2020年1月31日金曜日

門真市元町に移動スーパーを誘致

【ひとりの市民のお声から〜門真市元町に移動スーパーを誘致】
それは、西小路自治会館で行われた、地元のイベントでのこと。あるひとりの市民の方から、近所のスーパー(マンダイ)が閉店し、とても不便だ、「何とかして!」とのお声をいただきました。それから月日が経ちましたが、常に心の中に「何とかして!」は、はっきり残っていました。
全国的にも、比較的交通の便がいい都市部において、高齢者単身世帯、高齢者のみの世帯が増加していることで買い物難民が増えている現状があります。
その世情に合わせて、スーパーと提携した移動販売トラックが、お年寄りに喜ばれ、増えてきていることがわかりました。
きめ細かい販売業務に加え、地域の見守りの役目の一端も担ってくれています。
この、移動スーパーは、すでにお隣の守口市内で稼働していることもわかりました。提携元は、西郷通の関西スーパーで、門真市から、すぐ近所です。また、関西スーパーは、大和田駅近くにも店舗があり、市民にも馴染みのあるスーパーです。
そこで、産業振興課に要望し、移動スーパーの誘致に動いていただきました。公有地を使用する必要があるため、土木課も協力していただきました。
その結果、2月より、正式に移動スーパーとして、門真市元町で、販売業務を開始されることとなりました。場所は、閉店したマンダイの隣にある、元町中央公園の遊歩道です。
第1回目は、2020 年2月6日 12時15分から、販売トラックがきます。どうぞ皆さまご利用ください。
あの時の、たったひとりの「何とかして!」というお声が、結果として、門真市ではおそらく初となる「移動スーパー」の誘致へと実をむすびました。(小規模な個人移動販売はこれまでにもありましたが、ここまでの規模の移動スーパーは市内では聞いたことがありません。)
今後、高齢者の皆さんが、親しみのあるスーパーでの買い物を再び楽しんでいただき、地域の方々との交流の場、互いの見守りの場となれば、たいへん良いのではないかと思います。
今回の誘致に動いてくださった、産業振興課、土木課の皆さんに、感謝申し上げます。ありがとうございました。

2020年1月29日水曜日

大阪実践経営塾 塾生大会

大阪実践経営塾 2020 年度 塾生大会が開催されました。
第二部では、今年も新春特別講話として、パナソニック株式会社元代表取締役 谷井昭雄さまのご講演を拝聴しました。
「縁」を大切にすること、品質管理より人を育てることがより重要、運命の路線の方向は変えられないが運命の持つ意味は変えることができる、素直に人々の意見を聞くこと。などなど、示唆に富んだお話を聞かせていただきました。
今年92歳になられる谷井さまは、活力に溢れ、
私どもにとってはたいへん頼もしい、尊敬してやまない大先輩。今年も年頭からお会いでき、たいへん嬉しいひと時でした。記念にお写真もいただきました!
第三部の新春食事会では、今年の抱負を漢字一文字で発表する恒例のコーナーがあり、私は「波」と書きました。
自分一人だけではなく、重要な事柄については自ら「波」を起こして議会全体で議論を醸成し、結果として、有意義な議案を議会全体で可決していけるよう、一つ一つ頑張ってまいりたいという気持ちです。
皆さまのご指導をどうぞよろしくお願いいたします。

2020年1月24日金曜日

門真地区警察官友の会

門真地区警察官友の会 10周年記念式典が行われました。
警察官友の会は、「警察官に敬意を表し、地域住民と警察業務の相互理解と信頼性を深め、警察官の友となってその活動を側面から支援し、協力する」ことを設立目的として、門真では平成22年に設立されました。(全ての市町村にあるわけではありません)
私は、今から20年近く前に、商工会議所女性会大阪府連合会で尾崎会長(当時)の呼びかけにより、近畿警察官友の会に入会させていただき、5年前に、門真地区警察官友の会に移りまして、年2回の交番激励訪問等に参加させていただいております。市民の安心安全を守るために、身を挺する覚悟を持って取り組まれている、警察官の皆さまには、ただただ敬意と感謝しかありません。
また、警察官友の会を強い情熱を持って設立され、これまでこつこつと活動を積み重ねて来られた皆さまのご尽力にも、あらためて深い敬意を表します。
『勧善懲悪』を合言葉に、しっかりと協力しながら、安心安全なまちづくりを推進してまいります。

