向性の政策です。
その背景には、少子超高齢化など、社会課題の拡大に行政だけでは対応しきれない現状があります。
住民自治の強化、具体的には、地域の課題、要望が行政とダイレクトにつながり、政令市の財政規模の強みを活かしながら、強化された区がワンストップで細やかな行政サービスを行う仕組み。それが自民党の提示している総合区です。
京都市、神戸市とともに、大阪市も核となり、アジアでの関西大都市圏を形成していくべき。「大阪市」をなくしてしまっては、大阪だけが取り残されることになります。
必要なのは、「制度」ではなく「政策」。知事や市長のためでなく、「市民のために」市があるのです。
自民党大阪市議団の市政報告会は、26日此花区、鶴見区で開催されます。市民の皆さまには、ぜひご参加いただき、大阪市の未来を一緒に守り育てていただきますようお願いします。
自民党大阪市会議員団http://jimin-osaka.com/
2016年12月22日木曜日
研修会「議員定数のあり方について」
講師は、㈱地方議会総合研究所所長 廣瀬和彦氏。議員定数の意義からスタートし、豊富なデータを示して分析したうえで、より適正と考えられる議員定数は何名なのかのヒントをご教示いただきました。
人数の算定方式には、何に視点をおいて重視するかにより、方式は様々あり、主な6つの方式を解説いただきました。「常任委員会数方式」「人口比例方式」「住民自治協議会方式(または小学校区方式)」「議会費固定化方式」「類似都市との比較方式(人口規模・財政状況)」「面積・人口方式」
いずれの方式も、それぞれ大切な視点を組み入れており、どれが一番良いかということではなく、検証して総合的に、議論をすすめなければならないと思います。門真市の場合、いずれの方式にあてはめても、現在の21名は、少なすぎると思われる、というお話しでした。
特に、「常任委員会方式」では、「常任委員会は、市政全般を所管で分け、専門的に精査する委員会である」という基本的考えの上に立てば、現在の委員会数(3つ)が、まず適正なのかどうか、という議論があります。今でも所管の範囲は幅広く、これ以上委員会数を少なくすると、範囲が広すぎて精査がますます難しくなります。そして、しっかり監視機能を果たすためには、委員会の人数(現在7人)も、それなりに必要であると思われます。
本日の研修も踏まえ、さらに多くの皆さまのご意見やご見識もお伺いしながら、しっかりと検証を積み重ねて、門真市にとってのよりよい議員定数のあり方を議論してまいりたいと思います。
2016年12月21日水曜日
【子育て】第七中学校区学校支援協議会 文部科学大臣表彰受賞
評価につながった主な活動内容としては、福島県被災地の中学生を招き、校区の中学生や住民との交流事業、また地域をあげて盛り上げた新成人の集いなどです。
門真市では、各中学校区学校支援協議会が中心となり、学校や地域のニーズに応じた教育力の向上に資するさまざまな取り組み(花の植栽、通学路の安全マップの作成、絵本の読み聞かせ、講演会の実施、校区フェスティバルなど)をしています。
子ども達を健やかに育て、教育の向上につなげたいという地域の方々の熱い思いが実行力となり、次々と積極的な取り組みで子ども達に貴重な学習の機会を拡げていただいたことが、他市の模範であると認められ、大臣表彰という栄誉に結びついたものだと思います。あらためて関係者の皆さまに敬意を表します。
この件につきましては、第4回定例会本会議において、一般質問をさせていただきました。
2016年12月17日土曜日
【子育て】下三ツ島 長寿会&子ども会 合同イベント
かどま市民大学 西岡ゆかり先生
2016年12月16日金曜日
【議会】宮本一孝市長に対し注意を促す決議 全文
宮本一孝市長に対し注意を促す決議
第4回定例会(12月議会)の総務建設常任委員会において、自治基本条例に基づく地域会議の設置や、地域協働センター建設に向け地域との協議や調整を行ってきた参与及び地域調整官に対し、市長自らが11月18日に要綱廃止に基づく「解職」を一方的に通告し、わずか2週間足らずの11月30日付けで「解職」したことが、労働基準法第20条に抵触するのではないかとの議論が行われた。
これに対し、参与及び地域調整官は「労働者性の低い勤務態様であり、労働基準法を始めとした労働諸法にも該当しないことから、違法性はないものと認識している」との答弁を行ったが、その後市が行った法律相談に対し、弁護士が9月8日付で「本件で、一概に労働者性の有無を回答するのは難しい」と回答したことが明らかになった。
