6月14日、民生水道常任委員会に出席しました。
質疑の概要は以下の通りです。(要望は全文)
1.ワクチン接種事業について
まずはじめに、新型コロナウィルス感染症により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族の方々には心よりお悔やみ申し上げます。
また、闘病中の方々におかれましては、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
4月14日に予約が開始されてから、コールセンターに、何度かけてもつながらない、というお声を、とても多くの市民の方からお聞きしました。
市内65歳以上の高齢者、約37,000人に接種券を送っているので、しばらくの間は、予約がたいへん取りづらいことをご説明し、また、自民党会派として、4月23日に、予約方法の見直しと拡充を含めたワクチン接種についての緊急要望書を市長あてに提出しました。
しかし、市民の方からの、お声は、予約日ごとに大きくなり、6月に入ってもなお続いていました。高齢者の方々とご家族が、心身ともに疲れ切っておられ、切実に訴えられるお声をお聞きすることは、たいへん心が痛むものでありました。
Q.コールセンターに予約が殺到してつながらず、「ワクチンノイローゼ」「ワクチンパニック」の事態となった要因は何か。
A.国から、接種券の送付時期が3月中旬と示されていたが、ワクチンの供給が遅れ、4月上旬に変更された。4月14日の予約開始当初も、1日70人程度の予約しか受け付けられず、ワクチンの配送量が明確でなかった。
予約方法は当初、WEB、コールセンター、LINE、音声ガイダンスの4種類にしていたが、報道によりLINEを一時休止し、音声ガイダンスは技術の課題から中止した。WEBが短時間で予約終了となり、コールセンターに集中した。
Q.集団接種会場として、門真市民プラザ、市立総合体育館、ラクタブドームなども考えられると思うが、南部市民センター、保健福祉センター、旧松心会館に決まった経緯は何か。また、今後どのように接種者数を増やすのか。
A.集団接種は、12月末までの期間を見込んでおり、長期にわたる会場の確保の必要から、市民活動等の影響などを考慮した。今後、集団接種人数を増やす検討、医療機関での個別接種等取り組む。
《要望》
ありがとうございます。新型コロナワクチン接種事業は、まさに今、全国で行われている一大事業であり、安全、確実に遂行するために、尋常でない緊張感と高い使命感を持って、取り組んでいただいている真っ最中と認識しています。ご協力をいただいている医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護師の皆さんをはじめ、関係者の皆さん、市の担当者チームの皆さんの連日連夜のご奮闘に対しては、深く感謝と敬意を表するものです。
しかし、これからまだ、高齢者以外の市民の皆さんにワクチン接種事業を拡大していくことになり、対象人数はさらに多くなります。自衛隊大阪大規模接種センターや、かかりつけ医、病院等での個別接種、職域接種など、接種会場の選択肢も拡がってきましたので、市民の皆さんに有効な情報発信につとめていただき、安全、確実、そしてより迅速な事業推進に、力を合わせて取り組んでいただきますよう要望します。
2.個人番号カード関連事務について
Q.日曜日にマイナンバーカードを受け取りに来たら2時間以上待ち時間があった市民の方がいる。現在の混雑状況は。
A.休日明けの開庁日、月2回の日曜開庁日は混雑が顕著に現れている。最大待ち時間は約3時間。
Q.3時間も待つのは負担だ。待ち時間解消の取り組みは。
A.端末の増設で処理時間を短縮した。HPで現在受付中の番号を表示し、外出先から呼び出しまでの目安を確認できる。待ち時間が長時間の場合、目安を伝えて一度外出していただき、戻ったら優先的に案内し、ロビーで待つ負担を軽減している。
以下略
《要望》
ありがとうございます。市のホームページで、現在受付中の番号が表示されており、呼び出しまでの目安も外出先から確認できるということで、これは利用者にとって便利な機能であると思います。
しかし、2時間、3時間の待ち時間があるという状況は、やはり望ましくないと思います。今般の、急増するニーズに対し、事務体制を強化して有効な人員配置を行うことで、市民の利便性の向上にしっかりとつなげていただきますようよろしくお願いします。
3.新型コロナ緊急正規雇用・就労促進事業について