「ブラボー!!」
思わず叫びそうになるくらい、今日の演奏も素晴らしかった!
関西フィルハーモニー管弦楽団による、『ウィーンと世界のニューイヤーコンサート』。
プログラムは、第1部はヨハン・シュトラウス2世の、喜歌劇「こうもり」序曲にはじまり、「ピチカートポルカ」は、ピチカート奏法のかわいらしい音色を堪能。第2部は、超有名な曲目「カルメン」から、ドビュッシーの「月の光」で美しいメロディーにゆったり夢心地に。最後の「管弦楽のためのラプソディ」は、初めて聴きましたが、びっくり!!オーケストラの、幅広い演奏技術、豊かな表現力が、すごくひろがる曲目でした。
(プログラム全曲は画像をご覧ください)
門真市のルミエールホールに、‟関フィルさん”が拠点を移してきてくださって、約2年が経過。門真に住んでいる私にとって、「自転車で、ちょっとオーケストラを聴きに」という、なんとも贅沢な、芳醇な、ワクワク時間をいただき、ありがたく聴きにいかせていただいております。
本日の演奏会でも、首席指揮者の藤岡幸夫氏が、何度も何度も、「幸せです」と、客席に向かっておっしゃってくださいました。拠点を門真市に引っ越してきて、門真の皆さんにあたたかく迎え入れてもらって、そして練習拠点のルミエールホールに満席のお客様が聴きに来られる、とても幸せです、門真が第二の故郷と思って、これからもコンサートを行っていきます、とのお言葉に、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。
コンサートが終わった後、皆さん口々に、「よかったわ~」「門真で(コンサートを)やってくれはるから、(大阪市内まで出なくていいから)行きやすい」「曲目もよかったね~」と、幸福な笑顔で帰路につかれていました。これはもう、関西フィルと門真市民、相思相愛の恋に落ちている。。と言っていいのではないでしょうか。
これまでも門真市では、門真市音楽協会さん主催の演奏会(稀少な楽器、チェンバロの音色が素敵!)、みんなでつくる門真の第九、ルミエールロビーコンサートなど、クラシック音楽に親しむ機会がありました。ここに、関フィルさんが加わり、オーケストラからソロ演奏まで、さまざまな形でのクラシック音楽を聴かせていただく機会がぐっと増えたわけです。また、クラシックだけではなく、三味線、和太鼓、ギター、歌手、、、いろんなジャンルの音楽家が市内に居られます。
コロナで大打撃を受けた業界の一つが音楽ですが、傷ついた心を癒したり、懐かしさや安らぎ、心地よさを感じたりして、人の気持ちを修復し元気にすることができるのも、また音楽ではないかと思います。
門真市がいよいよ、ますます、音楽があふれるまちに。ありがとうございます。