2021年12月13日月曜日

2018年3月議会 自民党代表質問より(抜粋)

 《代表質問(抜粋)》

先日、東淀川区で実施している中学生勉強会を視察してきました。生活困窮世帯の中学生を対象に居場所を提供し、学習支援を行っているもので、希望する高校に進学ができ、高校中退を防止する基礎的な学力を形成することで、貧困サイクルを打破するという趣旨で行われています。事業の内容については、マンツーマン学習指導で、きめ細かい支援を行っていることや、学力だけではなく自己肯定感も高めるよう心がけていること、また、大学生との交流は身近な人生モデルとしてメリットがあることなど、参考になることが幾つもありました。
 また、事業効果として毎年、継続して参加した生徒がほとんど全日制高校に進学している結果を出していることは、見逃せないと思いました。門真市でも子どもたちの学習支援として、kadoma塾、サタスタ、まなび舎を実施しています。kadoma塾は、向学心を持った子どもたちの学習を補助する取り組みで、高校受験を初め、みずからの将来の夢をかなえることを目指して頑張る生徒が参加しています。サタスタとまなび舎は、学習習慣の定着を図ることが目的の事業となっています。これら三つの学習支援事業を行っていることは有効だと評価できますが、これらの事業だけでは不十分な点もあります。
 生活保護、生活困窮者家庭の子どもたちの中には、自学自習ができない生徒や、小学校からの学習がおくれてしまっている生徒など、本当に支援を必要としている生徒がいると思われます。既存の事業だけでは学習に参加できていないのではと推測されるこれらの生徒たちに対しての、現在の学習支援状況を御説明願います。

《市の答弁(抜粋)》

次に、学習支援と居場所づくりについてであります。
 生活保護受給者など生活困窮世帯に対する支援についてであります。
 子どもの貧困を考える上で、貧困の連鎖を断ち切ることは重要であり、学習面への支援も有効であると認識しており、議員御紹介の東淀川区における取り組みを初め、多くの市町村において、さまざまな手法、形態で取り組まれております。
 本市におきましては、22年度から生活保護受給世帯を対象に、子どもの健全育成事業を実施し、27年度からは生活困窮世帯に対象者を広げてまいりました。
 当該事業は、子どもがいきいきと健やかに生活を送れるよう支援する事業で、子どもや保護者が健全な生活習慣を身につけるための支援などを行っており、子どもの教育や児童福祉等の専門知識を有する相談員として、中学校長経験者を3名配置し、相談員それぞれが約30世帯、計90世帯を支援しております。
 また、適切な支援をするためには、各世帯との信頼関係を構築することが重要であり、28年度では月平均で延べ約60回訪問しております。
 当該事業における学習支援につきましては、家庭環境の影響により学習への意欲が低いなど、集団での学習が適さない子どももいることから、個別に各家庭を訪問した際に、学習用のプリントを配付し添削するなど、対象となる子どもの学力や意欲に応じたきめ細やかな伴走型支援を実施しているところであり、加えて、相談員が元教育者であることから、子どもたちの進学等自立に向けた支援にも非常に熱意を持って取り組んでおります。
 その支援の結果といたしまして、28年度では保護受給世帯の中学校卒業生64人のうち、62人が高校等へと進学し、進学率といたしましては96.9%となっております。
 今後につきましても、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、対象世帯との信頼関係をベースとした、よりきめ細やかな支援に努めてまいります。

 

 

 

【祝辞】KADOMA中学生勉強会 内閣府特命大臣表彰ご受賞に寄せて

 令和3年11月25日、内閣府講堂において、「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」の表彰式が挙行され、KADOMA中学生勉強会 代表の、八上真也氏が、内閣府特命担当大臣表彰を野田聖子大臣より授与された。20代半ばの若き門真市民の活動が、大臣表彰という最も高い評価で認められたことは、稀にみる快挙であり、敬意と祝意をこめて、ブログに記録させていただく。

ご報告に来られた八上氏と

受賞記念のクリスタルガラス盾
(八上雅之氏Facebookより)

 ◇一貫した信念

八上真也氏と、最初にお話をする機会を得たのは、彼がまだ大学3回生の頃である。門真市から大阪府立大学に通いながら、東淀川区が生活困窮世帯の中学生を対象に実施していた、中学生勉強会に、ボランティア活動として、参加されていた。そして、門真市においても、このような活動を実施すべきである、子ども達に居場所と学習支援の場を整備するべきである、と強い信念を持って、語られた。その後すぐ、私は、東淀川区の中学生勉強会を視察させていただき、子どもたちの様子を見ながら、「塾ではない、勉強を教えてもらえる居場所」の必要性を強く感じた。これについては、2018年3月議会において、自民党代表質問として市の学習支援について質問している。

2018年3月議会代表質問より(抜粋)

http://harukoikeda.blogspot.com/2021/12/20183.html

門真市は、子どもの健全育成事業として、独自の伴走型学習支援策を行っているが、八上氏は、中学生勉強会の必要性をブレることなく貫き、とうとう、幼馴染の男子と力を合わせ、お二人が中心となって、2018年10月、大学生主導のボランティア団体、KADOMA中学生勉強会を立ち上げた。

スタート当初は、老朽化していた文化会館(令和3年閉鎖、現在解体工事中)の一室を使用していた。かなり古い建物で、子ども達が勉強しに来るかな?とひそかに心配していたが、なんのことはない、「無料で、大学生に、勉強を教えてもらえる居場所」は子どもたちにとってたいへん魅力的であるのだろう、続々と受講希望者が集まった。逆に、最初はボランティア大学生を集めることに、苦心されていたようだ。また、どこからも予算のつかない、手弁当のボランティア活動のため、資金集めにクラウドファンディングで寄付を募るなど、軌道に乗せるためにさまざまな工夫を凝らし、奮闘されていた。

しかし、この活動が、地に足の着いた、信念に基づいた活動であり、門真の子ども達、家庭環境に関係なくすべての子ども達に、高校進学、大学進学の選択肢を拡げ、未来への希望の扉を大きく開くことを目指しているものだということが知れ渡っていくに連れ、徐々に、賛同者、協力者が周囲に集まってこられた。場所も、指定管理者トイボックスの協力を得て、門真市民文化会館ルミエールホールへと移転した。資金面でも、寄付のみならず、民間の助成金なども積極的に活用され、ボランティア大学生も多数参加されるようになった。

そして、勉強会立ち上げから丸3年の月日を経て、4年目にして、大臣表彰の栄誉に輝いたのである。 

◇子ども達のために

門真市において、この活動を立ち上げられ、わずか4年目にして国の大臣表彰を受けられた、ということについて、納得の理由が十分にあるので、ご紹介したい。

まず、第一に、大学生ボランティア主導の勉強会であること。最初、事業のモデルとされたのは、東淀川区の中学生勉強会だが、これは区の事業であった。すなわち、区の予算が付き、人員が配置され、場所が設置される。ところが、KADOMA中学生勉強会は、大学生のボランティア活動として発足した。予算も、場所の交渉も、人集めも、すべて大学生自ら整えねばならない。しかも、営利がいっさい発生しない、ボランティアとして。

これは、たいへんだったと思う。かなり苦労をされたことと思うが、しかし、だからこそ結果として、多くの賛同者の協力が集まることになった。

また、受講した生徒と保護者の感想文を見せていただいたが、ほどんどの皆さんが、感謝と、お礼とを、とても丁寧に記しておられた。自分もまだ学生の若者たちが、門真の子ども達の未来のためにと、(ほんとうの兄、姉ではないのに)まるで兄弟のように、優しく楽しく、明るく親切に、勉強を教えてくれて、高校に合格した、これがほんとうに、嬉しかったのだろう、感謝の言葉にあふれた文章ばかりであった。