こうした中で、「解職」された元参与及び元地域調整官から、今回の解職が労働基準法に違反していないかどうか、労働基準監督署に相談、告発する旨を記した「私たち二人の解職(要綱の廃止)に対する法令遵守の究明の徹底と門真市政の発展、住民自治の進展、及び職員が自由にモノが言える環境の整備、並びに職員が働き甲斐をもって仕事ができる執行機関となるための議会審議に引き続きご尽力を賜りますことについて(お願い)」が、12月14日付で議長及び各議員宛に出され、同日労働基準監督署に相談、解職に当っては、労働基準法第20条の違反に該当するので、解雇予告手当を請求ができる旨の指導を受けたことを踏まえ、同日付で宮本一孝市長に対し、解雇予告手当の請求が行われた。
以上の経過を見るならば、宮本市長が法律相談の結果について説明を受け、労働基準法違反の可能性が高いと知ったうえで、二人に「解職」を通告したものと考える。
こうした事態の背景に、地域会議の意向を無視し、審議会の審査対象であると答弁しておきながら、審議会の設置審査がまだ承認されてないのに意思決定を行った地域協働センター建設の凍結、議会の議決を無視した関連の補正予算の提案など、市民と議会を無視する姿勢があり、「最高規範性を有する」とした門真市自治基本条例の軽視があることは疑う余地はない。
このような宮本市長の姿勢と、自らによるコンプライアンス破壊は、議会として到底看過できない。
よって、門真市議会は、宮本一孝市長に対し猛省を促すとともに、その責任を強く問うものである。
以上決議する。
2016年12月10日土曜日
参議院議員 北村つねお先生
iPhoneから送信
2016年11月25日金曜日
くすのき広域連合議会 行政視察(2)武蔵野市
武蔵野市は、東京の真ん中。戦後、広々した畑であったが、吉祥寺を中心に発展してきた。明日、「ケアリンピック武蔵野2016」が開催され、介護、看護に携わる永年従事者の方々の表彰などが行われる。
財政運営は比較的安定しているが、インフラの更新の時期に多額のコストが必要になると見込んでいる。3年前に、公団住宅の高層化とそれに伴うマンション誘致により人口が一気に増加。子どもの数も増えた。
今後10年で、介護従事者は1.3倍の人数が必要になる。ケアリンピックで表彰を始めたのは、このような事情もある。現在従事している方にさ、引き続き市民のためにがんばっていただきたい。
武蔵野市の介護サービスの特徴は、「訪問介護が多い・通所介護が少ない」。単身世帯、高齢者のみ世帯が多いため。
「特定施設入居者生活介護が、ダントツで多い」比較的所得が多い高齢者の方々が有料老人ホームに入居されるため。特別養護老人ホームも多い。
潤沢なサービスを整えている分、介護保険料基準月額も高い。
武蔵野市では平成12年3月に、介護保険条例と同時に高齢者福祉総合条例を制定。武蔵野市は福祉公社を昭和55年から、リバースモーゲージを56年からと、高齢者福祉にとても早くから取り組んでいる。介護保険制度には、当初反対した。しかし、制度が始まったので、体制の充実をはかり、すべての高齢者を網羅するために、総合条例を作った。
地域包括ケアシステムの中に、「交通体系」を入れている。コミュニティバス「ムーバス」。特注で高齢者用に車両を作り込んだ。7路線、9ルート。200m間隔でバス停設置。利用率高い。レモンキャブは市民が運転する輸送システム。
市役所に基幹型包括。市内に6カ所の包括。一人一人にきめ細やかな対応ができている。
【第6期介護保険事業計画骨子】
「いつまでもいきいきと健康に」「ひとり暮らしでも」「認知症になっても」「中・重度の要介護状態になっても」住み慣れた地域で生活を継続できる。
「地域包括ケアシステム」→「まちぐるみの支えあい仕組みづくり」と読み替えて統一使用している。
【各施策】
「テンミリオンハウス」(補助金上限1000万)
週5〜6日。一石3鳥。空き屋対策。参加高齢者が元気に。運営する人が元気に。市内7カ所(もうすぐ1カ所増)。
「レモンキャブ」
有償市民ボランティアが運転。自力で公共交通機関を利用できない人が利用。タクシー業界との調整。
「いきいきサロン」
町名が51個あるので、51カ所目標。今年度11カ所。個人自宅の改修、団地の集会室など、週1回体操や脳トレなど。安否確認もできる。介護予防。
現在高齢者の8000人ひとり暮らし、6000世帯が高齢者のみ世帯。2025年には25000人が単身または高齢者のみ世帯。
「高齢者安心コール」
毎週決まった曜日、時間帯に、専門職が電話で安否確認。月500円。
