2015年6月23日火曜日

「AED体験・防災を学ぶ」 商工会議所女性会6月例会

本日は、午前中市役所にて、数件打ち合わせを行った後、午後から、守口門真商工会議所女性会の6月例会「AED体験・防災を学ぶ」に参加いたしました。

講師は、守口市門真市消防組合の、消防隊・救急隊の皆さま。
まず、地震に対する防災の備えについて、ご講義いただきました。





世界の大地震(マグニチュード6以上)のうち、なんと20%以上が発生している、地震大国、日本!
海洋プレートと大陸プレートの境界に位置していて、しかも、活火山も108もあるそうです。
南海トラフ地震も、東海地震も、いつ起きてもおかしくない状況。備えがたいせつです。

地震が起きたら・・まず、「落ちついて、自助(自分の身は自分で守る)。」
なかなかむずかしいですが、落ちついて、行動しましょう。

地震を経験した人のアンケートで、避難時に「持ってて良かったもの」は、
①懐中電灯 ②ラジオ ③簡易コンロ ④ポリタンク ⑤毛布 ⑥台車・キャリー

非常食は、最低3日分準備しておきましょう。水は1人1日3リットル必要です。


講義の後は、実習で、消火器での消化練習をさせていただきました。いざという時、あわてないように、日頃からの訓練が大事ですね。


そして最後に、AEDの講義と実習。救急車が到着するまでの時間は、日本の平均は8.5分。守口市門真市は、約6分だそうです。迅速にきてくださるのは本当にありがたいことです。

心臓からの血液が止まってしまうと、約5分で、脳に重大なダメージが起こるそうです。最初の5分の間に、いかに「胸骨圧迫」を行えるか、そして、AEDを準備しての電気ショックが行えるか、ほんとうに、その場になればあわててしまうとは思いますが、命がかかっていることなので、勇気を持って、胸骨圧迫してください、とのお話でした。

今日の講習は、とてもたいせつなことばかりでした。
実際にその時がきたら、と考えると、緊張しますが、今日のような訓練の機会を通じて、少しでも多くの人が、知識と勇気と、共助の気持ちをもっていただければと思います(*^_^*)