第二に、未来をつくる人を育てる活動であること。これは二つの意味がある。ひとつは、中学生達に高校進学、大学進学の選択肢を広げて、未来の可能性を拓くこと。もう一つは、参加する大学生たちが、ボランティア活動を通して、経験を積み、自信をつけて、優しさを育み、後輩たちの成長に携わることができること。これらはすべて、若者の「人としての成長」に直結する。また、ボランティア大学生向けの座談会も開き、就職活動の参考になり、人脈のひろがりにもなっている。人財育成として、たいへん充実していると思う。

第三に、社会課題の研究に有用な活動であること。KADOMA中学生勉強会は、これまでさまざまなアンケートや情報収集を分析することにより、研究に有用なデータを積み上げている。(個人情報には配慮が施されています。)

門真市内における自習室の数の少なさについても、データで提示されていた。私を含め、問題意識を持った複数の議員が市議会で取り上げ、トイボックスの協力でルミエールホール内に自習室が設置されるなど、門真市内の自習室の数を増やすことができた。

最近では、非認知能力の向上が、勉強会参加によって、顕著に認められるところが一部あり、キャリア教育としての成果も、大学との協働研究で明らかにされている。現在の中学生の学習を支援するだけでなく、まさに未来をつくる、研究成果につながる活動なのである。

 ◇ご家族に育まれて・・

このような素晴らしい活動の足跡を間近で拝見し、大臣表彰も順当であると感服している。まだ20代半ばの若者である八上氏が、これだけの活動ができるのは、ご本人の能力の高さはもちろんであるが、これまで育ててこられたご両親の愛情の深さの賜物であるに違いない。八上氏のお父上様、八上雅之氏は、Facebookに頻繁にご家族のお写真を投稿しておられ、ご家族への愛情にあふれたお父様である。

ご受賞の記念の一枚
少年野球に夢中だった頃
(写真はいずれも八上雅之氏Facebookより)

 真也が小学生時代に6年間、地元のスポーツ少年団『門真リトルユニオンズ』で野球をされていた時は、土日は試合のごとに可能な限り夫婦で(時に妹さまもご一緒にご家族で)応援に行かれている。 また、小中学校行事から、ルミエールホールでの成人式まで、いつも欠かさず駆けつけ、全力で、ご子息とご令嬢の応援をされてきた方なのである。それは、お子様たちの幼少期から、小学生、中学生、高校、大学と、ずっと成長の記録を撮りため、家族写真を大切に大切に保存しておられることからわかる。まさに、松岡修造もかなわない、熱すぎるぐらいに熱い、子ども達の最強最高の応援団長が、お父様の雅之氏であり、美人で慎ましやかな奥さまがぴったり寄り添い、家族一致団結して子育てを成し遂げてこられた。

おかげで、親戚ではない私も、お子様たちのこれまでの成長過程を拝見しているので、遠い親戚のような感覚で、ご活躍を応援し、今回のご受賞も、ご両親様とともにお慶びの気持ちをわかちあえる。

お父様の雅之氏が、お子様たちが生まれた時からずっと、全身全霊で応援し続けてきたことが、自己肯定感を育み、何事にもチャレンジできる原動力につながっているのだと思う。

その結果として、真也氏も、妹さまも、ご両親の深い愛情に対し、無意識のうちにも最大限応えようと、信念を持って、自分たちの力を発揮して、たくましく人生の歩みを進めておられる…Facebook上でそんな風に拝見しているのは私だけではないだろう。これからのご家族写真、どんなふうに新たなページが重ねられていくのか、楽しみだ。 

八上家の皆さまには、これからますますのご活躍と、ご健勝をお祈りし、大学生ボランティアの皆さまをはじめKADOMA中学生勉強会に関わる全ての方に、心よりのお慶びを申し上げたく、このブログを記録させていただきました。

誠におめでとうございました。

令和3年12月13日

門真市議会議員 池田治子

 

 

 

 

2021年12月8日水曜日

関西フィルハーモニー管弦楽団

ブラボー‼️
関西フィルハーモニー管弦楽団の「Meet the Orchestra in 門真」が、ルミエールホールにて開催されました!

大ホールはほぼ、満席。たくさんの門真市民、そして市外からのお客様がおみえになり、首席指揮者の藤岡幸夫氏指揮による、関西フィルハーモニー管弦楽団の素晴らしい演奏に酔いしれる今宵でした。

ご縁があり、門真市に本拠地を移転され、門真市とは音楽と活気あふれるホームタウンパートナー協定を締結していただいています。以来、待ちに待ち望んでいた、ここルミエールホールでの本格コンサートは、コロナの影響で延期を余儀なくされていましたが、ようやく、無事開催の運びとなりました。心待ちにしていた多くのお客様が、ホールを埋め尽くし、会場は静かな熱気に包まれました。

演奏曲はどれも素晴らしく、藤岡氏の解説もユーモアにあふれて適切で、とても楽しく聴き入りました。くるみ割り人形は圧巻‼️チェレスタという楽器の名前も知りました。威風堂々では「火の玉と、愛」を思い浮かべて…。関フィルの威風堂々こそが最高‼️アンコールのロンドンデリーの歌は郷愁に満ち溢れ…思わず涙。
最初から最後まで、全部の楽器が生きているかのように、躍動し、心沸き立たせ、そして穏やかな安らぎへと、いざなってくれました。まさに、心に響くひととき、でした。

藤岡氏は、練習拠点の確保ができたこと、門真市と門真市民が熱く応援していることに、感謝のお言葉を繰り返し述べられ、それを聞きながらたいへん感激しました。逆に、こんなに身近な場所で、実に素晴らしい演奏を、生で、聴くことができる機会を作っていただいたことはほんとうにありがたく、感謝の気持ちを持った市民の方も、今夜とても多かったことと私は思います。私達と関フィルの皆様は、相思相愛ですね😉

これから門真で、関フィルのコンサート、演奏を聴ける機会がまたあると思うと、ワクワクします。これまでの門真市での音楽文化に、新たなページを加えていただき、市民とともに、音楽と活気あふれる、豊かなハーモニーを奏でていただきたいと期待はふくらむばかりです。

(興奮冷めやらぬまま、ブログを書いたので文章が全然まとまっていませんが、ご容赦ください😅
写真はルミエールホールH Pより。そして気さくな藤岡様との超ラッキーショット‼️緊張して固まりました😅)

2021年11月29日月曜日

大阪中之島美術館(来年2月開館)

大阪府商工会議所女性会連合会 研修交流会が開かれました。大阪中之島美術館 館長の菅谷富夫様による「美術館構想から40年 大阪中之島美術館、開館へ」と題したご講話を拝聴しました。

大阪中之島美術館、最初の構想からは、約40年の年月が流れましたが、いよいよ2022年2月2日にオープンの運びとなりました。
4階、5階が展示室で、天井の高さは6メートルあり、大きな作品も展示が可能です。
モディリアーニも有名ですが、福田平八郎の「水面」もぜひ見たいと思いました。
絵画以外にも、デザイン(家具など)、グラフィックデザイン(ポスター)も必見です。

新しい美術館として、①新しい機能(アーカイブ)を持ち、②新しい視点(大阪から発信、アジアの美術や女性作家の作品に注力)を持ち、③新しい活動スタイル(連携)に力を入れておられます。
アート・デザインのプラットフォームを実現する、大阪中之島美術館のオープン(2022年2月2日!)をどうぞお楽しみにお待ちください。

2021年11月14日日曜日

自治会長杯 グラウンドゴルフ大会

上三ツ島自治会長杯グラウンドゴルフ大会が開催されました。
コロナの状況を注視しつつ、無事に開催となり、皆さん笑顔で楽しく参加されていました。
身体を動かし、マスク着用で会話も楽しみながらのグラウンドゴルフ、身体的にも精神的にも、高齢者の健康維持にとても良いスポーツだと思います。
私の成績は、8ホールで2ラウンドまわって54打、なんとなんと、BB(ブービー)賞を頂戴しました😆
ご準備とお世話いただいた自治会役員の皆さま、ご参加の皆さま、楽しい時間をありがとうございました😊