「高齢者なんでも電話相談」
24時間365日。専門職が傾聴。
その他、「認知症高齢者見守り支援ヘルパー」
「ものわすれ相談シート」などなど多数。
【総合事業の考え方】
「多様な生活支援の充実」
「地域における支え合いの推進」
「社会参加による介護予防の推進」
【武蔵野市認定ヘルパー制度】
軽度者への家事援助など、もとめられているサービスの8割は、高度な専門性のある有資格者でなくともよい。研修を受講し、ヘルパーの資格は持たない市民が「武蔵野市認定ヘルパー」として総合事業の家事援助に関してのみ従事できる。実働につなげていくことが課題。
介護人材の裾野をひろげて育成している。
「訪問型サービス」「通所型サービス」
包括報酬制から一回毎の報酬に変更。市独自の基準。国の基準を超えてしまわないように運用。
「在宅医療・介護連携支援室」を医師会の中に設置。
武蔵野市の場合、たいへん充実した福祉サービスを構築されていますが、それができるベースのひとつには、厚労省との人材派遣、意見交換など、国の部署との日常的なやりとりがあります。また、財政的に安定していることも大変重要なポイント。
「福祉の武蔵野」とずっと言われてきているとのこと。財政指数が高かったこともあり、福祉に常に先進的に取り組み、手厚い福祉の体制を築いてきた歴史があります。こうした先人のすばらしい実績があるので、この伝統を引き継いでいかなければならない思いがあるとのことでした。
総合事業については、やってみながら実状に合わせて修正を加えて運用されているとのことですが、大局的な考え方として介護制度そのものが、武蔵野の福祉サービスの、「(ごく)一部分(にすぎない)」、というところが、なんともすごいです。それだけ、市として独自で、先んじて構築しているということ。
さて、門真市はこれから総合事業を構築していくわけですが、市民のニーズに合わせたきめ細やかな事業推進の道のりは、なかなか険しいのではないでしょうか。既に高齢化がかなり進んでいる門真、2025年は目の前です。医療と介護の体制づくり、日常の高齢者福祉サービス。介護人材育成、認知症対策、訪問医療・・課題は山積みです。住民のいのちと暮らしを守る行政手腕が問われています。
2016年11月24日木曜日
くすのき広域連合議会 行政視察(1)多摩市
視察テーマは「多摩市における地域包括ケアシステムについて」です。
日本最大規模の多摩ニュータウンができる前は農村地帯で、昭和46年から入居が始まって人口が約3万人から、14万人に爆発的に増加したそうです。市総人口の7割、面積の6割が多摩ニュータウン。
市内道路は、計画的な開発で全域において歩車分離されている。課題は「エレベーターのない5階建て」「親世代の高齢化と子世代の流出」等。
2025年問題、ひとりの高齢者を支える生産年齢人口は1.9人。すなわち3人にひとりが高齢者で、要介護認定者22.9%、認知症高齢者13.6%になると推測されています。
多摩市で特徴的なのは、65歳健康寿命が高いこと。「元気な高齢者」が多い、ということです。NPO数が多いこと(近隣26市中2位)、緑が多いこと(同1位)も特徴。
多摩市の地域包括支援センターは5カ所プラス基幹型が1カ所。機能強化として、在宅医療介護連携相談の窓口を基幹型包括に設置。
昨年の全国自治体訪問診療の数が近隣26市で第2位。訪問診療について比較的充実している。認知症初期集中支援として「オレンジさん(認知症地域支援推進員)」を配置。チームオレンジとして病院と連携。
多摩市の「永山モデル」。高齢化率の高い永山団地において、商店街の中の空き店舗にひとつ拠点を設置し、地域の自治会、名店会、民生児童委員、福祉団体、保育園、学校、医師会、地域包括支援センター、多摩市、URなど、たくさんのメンバーが参加して地域包括ケアシステムの構築に地域住民が自主的にかかわり、連携した見守り、支えあいのネットワークをつくっています。
また、多摩市は、認知症高齢者の外出感知の実証実験(アルソック開発の感知器と小型発信器を組み合わせて、外出を感知)を12月から開始するとのことで、本日はその記者会見もあり、おいそがしい中で視察に対応してくださいました。
限られた時間でしたが、門真市と共通する課題もあり、質問もさせていただきました。門真市の場合、くすのき広域連合が主体的な役割を果たすべきところですが、2025年問題と言われる山積する課題を前に、高齢化のスピードの速さが予測通りとした場合、現状で果たして対応が間に合うのか。人口の3人に1人が高齢者となるとき、サービスの質、暮らしの安心は保たれるのか。
