大津市は今年市制117年目。人口は34万人を超え、前方には近畿の水瓶である琵琶湖、後方には比良比叡の山並みがそびえています。比叡山延暦寺、石山寺、三井寺など観光資源も数多く、「湖都(こと)・大津」として、積極的なPR展開をはかっておられます。
議会のICT化をいち早く推進し、先進的取り組みが評価される「マニフェスト大賞」において、一昨年議会グランプリを、昨年審査委員会特別賞を、そして本年優秀成果賞を受賞されています。
ICT化のきっかけから、議場のICT化改修、タブレット・会議システムの概要について、詳細な説明をいただくとともに、実際の議場を見学させていただき、大いに参考になりました。
ICT化により、事務コストを大きく削減できることは明白です。紙代や通信費は無論、最も削減効果があるのは職員の作業重複の手間、すなわち人件費にほかなりません。ICT化導入により、仕事の進め方は大きく変わり、職員個々の処理能力は飛躍的に伸びることでしょう。もちろん、議員においてもそれは同じことです。
まずはこのような先進事例を調査し、検討しながら、門真市議会として最も現実的で効果的であると思われる方法で、なおかつスピーディにすすめてまいります。