2021年11月13日土曜日

門真市農業まつり

















JA北河内門真中央支店にて、毎年恒例の門真市農業まつりが開催されました。 
好天のもと、大人気の門真れんこんとくわいをもとめて、多くの市民で賑わいました。コロナ感染防止対策もしっかり行われていました。農作物は、今年は天候不順で、低調であったということですが、立派な作物が並んだ品評会も行われました。(表彰式典は中止)
花苗も、数多く販売されていました😊
門真市の、農業施策にも、引き続き注視してまいります。

2021年11月10日水曜日

守口門真商工会議所女性会 創立40周年記念誌



 守口門真商工会議所女性会は、創立40周年を迎えました。本来であれば記念式典を執り行うべきところ、コロナ禍の影響に配慮し、式典は延期となりました。

記念誌は完成しましたので、配布していただきました。平成22年に、それまで毎年継続して行ってきた、防犯啓発活動(自転車前カゴカバー取付配布)が、全国大会で「個として光る」女性会事業部門で会長特別賞を受賞したときの記念の写真も掲載いただいています。懐かしくも嬉しい思い出で、感慨深いものがあります。この翌年から2年間会長を務めさせていただき、とても多くの勉強をさせていただきました。

女性経営者として地域で活動し、同じ経営者仲間の皆さまと一緒に、悩み、喜び、そして育てていただきました。商工会議所女性会は、私にとってかけがえのない時間を共にしてきた貴重な学びの場でもあり、楽しい友好の場でもあります。

新たな仲間も加わり、ますます魅力的で活気にあふれる女性会として、地域経済の活性化だけにとどまらず、地域社会に貢献できる幸せに感謝しつつ、皆さまとともに精進してまいります。


2021年11月5日金曜日

一見勝之 三重県知事

 一見勝之 三重県知事を表敬訪問させていただくため、三重県庁へ参りました。

一見知事は、9月に行われた知事選で、幅広く県民の支持を受け、圧倒的多数の得票数で当選され、新たに就任されたばかりです。

 私が会社(株式会社エコトラック)経営者の頃に、当時、国土交通省の貨物課長を務めておられた一見氏が、弊社までわざわざ視察に来てくださったことがご縁となり、物流における低公害車の普及について、ご理解を深くし、推進に尽力してくださいました。

一見氏の真摯なお人柄と、辣腕の実行力に感銘を受け、(年齢がほぼ近いこともあり)、弊社は以来十数年にわたり、おもに低公害車による環境物流について、その他さまざまなことについて、意見交換を忌憚なく、お話する機会をいただいてきました。

仕事をする者として、立っている場所は違いますが、持続可能な日本社会の仕組みを整えるという共通認識のもと、衷心からの敬意と、全幅の信頼を置ける人と認識し、お付き合いをさせていただいております。

一見氏が、三重県知事に就任されたことにつきまして、心からお慶びを申し上げると共に、これからの三重県の進む道に、おおいなる期待をいだき、希望の光をみる思いであります。

奥深い山々があり、紺碧の海が広がる三重県。伊勢神宮、伊賀忍者、ナガシマスパーランドもパルケエスパーニャも、鈴鹿サーキットも鳥羽水族館も三重県。松阪牛も、岩ガキも、南紀みかんも、津のうなぎも、赤福も・・(以下延々と続く)

一大阪府民の私ですが、注目してまいりたいと思います。(撮影時のみマスクをはずしています)








 

2021年11月1日月曜日

未来の可能性を秘めた職業に触れよう

門真市立リサイクルプラザ エコパークにて守口門真青年会議所主催の職業体験イベント、『未来の可能性を秘めた職業に触れよう』が行われました。
中学生対象に、会議所メンバーの皆さんが共にテーブルにつき、ありがとうをテーマにグループディスカッションを行いました。その後第二部では、ドローン体験やものづくり体験、プログラミング体験が行われました。本格的な機器が準備され、貴重な経験になったことと思います。
学生の皆さんには、どんどんいろんな体験に参加して、可能性の幅を広げてほしいと思います。
若き経営者の皆さんともお話しができて、私も新たな学びとさせていただきました。
関係者の皆さまに感謝申し上げます。

2021年10月27日水曜日

大阪実践経営塾 親仁会


大阪実践経営塾 親仁会の研修に参加しました。
講師は、箕面・学問の道「時習堂」館長、尊敬する、北山顕一先生。
「松下幸之助翁と山下俊彦氏」をテーマに、理念、経営倫理、生き方の指針となる考え方を、お二方の言行録もご紹介いただきながら、明瞭にわかりやすく教えていただきました。
今回も、沢山の示唆をいただき、ありがたく、そしてたいへん楽しかったです。

多くの言葉の中から、現在衆院選の只中ということで、『論語』の第二章、為政第二、「政を為すに徳を以ってす」をわざわざ筆書し、配布して解説してくださいました。

リビングの戸に貼って、何度も読んで心に刻ませていただきます。
北山先生、関係者の皆さま、ありがとうございました。





2021年10月26日火曜日

門真納税協会 女性部会 研修会

門真納税協会 女性部会 研修会に参加しました。
コロナの影響で長らく延期されていましたが、久しぶりに開催ができて、皆様にお会いすることができ、大変うれしく思いました。
研修では、「人の一生と税」をテーマに、門真税務署の松尾統括官のご講演を拝聴しました。税額控除の特例措置等につき、丁寧に教えていただきました。
研修の第2部では、大東市の中村朋子様の「ハープ弾き歌い」を拝聴しました。
アイリッシュハープという、小型のハープを演奏しながら、歌われるスタイルで、美しい音色と歌声に心癒されるひとときとなりました。
女性部会の皆さまはじめ、関係者の皆様、ありがとうございました。

2021年10月18日月曜日

門真市老人クラブ連合会 秋の作品展

門真市老人福祉センターにおきまして、門真市老人クラブ連合会文化社会部会による秋の作品展が開催されました。
コロナの影響で、喫茶スペースは開設されませんでしたが、会場には今年も、丹精込めた味わいある作品が多数展示され、見事な作品の数々を拝見しました。
自粛の日々が続き、高齢者にとっては外出の機会が失われたことで、フレイルや認知症のリスクが高まることが懸念されます。趣味の手仕事や文化的な作品作りは、手先と脳を動かし、気分転換にもなりますので予防にたいへん有効だと考えられます。
美しい作品を作って楽しみ、展示することで多くの皆さんと共有し、健康寿命の延伸にもつながるすばらしい取り組みです。
ありがとうございました。

2021年10月17日日曜日

バロックの花束





本日は、由緒ある願得寺の本堂にて開催された、ラ・ルーナ定期演奏会「バロックの花束 vol.5」を拝聴しました♪

門真市音楽協会の中出悦子先生のチェンバロと、古楽器のフラウト・トラヴェルソ、バロックヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバで構成されたアンサンブル。
重厚な本堂の設えと、17〜18世紀のバロック音楽の調べが、見事に相まって、美しい異空間に魅了された、貴重な時間でした。

1988年に、ヴィオラ奏者、吉田實先生が門真市に設立された、門真市音楽協会。
長きにわたり、門真市で、クラシックを中心に、質の高いコンサートを定期的に開催してご案内してくださいます。