門真市議会においては、昨年12月議会で既に「2025年問題に対して門真市として万全の体制の構築を求める決議」を全会一致で採択しました。
行政視察で他市の取り組みを調査研究していく中で、我が門真市の現状と今後の推進体制が、このままでほんとうに間に合うのか、今一度検証が必要だと思います。
東京はぼたん雪が降っており、雪景色の中、無事に本日の行程を終了いたしました。
明日は、武蔵野市を調査研究してまいります。
2016年11月22日火曜日
【子育て】青少年非行防止市民決起大会
2016年11月19日土曜日
【子育て】智鳥保育園 新園舎
専用の橋を渡ると、広々としたエントランス。内部は、木の素材をふんだんに使っておられて、とてもあたたかな温もりが感じられます。
年齢、月齢に合わせて、とても使いやすそうなレイアウトが工夫されていました。お部屋のカウンターには便利な棚や、大きさのいろいろな窓が配置されていたりと、お母さんにとってもうれしい配慮がいっぱいです。毎週のお稽古で使われるお茶室も。
屋上には、子ども達の自由な発想と応用力を育てると注目されている、安田式遊具「ジャングラミング」が。敷かれている人工芝には、クッションの役割を果たす土が埋め込まれているそうです。プールにも、紫外線除けの可動式屋根が設置され、子ども達が安心して楽しく遊べることと思います。
また、病後児のための専用保育室が、新たに設けられました。看護士さんも常駐していただけるので、働くお母さんにとって、大きなサポートになりますね。
私も3人の子ども達を、智鳥保育園さんに通わせていただきました。
質の高い保育施設が地元に整っていることは、働きながら子育てをしていくうえで、たいへん心強く、ありがたいことでした。
心の通う保育園生活で、親も子も育てられたことを、とても感謝しています。
新しい園舎で、子ども達が楽しく遊び、明るい笑い声が響く日ももうすぐです(*^_^*)
2016年11月17日木曜日
自民党大阪府連市町村議員連盟中央研修会 地方創生について
地方創生の全般にわたるお話を聴かせていただきました。
その冒頭で、将来人口の減少見通しを述べられたのですが、「仮に、出生死亡の状況が今後一定で推移した場合の将来人口」は、2100年には約5,200万人、2210年には約1,391万人。本当にこんな人口になるのか?と、想像をし難い数値です
しかし、過去も長い目で見れば、江戸時代まで、約3,000万人と、ながらくざっくり横ばいであった人口が、明治時代から2013年のピーク(約12,700万人)まで、「かなり急激に増加して」います。出生率をみれば、1947年は4.5であったのが1975年に2を割り込み、約40年のタイムラグを経て、人口が減り始めた。これから少なくともしばらくの期間、減少が続くことはまちがいないでしょう。
さてしかし、その中で、都道府県別に「社会増減」を見れば、東京や神奈川、愛知などが、「社会増」し続けているのに対し、大阪はこの20年で24万人減っています。
門真市については、人口密度が依然高く、密集市街地という防災面でも大きな課題がありますので、人口減(門真市は社会減から自然減にかわってきています)を、必ずしも悲観的にならずに「ゆとりあるまちづくりの好機」という側面でとらえ、積極的なまちづくり施策を図ってきました。
また、出生率の都道府県別地域差は最低が東京で1.15、最高が沖縄の1.86 。大阪は1.31です。平均初婚年齢は、大阪は29.5歳。これらのデータは、かなり地域差があります。門真市の場合は、若年出産の割合が高いことが特徴なので、若い親子のサポートが重要課題です。若いお母さん、お父さんがしっかりと楽しく子育てをできるように、子ども達がすくすくと育っていけるように。地域と行政が連携したまちづくりをすすめていくことがとても大事だと思います。
さて、総合戦略改訂に向けた、国の地方への支援策、「地方創生版・3本の矢」。これは、「情報支援の矢」「人材支援の矢」「財政支援の矢」です。名目の詳細はパワーポイント画像をご覧いただきたいのですが、これらの施策を有効的に推進していただき、地方もまたそれぞれの特性、地域性に即して必要な施策を実現していくために積極的に国とも連携を強化していかなければなりません。それぞれの地方自治体の本気度の差が、そのまま地域の未来の行く末を暗示することとなります。
自民党大阪府連では、衆議院議員 中山泰秀 府連会長を先頭に、市町村議員、府議会議員、国会議員が、それぞれに研鑽を積みながら、しっかりと情報交換、連携して、大阪の発展のために取り組んでおられます。
