【門真市コロナワクチンの予約について】
《1. 現状について》
「予約の電話がつながらない」というご意見を多数いただいております。
市民の皆さんには、たいへんご迷惑をおかけしております。
門真市は65歳以上の高齢者の方37,000人に、一度に全員に接種券を送りました。
そのため、予約の枠が70人〜240人と少ししかないところに、何万人もの方が一斉に電話をかけていると思われます。
《2. 要望(4/23提出済み)について》
「何回電話してもかからない」と、おっしゃるご意見が多く、この方法では予約日ごとに大変なご負担になるので、自民党会派からは、4月23日に、 『新型コロナワクチン接種についての緊急要望書』を市長宛に提出しました。しかし、いまだに改善策は示されていません。
要望した内容は以下の通りです。
1.ワクチンの供給状況について、迅速かつ的確に把握し、門真市として適正な確保に努めること。
2.接種体制や予約状況について、市民への情報提供を、可能な限り、迅速かつ丁寧に行い、市民の不安を軽減すること。
3.予約を希望している市民が、何回も繰り返し電話をかけているが、繋がらず、心身ともに疲弊している、という現状に配慮し、抽選や年齢順など、繰り返し電話する必要の無い予約方法の改善、回線数の増加、LINE予約サイトの運用開始等、見直しと拡充を早急に行うこと。
4.かかりつけ医による接種を希望する市民の声が多いことを考慮し、医師会、薬剤師会などと連携しながら、かかりつけ医療機関での接種の実施を早急に検討すること。
以上
《3. 自民党大阪府連の動き》
自民党大阪府連からは、4/8から国に連続して緊急要望を提出しました。4/23時点の状況が以下の通りです。
●看護師派遣の受入れ状況
自民党大阪府連の緊急要望を受け、厚生労働大臣・文部科学大臣等の尽力により、国から大阪に対し看護師100名以上の派遣リストを提出しているところですが、現時点で90名の配置先しか確定しておりません。
引き続き、対応を急ぐよう大阪府に求めて参ります。
●ワクチン接種体制の整備状況
自民党大阪府連の緊急要望を受け、河野ワクチン担当大臣・岡下大臣政務官の尽力により、5月の連休明けから、週あたり55万~60万回分のワクチンを大阪に提供できることとなりましたが、大阪においては、先週時点で週あたり30万回分しか接種対応できない状況とのことでした。
接種体制が円滑に整備・拡充され一日でも早く多くの人が摂取できるよう、引き続き、大阪府はじめ府内各自治体と連携を取ってまいります。
自民党大阪府連では、これまでにも先手・先手で対策を講じるよう、コロナ対策関係大臣に対し緊急要望を行ってきたところですが、引き続き、大阪府民・市民の皆様の命と暮らしを守るため、大阪の実情を国・政府・与党自民党にしっかりとお伝えするとともに、大阪府はじめ府内市町村とも連携し対応を強化して参ります。
《4. 大規模接種センター》
大阪の衆議院議員で防衛副大臣中山泰秀先生のもと、同じく防衛大臣政務官大西宏幸先生、松川るい先生らがチームとなり、東京と同日で大阪にも防衛省の大規模接種センターを開設に向けてご尽力いただいています。中之島の国際会議場で5月24日からの稼働を目指していて、その予約方法は5月10日ごろに発表予定です。
中之島まで足を運んでいただくのは、むずかしい方もおられると思いますが、この接種センターが開設されれば、接種人数は日々積み上がっていくので、各市町村での予約も少しずつ取りやすくなってくることが考えられます。
《5. 門真市民の皆さまへお願い》
現状はこのようになっております。
予約電話は、6月以降になれば、今よりは多少取りやすくなると思われます。
極めて多数の市民の皆さまに、ご迷惑、ご不便をおかけしていることに、私どもも力不足を感じており、心が痛みます。
申し訳ありませんが、今しばらく、門真市の予約電話はつながりにくい状態が続くであろうことから、皆さまには、もう一度、基本的な感染予防として
「三密を避ける」
「マスクをする」
「手指消毒」
「熱や咳があれば外出しない」
「食事は少人数で」
にご留意いただき、引き続きのご協力をお願いします。
大阪では、今、医療にたどりつけない悲惨な状況が報告されています。
命を守るため、みんなで一緒に協力してまいりましょう。