こんなにご近所で、中世ヨーロッパの貴族が聴いていた音楽を、当時の楽器で聴かせていただけるとは❣️
たいへん貴重な機会をいただき、ありがとうございました😊

2021年8月26日木曜日

門真市総合教育会議

 本日は、午前中、市役所にて説明を受け、午後からは門真市総合教育会議を傍聴しました。会議の案件は、令和2年度決算について、新型コロナウィルス感染症による教育現場の状況について、教育視察の今後について、その他です。


令和2年度の決算については、各小中学校のトイレを改修したことや、七中の外階段を全面改修したことなど報告がありました。また、学校施設の消毒を外部委託し、しっかりと消毒していただいていることや、ギガスクール構想について、令和34月から授業での活用を実践的に取り組んでいることなどコロナ禍の中において様々な工夫をしながら教育現場で前に進めていることの報告がありました。

特にICTを実際の学校現場で活用するためには、教職員のスキルアップが重要課題であり、昨年度よりICT活用検討会を立ち上げて教員で情報共有を深め、育成を図っているということです。


コロナ陽性者発生による臨時休業は、令和2年の8月以降のべ23校に上り、令和3年度も6月までで、のべ6校。

デルタ株の猛威もあり、今後臨時休業の運営も含めさらに油断せず慎重な対応が現場に求められています。

家庭オンライン学習については、教育委員の皆様からも様々なご意見が述べられました。これまでの学校教育と違う形での授業になるわけですから試行錯誤があるとは思うけれども、広い視野を持って新たな意識で取り組んでほしいというご意見もありました。

私個人の意見は、オンラインやICTを使った授業や学習には、メリットもある反面、必ずデメリットも大きいものと推測します。画面では、子どもたちの本当の様子をとらえる事は難しく、思い込みや誤解が生じる隙間が多くなると思うからです。メリットを生かせる子にとっては、オンライン学習はジャンプアップのための有効なツールとなりえますが、オンラインが苦手な子どもたちにとっては、これまでより多くの目配りや心配りをしてあげないと、いろいろ見過ごされてしまうのではないかと心配します。


統合型校務支援システムの導入についての議論もありました。校務を処理する、いわば事務作業効率化のシステムであり、これまで門真市では全く導入されていなかったということに驚き首をひねるような感想を持ちました。


いじめについての議論もありました。SOSの出し方教育をはじめ、不登校やいじめの問題については教育委員会だけでなく、すべての部局が協力しながら、重大事案につながらないように、取り返しのつかない事態を未然に防ぐために、取り組んでいかなければなりません。

SNSなど、以前はなかった「ネットいじめ」もあるわけで、これもICTの負の側面の一つ。門真市では、中学校で、最初に「いじめについて考える授業」をやっているということですが、このような地道な取り組みを重ねていく事は重要だと思います。


次回の総合教育会議は2月ごろの予定です。

2021年7月14日水曜日

松下記念病院 市民公開講座 認知症

 門真市民プラザにて、松下記念病院 市民公開講座 「認知症 ~正しい理解と予防~」が開催され、聴講しました。

日本の平均寿命は年々伸びています。健康寿命との開きは男性で約8.8年、女性で約12.4年あり、要介護状態になる原因のうち最も多いのは認知症だそうです。

認知症とは、記憶、視空間認知、遂行機能、言語などの高次脳機能が、以前の水準より低下した状態です。

基本的生活動作である入浴や着替え、食事、排せつ、起居動作などがひとりではできなくなり、手段的日常動作である料理、そうじ、買い物、公共交通での移動、金銭やお薬の管理などがむずかしくなります。

最も症例が多いのはアルツハイマー型で、全体の55%、もの忘れからはじまりゆっくりと進行します。「物とられ妄想」や失語、徘徊などが現れます。画像診断により、発症初期から診断が可能になってきました。

次に多いのは、レビー小体型で、15%、ないものが見える幻覚やパーキンソン症状、レム睡眠行動障害がみられます。

物盗られ妄想など、行動症状が現れた場合、周囲の人は指摘や注意をしないことが肝心です。「何が事実か」を言い争わない、言動を否定しないようにしましょう。(物盗られ妄想の場合は、「一緒に探そうね」と言って、見つかれば「ここにあったね!よかったね」)

予防について。認知症は、糖尿、喫煙、高血圧、身体的不活動などに要因リスクがあるそうです。なかでも、「運動習慣」は重要で、運動習慣がある人は、ない人よりも、発症率が41%低い、と教えていただきました。

予防のポイントはこの3つです。☆適度に運動習慣を保つ☆食事はバランスよく(多様性があるほど良い)☆社会的孤立を避ける

認知症の患者さんは日本に約600万人おられると言われ、2025年には700万人とも推定されています。完治が難しく、さまざまな心理症状、行動症状がともなうだけに、介護される方もたいへんな状況の方もとてもたくさんおられると拝察します。介護については、ご家庭の中だけで完遂させようとされるよりも、専門家の知見をお聞きしたり、相談して手助けしてもらう、家族の集まりで気持ちを共有する、などさまざまな選択肢もありますと教えていただきました。

患者さんはご不安を抱えておられる状態、という病気の理解をしながら、さりげない会話や、感謝を伝える「ありがとう」などあたたかな言葉での会話、昔の写真など見ながら、楽しいことや誇れることを話すといいですよとのことです。励ましや正しさの指摘をしないように気を付けましょう。

認知症サポーターのオレンジリングは持っておりますが、知識は常にアップデートした方がいいので、本日の講座で認知症について詳しく教えていただき、たいへん勉強になりました。市民講座として、近所の公共施設で無料で専門的なお話が聞けることは、たいへんありがたいことと思います。松下記念病院の先生方、スタッフの皆さま、ありがとうございました。





2021年7月9日金曜日

聖路加国際大学 ヘルスヒューマニティーズ リレー講座

聖路加国際大学 ヘルスヒューマニティーズ リレー講座がオンラインで開催され、ゆめ伴プロジェクト in 門真実行委員会 総合プロデューサー 森安美さんと、東京外国語大学 非常勤講師 コミサロフ喜美先生が講師として登壇されました。

ヘルスヒューマニティーズとは、健康における社会的要因を踏まえ、人文学・芸術学・社会学など幅広い視点から健康に関わる問題にアプローチする新たな学際的分野のことで、医療従事者だけでなく、いろいろな分野の人が協力し、みんなの力を合わせて共存する社会を作っていこうとする新しい考え方です。

幅広い分野で創造的なイノベーションを起こし、実践していくものであり、まさに門真での、ゆめ伴プロジェクトさんの活動は、このヘルスヒューマニティーズのモデルとなるべき好例に違いありません。具体的な活動内容をプレゼンテーションで紹介され、あらためて、多岐にわたるこれまでの活動実績を振り返り、感動を新たにいたしました。

認知症の人が孤立し、ネガティブな状態に置かれてしまわないためには、Cure(医療)、Care(介護)、Communication(地域社会とのつながり)の3つのCが重要で、今回のテーマは特にこの3つ目の、コミュニケーション(つながり)をつくっていくことの実践です。

いくつかあるポイントのうち、「多様性、楽しさ、創造性」は、特に注目すべきところであると思いました。多様な人、団体が、それぞれの強みを発揮し、関係者全員が楽しめることを前提に、どうやったらできるのか?をキーワードに創造力を開花させていく。これが、ゆめ伴プロジェクトさんの、パワーの源泉になっているのだなと、とても納得し、感服しました。

zoomでたくさんの方と、森さんのお話と感動を共有し、門真の輪が全国(世界?)に広がっていくことを、頼もしく、楽しく、誇らしく拝聴いたしました。良い学びをいただき、誠にありがとうございました。





2021年7月7日水曜日

寝屋川市倫理法人会 花忠 日野倫子さん講話

 今朝は寝屋川市倫理法人会 モーニングセミナーに出席。門真市の生花店 花忠株式会社 代表取締役 日野倫子さんの講話を拝聴しました。

日野さんとは、守口門真商工会議所女性会でご一緒させていただき、天真爛漫なお人柄は以前より存じていましたが、たいへん素直で前向きに自己研鑽を続けておられ、経営者としてますますパワーアップされていました。

