本日は、平成30年第1回大阪府後期高齢者医療広域連合議会定例会が開かれ、出席いたしました。
議案は平成29年度大阪府後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算、同じく特別会計補正予算、平成30年度大阪府後期高齢者医療広域連合一般会計予算、同じく特別会計予算、大阪府後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例一部改正の件で、全て異議なく可決されました。
私は、平成30年度 特別会計 歳出予算のうち、5款 保健事業費 1 項 健康保持増進事業費 1目 健康診査費について質問しました。(以下要旨)
【質問】平成30年度から歯科検診が全市町村に実施が拡大されることになった背景は。(予算金額30億7268万円)
【答弁】厚生労働省の通知を受け、大阪府後期高齢者医療広域連合では、平成27年度から歯科健診を実施する市町村に対して、補助金を交付する補助方式で事業を開始した。実施市町が毎年増えて平成29年度については23市町が実施。府内の後期高齢者医療制度の全被保険者が、同一条件で歯科健診を受診できる事業にすべきであると考え、平成30年度からスタートする。
【質問】広域連合として口腔ケアの重要性を府民により広く周知するべきだが、考えは。
【答弁】高齢者における口腔ケアについては、国も歯周病を起因とする細菌性心内膜炎・動脈硬化症等の悪化、口腔機能低下による嚥下性肺炎等を予防するために重要であると考え、後期高齢者に対する歯科健診を推進するよう求めている。多くの被保険者に歯科健診を受診いただけるよう事業周知を図っていきたい。
近年、歯周病と全身疾患の関連性が明らかになってきており、また特に、高齢者に多い認知症との関連性も報告されているなど、口腔ケアの重要性が指摘されています。
門真市においても、健康福祉センターにて、休日緊急歯科診療、障がい者歯科診療を行なっているほか、歯科健康展や介護予防教室など、歯科医師会や地域包括支援センターと連携しながら、市民への情報提供、周知を図っています。
歯科検診の拡大が、府民の健康長寿に、しっかりとつながる施策となるよう、期待したいと思います。