2021年7月14日水曜日

松下記念病院 市民公開講座 認知症

 門真市民プラザにて、松下記念病院 市民公開講座 「認知症 ~正しい理解と予防~」が開催され、聴講しました。

日本の平均寿命は年々伸びています。健康寿命との開きは男性で約8.8年、女性で約12.4年あり、要介護状態になる原因のうち最も多いのは認知症だそうです。

認知症とは、記憶、視空間認知、遂行機能、言語などの高次脳機能が、以前の水準より低下した状態です。

基本的生活動作である入浴や着替え、食事、排せつ、起居動作などがひとりではできなくなり、手段的日常動作である料理、そうじ、買い物、公共交通での移動、金銭やお薬の管理などがむずかしくなります。

最も症例が多いのはアルツハイマー型で、全体の55%、もの忘れからはじまりゆっくりと進行します。「物とられ妄想」や失語、徘徊などが現れます。画像診断により、発症初期から診断が可能になってきました。

次に多いのは、レビー小体型で、15%、ないものが見える幻覚やパーキンソン症状、レム睡眠行動障害がみられます。

物盗られ妄想など、行動症状が現れた場合、周囲の人は指摘や注意をしないことが肝心です。「何が事実か」を言い争わない、言動を否定しないようにしましょう。(物盗られ妄想の場合は、「一緒に探そうね」と言って、見つかれば「ここにあったね!よかったね」)

予防について。認知症は、糖尿、喫煙、高血圧、身体的不活動などに要因リスクがあるそうです。なかでも、「運動習慣」は重要で、運動習慣がある人は、ない人よりも、発症率が41%低い、と教えていただきました。

予防のポイントはこの3つです。☆適度に運動習慣を保つ☆食事はバランスよく(多様性があるほど良い)☆社会的孤立を避ける

認知症の患者さんは日本に約600万人おられると言われ、2025年には700万人とも推定されています。完治が難しく、さまざまな心理症状、行動症状がともなうだけに、介護される方もたいへんな状況の方もとてもたくさんおられると拝察します。介護については、ご家庭の中だけで完遂させようとされるよりも、専門家の知見をお聞きしたり、相談して手助けしてもらう、家族の集まりで気持ちを共有する、などさまざまな選択肢もありますと教えていただきました。

患者さんはご不安を抱えておられる状態、という病気の理解をしながら、さりげない会話や、感謝を伝える「ありがとう」などあたたかな言葉での会話、昔の写真など見ながら、楽しいことや誇れることを話すといいですよとのことです。励ましや正しさの指摘をしないように気を付けましょう。

認知症サポーターのオレンジリングは持っておりますが、知識は常にアップデートした方がいいので、本日の講座で認知症について詳しく教えていただき、たいへん勉強になりました。市民講座として、近所の公共施設で無料で専門的なお話が聞けることは、たいへんありがたいことと思います。松下記念病院の先生方、スタッフの皆さま、ありがとうございました。





2021年7月9日金曜日

聖路加国際大学 ヘルスヒューマニティーズ リレー講座

聖路加国際大学 ヘルスヒューマニティーズ リレー講座がオンラインで開催され、ゆめ伴プロジェクト in 門真実行委員会 総合プロデューサー 森安美さんと、東京外国語大学 非常勤講師 コミサロフ喜美先生が講師として登壇されました。

ヘルスヒューマニティーズとは、健康における社会的要因を踏まえ、人文学・芸術学・社会学など幅広い視点から健康に関わる問題にアプローチする新たな学際的分野のことで、医療従事者だけでなく、いろいろな分野の人が協力し、みんなの力を合わせて共存する社会を作っていこうとする新しい考え方です。

幅広い分野で創造的なイノベーションを起こし、実践していくものであり、まさに門真での、ゆめ伴プロジェクトさんの活動は、このヘルスヒューマニティーズのモデルとなるべき好例に違いありません。具体的な活動内容をプレゼンテーションで紹介され、あらためて、多岐にわたるこれまでの活動実績を振り返り、感動を新たにいたしました。

認知症の人が孤立し、ネガティブな状態に置かれてしまわないためには、Cure(医療)、Care(介護)、Communication(地域社会とのつながり)の3つのCが重要で、今回のテーマは特にこの3つ目の、コミュニケーション(つながり)をつくっていくことの実践です。

いくつかあるポイントのうち、「多様性、楽しさ、創造性」は、特に注目すべきところであると思いました。多様な人、団体が、それぞれの強みを発揮し、関係者全員が楽しめることを前提に、どうやったらできるのか?をキーワードに創造力を開花させていく。これが、ゆめ伴プロジェクトさんの、パワーの源泉になっているのだなと、とても納得し、感服しました。

zoomでたくさんの方と、森さんのお話と感動を共有し、門真の輪が全国(世界?)に広がっていくことを、頼もしく、楽しく、誇らしく拝聴いたしました。良い学びをいただき、誠にありがとうございました。





2021年7月7日水曜日

寝屋川市倫理法人会 花忠 日野倫子さん講話

 今朝は寝屋川市倫理法人会 モーニングセミナーに出席。門真市の生花店 花忠株式会社 代表取締役 日野倫子さんの講話を拝聴しました。

日野さんとは、守口門真商工会議所女性会でご一緒させていただき、天真爛漫なお人柄は以前より存じていましたが、たいへん素直で前向きに自己研鑽を続けておられ、経営者としてますますパワーアップされていました。

日野さんの、これまでの努力の積み重ねのお話を聴きながら、あらためて、明るく素直に学び続けることの大切さを、実践をもって教えていただきました。

再来週は、講話担当の機会を頂戴しています。自分なりに、素直にがんばって、お話をさせていただけますよう準備してまいります。



2021年7月6日火曜日

門真市総合交通戦略策定協議会

 7月5日、第1回門真市総合交通戦略策定協議会が開かれ、傍聴しました。

学識経験者の先生方と、鉄道軌道事業者、バス事業者、タクシー事業者、国土交通省近畿地方整備局、近畿運輸局、大阪府都市整備部、枚方土木事務所、門真警察、守口門真商工会議所、自治連合会からそれぞれお越しになられ、門真市からも、まちづくり部、保健福祉部が参加して門真市総合交通戦略策定に向けて、始まりました。

この協議会では、交通戦略の策定のほか、交通施策の実施、進行管理、施策の評価及び交通戦略の見直しに関する事項、その他門真市の都市交通に関して必要な事項について協議されます。

第1回目の議事のうち、「第1回協議会検討事項について」では

(1)交通に関する現況把握

(2)上位・関連計画の整理

(3)交通に関する市民意識

(4)門真市の交通に関する課題

について話し合われ、特に、現況把握のところでは、39ページにわたる資料があり、門真市全体の様子が俯瞰的にわかるもので、地域の課題が浮き彫りにされるものでした。

交通についての課題は、とても膨大で、解決が難しいものが多いと感じます。

それぞれのお立場で意見が異なることもあり、前に進めることは難しいと思うばかりですが、住民の皆さまが安心安全に暮らせるまちの実現のために、勉強しながら活動してまいります。