日野さんの、これまでの努力の積み重ねのお話を聴きながら、あらためて、明るく素直に学び続けることの大切さを、実践をもって教えていただきました。

再来週は、講話担当の機会を頂戴しています。自分なりに、素直にがんばって、お話をさせていただけますよう準備してまいります。



2021年7月6日火曜日

門真市総合交通戦略策定協議会

 7月5日、第1回門真市総合交通戦略策定協議会が開かれ、傍聴しました。

学識経験者の先生方と、鉄道軌道事業者、バス事業者、タクシー事業者、国土交通省近畿地方整備局、近畿運輸局、大阪府都市整備部、枚方土木事務所、門真警察、守口門真商工会議所、自治連合会からそれぞれお越しになられ、門真市からも、まちづくり部、保健福祉部が参加して門真市総合交通戦略策定に向けて、始まりました。

この協議会では、交通戦略の策定のほか、交通施策の実施、進行管理、施策の評価及び交通戦略の見直しに関する事項、その他門真市の都市交通に関して必要な事項について協議されます。

第1回目の議事のうち、「第1回協議会検討事項について」では

(1)交通に関する現況把握

(2)上位・関連計画の整理

(3)交通に関する市民意識

(4)門真市の交通に関する課題

について話し合われ、特に、現況把握のところでは、39ページにわたる資料があり、門真市全体の様子が俯瞰的にわかるもので、地域の課題が浮き彫りにされるものでした。

交通についての課題は、とても膨大で、解決が難しいものが多いと感じます。

それぞれのお立場で意見が異なることもあり、前に進めることは難しいと思うばかりですが、住民の皆さまが安心安全に暮らせるまちの実現のために、勉強しながら活動してまいります。


2021年6月23日水曜日

本会議一般質問 地球温暖化対策について

 6月23日、門真市議会本会議にて一般質問を行いました。

質問内容は、

1 地球温暖化対策について  

 (1) 電力調達について  (2)市民への環境啓発について 

2 こども庁について 

  (1)門真市のこども行政について  (2)ヤングケアラーについて 

3 人と動物の共生する社会について 

  (1)愛護動物の法的な位置づけについて   (2)野良猫に関する苦情について 

  (3)市の対策について 

です。

地球温暖化対策については、喫緊の最重要課題であるとの認識のもと、機会をとらえて継続的に質疑しています。

◇電力調達について

コロナ禍からの、経済と社会の復興の過程において、「グリーン・リカバリー」の視点は、たいへん重要です。具体的な取り得る方策の一つが、電力調達について、再生可能エネルギー比率がより高いものを選ぶ、というものです。今回、これについて門真市の見解をお聞きしたところ、答弁は

「再生可能エネルギー比率の高い電気を供給するなど環境に配慮した小売電気事業者からの電力調達につきましては、大阪市、吹田市をはじめ各市の事例、制度等を参考にしながら調査研究してまいりたいと考えております。」でした。。

これに対しては、

「気候変動サミットにおいて、日本政府は温暖化ガスの排出量を2030年度までに2013年度比で46%削減すると表明しました。これまでの『削減目標』だった26%から大幅な目標の上積みとなりました。
国の躍動的な動きに合わせ、門真市においても、実効的な政策を上積みしていくべきだと考えます。」と述べさせていただきました!

◇市民への環境啓発について

コロナ禍の影響で、人が集まって行われるイベントは、ことごとく中止となり「かどま七夕キャンドルナイト」も、2年連続で中止となりました。

このイベントは、環境省が呼びかけるクールアースデイにあわせて始まった、環境啓発イベントであり、「市職員と市民、子ども達、各種団体などが協力して、エコキャンドルやオブジェを手作りしたり、演奏をしたり、映画を上映したりと、工夫を重ねながら年々盛り上げてきたイベントと認識」していると述べました。そのうえで、中止はやむを得ないとしても、代わりに何かできないのか?オンラインでできないのか?ステッカーやリーフレットを作成して、市民に配布したりできないのか?子ども達の環境学習についても、検討、改善を重ねてもっと充実できないのか?・・と、環境啓発についての市の考えをお聞きしました。

答弁としては

(七夕キャンドルナイトは中止になったが、)「例年2月に開催しております「かどまエコフェスティバル」を予定いたしており、今後開催に向けて市民団体、企業及び大学等と協働し、更に内容を充実させ、啓発効果を高めるべく取り組んでまいりたいと考えております。
「また、今後につきましては、オンラインシステムを活用した啓発イベントの実施など新しい手法の検討や、他市の環境啓発イベントについて情報収集を行うなどし、市民への啓発効果をより高められる施策について調査研究してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。」

でした。。

環境問題は、次世代、次々世代、お子さん達、お孫さん達、、の暮らしが、持続可能なものであるようにと、信念を持って発言しています。
あきらめずにこつこつと、がんばってまいります。















2021年6月15日火曜日

民生水道常任委員会

 6月14日、民生水道常任委員会に出席しました。

質疑の概要は以下の通りです。(要望は全文)

1.ワクチン接種事業について

まずはじめに、新型コロナウィルス感染症により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族の方々には心よりお悔やみ申し上げます。
また、闘病中の方々におかれましては、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

新型コロナウィルス感染症について、門真市においてもワクチン接種事業が始まりました。

4月14日に予約が開始されてから、コールセンターに、何度かけてもつながらない、というお声を、とても多くの市民の方からお聞きしました。

市内65歳以上の高齢者、約37,000人に接種券を送っているので、しばらくの間は、予約がたいへん取りづらいことをご説明し、また、自民党会派として、4月23日に、予約方法の見直しと拡充を含めたワクチン接種についての緊急要望書を市長あてに提出しました。

しかし、市民の方からの、お声は、予約日ごとに大きくなり、6月に入ってもなお続いていました。高齢者の方々とご家族が、心身ともに疲れ切っておられ、切実に訴えられるお声をお聞きすることは、たいへん心が痛むものでありました。

Q.コールセンターに予約が殺到してつながらず、「ワクチンノイローゼ」「ワクチンパニック」の事態となった要因は何か。

A.国から、接種券の送付時期が3月中旬と示されていたが、ワクチンの供給が遅れ、4月上旬に変更された。4月14日の予約開始当初も、1日70人程度の予約しか受け付けられず、ワクチンの配送量が明確でなかった。

予約方法は当初、WEB、コールセンター、LINE、音声ガイダンスの4種類にしていたが、報道によりLINEを一時休止し、音声ガイダンスは技術の課題から中止した。WEBが短時間で予約終了となり、コールセンターに集中した。

Q.集団接種会場として、門真市民プラザ、市立総合体育館、ラクタブドームなども考えられると思うが、南部市民センター、保健福祉センター、旧松心会館に決まった経緯は何か。また、今後どのように接種者数を増やすのか。

A.集団接種は、12月末までの期間を見込んでおり、長期にわたる会場の確保の必要から、市民活動等の影響などを考慮した。今後、集団接種人数を増やす検討、医療機関での個別接種等取り組む。

《要望》
ありがとうございます。新型コロナワクチン接種事業は、まさに今、全国で行われている一大事業であり、安全、確実に遂行するために、尋常でない緊張感と高い使命感を持って、取り組んでいただいている真っ最中と認識しています。ご協力をいただいている医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護師の皆さんをはじめ、関係者の皆さん、市の担当者チームの皆さんの連日連夜のご奮闘に対しては、深く感謝と敬意を表するものです。

