門真市学校保健会創立50周年記念講演として行われた、箕面・学問の道「時習館」館長 北山顕一先生のご講演の中から、もう二つ、ご紹介させていただきたいと思います。
【ミラーボール】
青少年育成のためのヒントとしてのお話。教育とは、ミラーボールのように、「ひとりひとりに光を当てる瞬間」が大切だということです。たしかに、子ども達はそれぞれ個性が豊かで、感じ方も興味を持つ分野も、十人十色です。そのひとりひとり違う子どもたちに、教育を施すには、「教える側の立場の人ができるだけ多くの話題を持つ」ことが重要。また、「15分に1回、別の話題を提供する」など、飽きさせない工夫の仕方も教えていただきました。
そのようにして、幅広い分野でさまざまな話をする中で、ひとりひとりがきらりと光る瞬間を作っていくことができれば、活き活きと興味を持って学習に取組む子どもたちも増えてくると思います。教える側にすれば力量が問われますが・・やりがいがありますね。
【大志を抱く】
黒船が来航した1853年。激動の時代の中心的役割を果たしていくことになる、幕末の志士達は、当時とても若かった。勝海舟31歳、西郷隆盛27歳、吉田松陰24歳、坂本竜馬、福沢諭吉19歳、板垣退助、大隈重信17歳、伊藤博文は13歳でした!
彼らこそが、新しい日本の幕開けに向けて、これから15年間命がけで活動したわけです。
文字通り「大志」を抱いて、時代を駆け抜けた、160年前の日本の若者たち。
現在の同年代の若い人々は、どのように感じるでしょうか?
時代は移り変われど、ぜひ、自身の無限大の可能性を信じて、大志を抱いてほしいと思います。
若者に限らず・・・中高年世代も、夢と希望をなくさないようにいきましょう(*^_^*)