明日も、もう一日、しっかり研修させていただきます。
参議院議員 山谷えり子先生
本日のお二人目の講師、参議院議員 山谷えり子先生。
党北朝鮮による拉致問題対策本部長をつとめておられる先生の講演テーマは「北朝鮮問題について」です。以下講演メモです。
【安倍総理の外交】
トランプ氏について。建前のきれいごとではなく、本音でしゃべろう、という大きなうねりが欧米で起きている。
ロシア外交も大切。
ダライ・ラマ法王を国会にお迎えした。200人以上の国会議員も参加。日本のメディアはこの件ほとんど報道しない。
安倍総理は、外交、首脳会談、精力的にこなしている。これまでに例をみない。伊勢志摩サミットは安倍総理の経験と人脈によるリーダーシップ。
【拉致問題】
めぐみさん拉致されて39年目。
拉致は、長いことわからなかった。昭和53年産経「外国の情報機関の工作ではないか」昭和63年国会で「北朝鮮の工作」
小泉内閣の時に5人が帰国。安倍官房副長官の時である。
北朝鮮に特別委員会がつくられたが、調査を延々と引き延ばしている。
情報は入るが、真偽のほどをたしかめながら、被害者の帰国につとめている。「拉致の疑いが排除できない事案」としてご家族の申し出で、400名以上名前が挙がっている。
安倍首相が拉致問題解決を最重要、最優先課題と言っているのは嘘ではない。
安倍首相は、「戦略を持って、立体的なマッピングを」かける。
どのタイミングで、どのボタンを押せばいいかを常に考えている。
国連に、委員会を立ち上げてもらった。被害12カ国、400ページの報告書ができた。ソウルに国連の現地事務所設置。ジュネーブ、ニューヨークでもシンポジウムなど活動している。
トランプ氏は、本音をぶつける人物。北朝鮮問題も、拉致問題も、連携とりたい。
【国家公安委員長時代】
国家公安委員長をして、現代的な難しさを痛感している。サイバーテロ、600万件。ISで二人の日本人が虐殺された。連日対応している中、文字通り、あぶら汗が流れた。
今の時代に合わせていかなければならない。
【領土海洋政策担当大臣時代】
「森(水源地)が危ない」→森林法を改正した。
次は「島が危ない」→調べるように要望したが、野党時代はなかなかすすまない。島を調べたら、6852島がある。造船、海運、漁業。日本は海洋大国。
国境離島580。280の島が、所有者不明。国の台帳。国立公園の側の島は環境省、国土交通相、財務省と、それぞれ所管を決めた。来年度から、国境離島に予算をつける。
【国土強靱化担当大臣・内閣府特命担当大臣時代】
日本は災害の被害を最小化する取り組みが進んでいる。
御嶽山では朝4時から会議。地震学者、火山学者。2万人の警察、消防、自衛隊が活動。雪が溶けてから活動再開。救助隊の方々は、もう神仏(かみほとけ)であると感じた。
鬼怒川決壊時、4500人救助。プロの判断で、しっかりと連携。日本の強さ。
国連の防災世界会議を仙台で開いた。15万人出席。ヨーロッパでは何回もニュースで流れたが日本では、報道はほとんどない。
仙台防災枠組みを決めた。このようなさまざまな積み重ねで、安倍総理の国際的リーダーシップがある。
インフラ輸出。4年前3兆円→今10兆円→2020年30兆円見込み。
防災の面でも日本らしさを世界に発揮していく。
長野の地震、震源地は白馬スキー場の近くだったが、オーストラリアのスキー客に「白馬OK」とすぐに発信したため、スキー客も減らなかった。細かい積み重ねをしてきている。
【文化調査会会長として】
オリンピックは「スポーツと文化の融合」。2020年までに文化イベントを20万件する。自民党として、下支えして広げていく。党で椎名林檎イベントも。
日本は道の文化。茶道華道書道香道。2020年日本書紀編纂から1300年。今年建国2676年。
文化GDPも大きくしていく。日本の力の源、文化。
【質疑応答】
拉致問題対策。市議ができる取り組みは?
北朝鮮は日本の世論を見ている。拉致問題解決が最優先、という世論アピールが大事。風化させない。
マスコミが報道しないことにつき、党本部に対策を要望する。
ミサイル問題、いつも「米軍からの情報」である。日本は本当に打ち落とせるのか?
日本で、予算をつけて強化している。国家安全保障会議ができて情報分析すすんでいるが、まだ足りない。
拉致で韓国との連携は?
韓国は複雑。数のカウントも10万人?ぐらいになる。被害者の会も、いろいろある。しかし、ありとあらゆる道をつながないといけないので、努力しながら結果につなげていきたい。