しかし、これからまだ、高齢者以外の市民の皆さんにワクチン接種事業を拡大していくことになり、対象人数はさらに多くなります。自衛隊大阪大規模接種センターや、かかりつけ医、病院等での個別接種、職域接種など、接種会場の選択肢も拡がってきましたので、市民の皆さんに有効な情報発信につとめていただき、安全、確実、そしてより迅速な事業推進に、力を合わせて取り組んでいただきますよう要望します。

2.個人番号カード関連事務について

Q.日曜日にマイナンバーカードを受け取りに来たら2時間以上待ち時間があった市民の方がいる。現在の混雑状況は。

A.休日明けの開庁日、月2回の日曜開庁日は混雑が顕著に現れている。最大待ち時間は約3時間。

Q.3時間も待つのは負担だ。待ち時間解消の取り組みは。

A.端末の増設で処理時間を短縮した。HPで現在受付中の番号を表示し、外出先から呼び出しまでの目安を確認できる。待ち時間が長時間の場合、目安を伝えて一度外出していただき、戻ったら優先的に案内し、ロビーで待つ負担を軽減している。

以下略

《要望》

ありがとうございます。市のホームページで、現在受付中の番号が表示されており、呼び出しまでの目安も外出先から確認できるということで、これは利用者にとって便利な機能であると思います。

しかし、2時間、3時間の待ち時間があるという状況は、やはり望ましくないと思います。

今般の、急増するニーズに対し、事務体制を強化して有効な人員配置を行うことで、市民の利便性の向上にしっかりとつなげていただきますようよろしくお願いします。

3.新型コロナ緊急正規雇用・就労促進事業について

Q.昨年(令和2年)度実施事業との変更点は。

A.前回は、「会社都合にて解雇等された者」に限定していたが応募が少なかった。今回は、自己都合離職者も対象、期間も7月から12月の6か月間に増やした。

Q.制度の周知は。

A.HP、広報かどま、ツイッター、中小企業サポートセンターメルマガ、守口門真商工会議所、市内金融機関等様々な媒体で積極的に周知する。

《要望》
コロナによって、甚大な影響を受けている、多くの事業主の皆さんや、コロナ禍で離職し、再就職にチャレンジしている多くの方々にとって、このような制度による支援はたいへん有効だと思います。様々な媒体を通して積極的に周知するというご答弁でしたので、できるだけ多くの応募が受けられるよう、制度利用を促し、企業の支援につなげていただきますよう、要望いたします。




2021年6月4日金曜日

門真市コロナワクチンの予約について

 予約電話がつながりにくい状況が続き、ご不便をおかけしております。

門真市は、6月1日より、予約方法の一部を変更しました。予約日を、月2回とし、6月1日に、6月後半分、3,830人分の予約を受け付けました。

WEB予約はすぐに埋まりましたが、電話予約1,950人分については、初日の6月1日17時半の受付終了時点で埋まらず、翌6月2日に9時~17時半まで受付して、終了時点で905人分残っていました(内訳:南部市民センター 0 保健福祉センター 150 旧松心会館 755)。さらに、6月3日終了時点で旧松心会館 318人分が残り、本日6月4日お昼すぎに、予約受付終了しました。

以前(5月15日のブログ)書きましたが、門真市は、65歳以上の方 37,000人に接種券を発送しています。接種を希望される方を全体の8割と仮定すると、約30,000人になります。

4月14日~5月31日で、集団接種の予約完了者は、約6,670人でした。

そして、5月24日から、防衛省 自衛隊大阪大規模接種センター(中之島)の予約受付が始まり、5月中~下旬から門真市内で4つの病院(摂南総合病院、蒼生病院、萱島生野病院、正幸会病院)が個別接種の受付を開始されました。

自衛隊大規模接種センターでは1日5,000人の接種体制ですが、そのうち、門真市民の方が何人おられるのかはわかりません。京阪沿線という利便性から、ある程度、門真市民の方がおられることは間違いないと思います。

4病院と、大規模センターで、何名の方が予約できたのかは、公表されていないので全くわかりませんが、5月中にある程度の門真市民の方が予約されたには違いなく、その数を、仮に5,000人とすると、5月末までに予約できた方が11,670人、多めに考えて12,000人ぐらいの方が5月末までに予約完了、と仮定します。

6月1日の予約には、まだ予約が完了していない、18,000人ぐらいの方が予約されようとした可能性があり、おひとりの予約をとるためにお子さまなどご家族が協力されていることを加味しますと、電話は数万回、かけられていると考えられます。そして、予約枠は(日程をまとめたことで)3,830人と増えたものの、計算上、14,170人、すなわち1万人をかなり超える65歳以上市民の方が、まだ、予約をとれていない、と推測されます。

市民の方からお叱りのお声もたくさんいただいており、予約が取りづらい状況が、なおも続いていることを、たいへん心苦しく感じております。

門真市の、次回の予約日は6月15日で2,140人の人数枠です。それまでに、市内4病院での予約、大規模センターでの予約が、どれだけ進むのか、また、門真市が現在調整を進めている個人医院(かかりつけ医)での個別接種がどれだけ進むのか、これもまた正確にはわからないものの、計算上、7,000人、ぐらいとして、あと7,000人ぐらいの方が予約に向かわれるのか、そうすると、約3分の1の方が予約できて、3分の2の方は、まだ予約できない状況かもしれない、、、しかし、6月後半の大規模センターと、4病院と、かかりつけ医で、なんとか希望者全員が、予約できないだろうか、、、と私は考えています。(繰り返しますが、数値は途中から全て仮説です。最初の、希望者が8割としているのも、仮説にすぎません。)

仮説の数字でなぜ計算しているのかと申しますと、予約が取れない市民の方から、「一体いつになれば予約できるのか?」というお叱りをお聞きしており、私なりに、予測を試みた次第です。

今回の電話予約(6月1日~4日)で取れなかった、というお声もありました。4日間にわたり、(断続的だとしても)電話をかけ続けて結局取れなかった、、、ほんとうに心苦しく、まことに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、次回の電話予約時も、上記の計算から、やはりまだ、取れなかった、という方がいらっしゃると推測しています。

市の集団接種以外の選択肢(自衛隊大規模接種センター、4病院)もご利用いただき、今後のかかりつけ医での個人接種の動きにもどうかご留意ください。そして特にWEB予約、LINE予約が可能な方は、随時情報収集していただき、多様な機会をご活用いただければと思います。

ワクチン接種事業は、医療ミスや事故が起きないように、細心の注意を払いながら、緊張感を保ちながら運営しています。最前線に立つのは保健師の資格を持つ女性職員の皆さんが中心であり、これからまだまだ、長丁場になります。

市民の皆さまのご協力なくしては、この事業を安全・安心・確実・迅速にすすめることはできません。

私もできる限り、有効な情報提供に努めてまいります。

どうか引き続き、感染予防へのご協力と、ワクチン接種事業へのご理解をお願い申し上げます。

(写真は自衛隊 大阪大規模接種センターが設置された大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)



2021年5月29日土曜日

石黒浩教授 ご講演「アバターとコロナ後の社会」

 ロータリークラブ第2660地区 Rotary希望の扉プロジェクトとして、大阪大学基礎工学研究所石黒浩教授のご講演「アバターとコロナ後の社会」をzoomで拝聴しました。

石黒先生は、ロボットが人間を日常生活の中で支援するロボット社会の実現について研究を積み重ねておられます。

特に、人間型ロボットについて、人間が認識するための理想的なインターフェイスとして、早期から研究に取り組まれ、これまでご自身のアンドロイドをはじめ、有名人のアンドロイドなども発表してこられました。

今後、ロボットにメタレベルの認知機能を持たせることにより、ロボットはどんどん人間らしくなるそうです。具体的な活躍の場としては、レストラン店員、語学教師、高齢者・幼児向け対話、受付、コンシェルジュ、通訳、コンサルタント・・・最終的には、コンパニオン(パートナー)ロボットが実現するのではないかとのことです。

自律的に対話したり、相槌をうったり、会話内でエラーのリカバリをしたり、ほんとうに、人間と区別がつかないような流暢さ、技術の高さに驚かされます。(ロボットの分野においては、日本は世界のトップレベルだそうです)

国のムーンショット計画とアバター共生社会についても解説してくださいました。(私も、令和2年第3回定例会において、この件につき門真市議会本会議で質問しました。)2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現するために、アバター共生社会をつくる、という目標で、遠隔操作するロボット(アバター)を使って、だれでもどこからでも多様な活動に参加できるようにしよう、というものです。このプロジェクトには石黒先生もマネージャーとして名を連ねておられます。

(画像は内閣府のHPより)


2025年の大阪関西万博では、テーマ事業「いのちを拡げる」を担当されておられます。物理会場のロボットアバターと、仮想会場のCGアバターを駆使して「いのち」について忘れがたい感動をもたらす展示を見せてくださるそうです。

人間らしいアンドロイド、アバターと共生する社会は人間(いのち)について考える社会でもあります。大阪関西万博の意義を、「多様な価値観と幸福感で発展する社会」ととらえ、ロボット先進国日本から世界へ、その粋を集めた技術の結晶を、大阪・関西万博で世界中の方々に見ていただくことにご尽力いただいています。

ロボット、アバター、アンドロイドの研究が、ひるがえって、人間とは何か、存在感とは、対話とは、体とは、心とは、生命とは何か、という人間の研究につながっていく、というところがたいへん興味深いお話でした。

石黒先生の研究室のアンドロイドはこちらに。ぜひご覧ください。

https://www.irl.sys.es.osaka-u.ac.jp/robot





2021年5月19日水曜日

「第15回 Children first子ども行政のあり方勉強会~こども庁創設に向けて~」

 第15回「Children first子ども行政のあり方勉強会~こども庁創設に向けて~」が、参議院会館にて開催され、
ZOOMで傍聴しました。

本日の内容は、

①丸の内の森レディースクリニック院長 宋美玄「子供達に必要な包括的性教育と生理の貧困」
②しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長 赤石千衣子「コロナ禍でのシングルマザーと子どもたちの状況」

◇宋氏 講義内容
・包括的性教育(CSE)は海外と日本でかなり違いがある。
・一番のポイントは「科学的に正確であること」であり、
 目標としては「健康的な選択のためのライフスキルを発達させること」
・絶対的な弱者である子ども達のために3つの提言
 家庭に任せない包括的性教育
 ユースクリニック
 公共機関での生理用品の設置(トイレットペーパーと同じ考え)

◇赤石氏 講義内容
・シングルマザー調査PTで分析している
・コロナ禍におけるひとり親世帯の子どもの状況は大変に厳しく、食糧支援を求めるメールは毎日来る。
・厳しい暮らしで食費を削り、服や靴も買えない
・集中して学習できるスペースが、ないと答えた人が半数以上
・子連れで家を出るケースは、DVが潜んでいることが多い

◇講義を傍聴して
日本において、学校での包括的性教育をすすめていくのは、易しくはないことだと思いますが、
現実問題として、コロナ禍で中高生女子の自殺が約2倍に増えているという痛ましい事実があり、
人権教育、命の教育として、科学的に正確な性教育を行う重要性は高くなっていると思います。

文部科学省は、生命(いのち)の安全教育の教材をつくり、子ども達の命をまもるための
取組をすすめています。


生理用品にアクセスできない「生理の貧困」問題も、センシティブな問題です。
公共機関に、生理用品を(トイレットペーパーみたいに)置くというのも考えられますが
子ども達には、物資の支援があればいいというものでもなく、安心して相談できる窓口や人材の育成が
重要だと思います。

ひとり親家庭の支援として、NPOや子ども食堂、子ども宅食といった取り組みを行っていただいている
民間団体が多数あります。社会全体でサポートしていく、思いやりの心、たいへんすばらしいものです。
農林水産省が、子ども食堂等に対する政府備蓄米の無償交付事業を行っています。


国の制度もぜひ、積極的にご活用いただければと思います。

自宅ではなかなか学習スペースが確保できない場合もあり、自習室の拡充を、市議会で要望しました。
「学習室の拡充に向け、引き続き各指定管理者との協議を進めるとともに、自習室を有効に利用していただけるよう情報を整理し、市ホームページなどを通じて周知してまいります」との答弁を得ています。
(令和2年12月18日 本会議一般質問)

講師の先生方は、実際の現場に身を置き、当事者の皆さんの生の声を代弁されているので、たいへん説得力があります。DVで夫から逃げて、結果としてシングルマザー家庭になっている人がとても多いとおうかがいし、こわかっただろうなと想像すると胸が締めつけられます。

それぞれが難しい課題ですが、それぞれの立場でできることを考え、行動し、みんなが安心して暮らせる社会を形成していくために、積極的に協力していくことが大事だと思っています。

この勉強会で知見をいただくことに感謝申し上げ、市政の場で活かしてまいります。






2021年5月15日土曜日

門真市コロナワクチンの予約について

 予約電話がつながりにくく、ご不便をおかけしております。

「いつ頃予約できるのか?」というお問い合わせを多数いただいております。

門真市は、65歳以上の高齢者約37,000人に、接種券を郵送しました。




37000人の高齢者の方のうち、接種を希望されない方もおられるかもしれないので、

「接種希望高齢者」を、約3万人(全体の8割)と仮定します。

4月14日から予約受付を開始し、5月14日の時点で、約1800人が予約を完了されています。

(4月14日~29日の受付完了データがすでにHPから削除されているので、

正確な人数がわかりません。多少の誤差があることをご了承ください。)

この、既に予約完了者1800人は、接種希望高齢者全体の約6%に当たります。

そして、5月末までの、予約受付人数は、4870人と発表されていますので、

5月中に予約完了の見込みは、6670人で、これは(希望者の、)22%に当たります。


受付日が巡り来るごとに、その分、予約完了者が増えるので、「つながる確率は、だんだん高くなる」ものの、5月末でも、「まだまだつながりにくい」と感じられることと思います。(2万人以上が電話をかけている可能性あり)

市が、6月以降の予約にご協力をお願いします、と繰り返しているのはそういうことです。

そして、市は現在、市内の病院での接種ができるように、接種会場の拡充にむけて調整にあたっています。これが5月中に可能になれば、先ほどの22%という数字は、さらに、増えることになります。

これらのことから、「5月中に、高齢者の4人に1人ぐらいの人が、接種予約完了する」というところかと思います。

6月以降は、まだ正確な人数はわかりませんが、ワクチンの供給量が確保できていることなどから、5月よりはスピードアップすると期待されます。

電話がつながらずに、ご高齢の皆さま方が心身ともにお疲れになっていることについては、たいへん心苦しい思いです。

今回のワクチン接種は、これまで誰も経験のない、初めての事業です。他市では、ワクチン廃棄や打ち間違いなどさまざまなミスが報告されており、門真市としては、「安心・安全・確実」な接種を目指して奮闘し、日頃からご指導いただいている医師会・歯科医師会・薬剤師会と、看護協会の全面的なご協力もいただき、スムーズに接種事業を進めることができています。

市の担当課は、日頃から市民の健康を支える部門ということで女性の割合が高いので、いわば、高齢者の皆さまから見れば、娘さんか孫娘さんのような世代の職員さん達が、たいへんな緊張感が続く中で、必死に業務をこなしてくださっています。

予約方法について、全国的にさまざまなご意見があることを承知しておりますが、門真市の担当者チームは「安心・安全・確実な接種」を念頭に置いて動いていますので、現状をご理解いただき、今しばらく、具体的には6月~7月ぐらいまで、感染予防にしっかりとご協力いただければたいへんありがたいです。

どうぞ皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。








2021年5月7日金曜日

門真市コロナワクチンの予約について

 【門真市コロナワクチンの予約について】

1. 現状について》

「予約の電話がつながらない」というご意見を多数いただいております。

市民の皆さんには、たいへんご迷惑をおかけしております。


門真市は65歳以上の高齢者の方37,000人に、一度に全員に接種券を送りました。

そのため、予約の枠が70人〜240人と少ししかないところに、何万人もの方が一斉に電話をかけていると思われます。


2. 要望(4/23提出済み)について》

「何回電話してもかからない」と、おっしゃるご意見が多く、この方法では予約日ごとに大変なご負担になるので、自民党会派からは、423日に、 『新型コロナワクチン接種についての緊急要望書』を市長宛に提出しました。しかし、いまだに改善策は示されていません。


要望した内容は以下の通りです。


1.ワクチンの供給状況について、迅速かつ的確に把握し、門真市として適正な確保に努めること。


2.接種体制や予約状況について、市民への情報提供を、可能な限り、迅速かつ丁寧に行い、市民の不安を軽減すること。


3.予約を希望している市民が、何回も繰り返し電話をかけているが、繋がらず、心身ともに疲弊している、という現状に配慮し、抽選や年齢順など、繰り返し電話する必要の無い予約方法の改善、回線数の増加、LINE予約サイトの運用開始等、見直しと拡充を早急に行うこと。


4.かかりつけ医による接種を希望する市民の声が多いことを考慮し、医師会、薬剤師会などと連携しながら、かかりつけ医療機関での接種の実施を早急に検討すること。

                                 以上


3. 自民党大阪府連の動き》

自民党大阪府連からは、4/8から国に連続して緊急要望を提出しました。4/23時点の状況が以下の通りです。


看護師派遣の受入れ状況

自民党大阪府連の緊急要望を受け、厚生労働大臣・文部科学大臣等の尽力により、国から大阪に対し看護師100名以上の派遣リストを提出しているところですが、現時点で90名の配置先しか確定しておりません。

引き続き、対応を急ぐよう大阪府に求めて参ります。

ワクチン接種体制の整備状況

自民党大阪府連の緊急要望を受け、河野ワクチン担当大臣・岡下大臣政務官の尽力により、5月の連休明けから、週あたり55万~60万回分のワクチンを大阪に提供できることとなりましたが、大阪においては、先週時点で週あたり30万回分しか接種対応できない状況とのことでした。

接種体制が円滑に整備・拡充され一日でも早く多くの人が摂取できるよう、引き続き、大阪府はじめ府内各自治体と連携を取ってまいります。

自民党大阪府連では、これまでにも先手・先手で対策を講じるよう、コロナ対策関係大臣に対し緊急要望を行ってきたところですが、引き続き、大阪府民・市民の皆様の命と暮らしを守るため、大阪の実情を国・政府・与党自民党にしっかりとお伝えするとともに、大阪府はじめ府内市町村とも連携し対応を強化して参ります。


4. 大規模接種センター》

大阪の衆議院議員で防衛副大臣中山泰秀先生のもと、同じく防衛大臣政務官大西宏幸先生、松川るい先生らがチームとなり、東京と同日で大阪にも防衛省の大規模接種センターを開設に向けてご尽力いただいています。中之島の国際会議場で524日からの稼働を目指していて、その予約方法は510日ごろに発表予定です。

中之島まで足を運んでいただくのは、むずかしい方もおられると思いますが、この接種センターが開設されれば、接種人数は日々積み上がっていくので、各市町村での予約も少しずつ取りやすくなってくることが考えられます。


5. 門真市民の皆さまへお願い》

現状はこのようになっております。

予約電話は、6月以降になれば、今よりは多少取りやすくなると思われます。

極めて多数の市民の皆さまに、ご迷惑、ご不便をおかけしていることに、私どもも力不足を感じており、心が痛みます。


申し訳ありませんが、今しばらく、門真市の予約電話はつながりにくい状態が続くであろうことから、皆さまには、もう一度、基本的な感染予防として

「三密を避ける」

「マスクをする」

「手指消毒」

「熱や咳があれば外出しない」

「食事は少人数で」

にご留意いただき、引き続きのご協力をお願いします。


大阪では、今、医療にたどりつけない悲惨な状況が報告されています。

命を守るため、みんなで一緒に協力してまいりましょう。


                                                  

2021年4月28日水曜日

守口市門真市消防組合消防本部 新庁舎

守口市門真市消防組合消防本部の新庁舎が完成し、内覧させていただきました。 
(密をさけるため、式典などは行わず、個々に見学しました。) 
5階建ての新庁舎には、約100人入れる大会議室や、女子施設も整備されています。また、緊急時等に立ったまま会議が行えるテーブル、マンホールに脱落した人を助ける訓練施設、担架に早変わりするベンチ、など各所に工夫がなされていました。 
見学の途中でも、救急車が次々に出動されていました。大阪府全体が医療危機にあり、市民の命を守るために全力を尽くしていただいている消防職員の皆さまには、あらためて感謝と敬意を表します。 
このコロナ禍を乗り切るためには、一人一人が感染予防を徹底して、みんなで一緒に取り組むしかありません。消防職員の皆さまには、安全第一での業務遂行をお願いし、市民の皆様には感染予防のご協力を引き続きよろしくお願い申し上げますす。

2021年4月26日月曜日

Children first子ども行政のあり方勉強会~こども庁創設に向けて~

衆議員第2会館で行われた「Children first子ども行政のあり方勉強会~こども庁創設に向けて~」をzoomで傍聴しました。
内容は以下の通りです。

① 子どもの最善の利益を中心に据えるために」
日本財団 会長 笹川陽平
日本財団 国内事業開発チームリーダー 高橋恵里子
②「子どもの権利基盤のこども庁に向けて」
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 西崎萌
③「こども庁に期待すること~社会的養護経験者の視点から~」
公立中学校教員・(一社)子どもの声からはじめよう代表理事 川瀬信一
Children's Views & Voices 副代表 中村みどり

それぞれの有識者の方が発表されその後意見交換が行われました。

こども庁の設置に向けて、現場の課題とその解決の難しさに、日々奮闘しておられる方々のご意見を聞きながら、子ども達の権利を守り、社会全体が協力しながら、こども達を健全に育んでいくためにはどうしていけばいいのか、具体的に考えるための勉強会でした。zoomで傍聴できる機会をいただきありがたいです。

しっかりと勉強してまいります。

2021年2月3日水曜日

【声を届ける"E"ミーティング(今井絵理子参議院議員)】

今井絵理子参議院議員主催の、第1回声を届ける"E"ミーティングにweb参加しました。
テーマは「コロナ禍における自殺の動向~著名人の自殺報道について~」
NPO法人ライフリンク清水康之氏のご講演を拝聴し、その後熱心な質疑応答が行われました。
私も、12月議会の一般質問で、自殺対策を質疑しましたが、本日のミーティングにおいても、全国各地の市議から質問が相次ぎ、まさに深刻な社会課題であること、そして解決がたいへん難しいことをあらためて認識しました。
清水氏からは、これまでのご活動から培われた、具体的な取り組みや考え方のお話をしっかり聴かせていただき、たいへん勉強になりました。
本日の研修で得られた知見を門真市担当課とも共有し、議論を重ねて対策をすすめてまいります。
先生のお話の中で、一番大事なメッセージではないかと思ったのは
「自殺がただ一つの解決策ではない、他に選択肢がある、ということを伝えること。」です。

他に選択肢がある。
大切な言葉ですね。

いつも心にこの言葉を留めておき、支援を必要とする方がおられる時は適切に、おつなぎさせていただけるように努めてまいります。