2020年1月13日月曜日

門真はすはな中学校区 成人祭 はすのEN

はすはな中校区でも、地域の皆さまによるお祝いの場として、「はすはな中学校区成人祭 はすのEN」が開催されました。
会場の文化会館1階ホールからは、あふれる人、人、人! 晴れ着の女の子達、正装した男の子達が、あまりの混雑に気分が悪くなってしまわないか、心配しました。
卒業生の7割ほどの子ども達が出席していたとのことで、恩師の先生方も多数みえられ、子ども達はとっても嬉しそうでした。
スタッフの方は、こうして地域で成人のお祝いをすることで、卒業しても帰って来れる場所をつくること、そして大人になっても自分の子どもをまた、はすはな中に通わせたい、と思ってもらえたらいいなと、おっしゃっていました。
七中、はすはな中、それぞれ手作りの、あたたかい、地域の皆さまの愛情あふれる、成人のお祝いに感動しました。
誠におめでとうございます。

門真七中 二十歳の集い

門真七中体育館におきまして、二十歳の集い が開催されました。
これまで、七中校区学校支援協議会と地域の皆さまのご協力のもと「新成人の集い」として開催されていましたが、令和2年からは、七中校区地域会議主催の、「二十歳の集い」として開催される運びとなりました。
地域の皆さまがご準備くださり、午前の市の成人祭から子ども達が、母校の体育館に帰ってきました。
子ども達卒業当時の元校長 中山先生は、「世の中の大事なことはたいてい面倒くさい」という、宮崎駿の言葉を贈ってくださいました。
面倒だけれども、大事なことを行動にするかしないかで、将来に大きな差が出てくる。面倒なことを、一つずつ丁寧に乗り越えていくこと。
将来を想像しながら積極的、面倒なことにも取り組んでほしい。
そして、人はひとりでは生きていけない、今日みんなのために集まって準備してくださった、七中校区の皆さまとのつながりを大切に、と。

地域の皆さま、恩師の先生方に見守られ、二十歳の門出を迎えた皆さん。保護者の皆さま。
誠におめでとうございます。

2020年1月7日火曜日

守口門真商工会議所新年互礼会

守口門真商工会議所におきまして、年始恒例の、新年互礼会が行われました。
土居会頭は、新元号令和が希望あふれる時代になることを祈りつつ、米国とイランの関係、日韓関係など国際社会の課題を指摘されました。
守口門真商工会議所は創立50周年を迎え、これからますます、市政とも連携しながら企業の発展を支援していくことがのぞまれます。
新たな挑戦として、産官学交流プラザが開発した地ビール「守口ビール M」と「門真ビール K」もお披露目されました。

2020年1月4日土曜日

年頭所感 2020年(令和二年)

お正月もあっという間に三が日が過ぎました。門真市は比較的穏やかな寒さで、凍えるほどでもなく過ごしやすいお正月でした。

しかしこれは、喜んでばかりはいられません。近年の自然災害を頻発させている原因と言われている、地球温暖化のせい、だとしたら。。


《地球温暖化問題》

昨年末開かれたCOP 25において、日本は不名誉な「化石賞」を二度も受賞してしまいました。残念なことではありますが、しかし逆に、できないことを口先だけで言い繕って煙に巻くよりはまだ良かったかもしれません。地球はみんなのものですし、住む人全員の責任でもあると私は思います。世界中で、国家政府より先んじてノンステートアクターズが活発に動き出しています。一人一人の選択で、未来は変わるし、変えていける。政治も経済も街も文化もです。地球環境もまたそうではないでしょうか。

その思いを持ちながら、私は門真市において、実現可能な政策を提言してまいります。


《不安に寄り添う政治》

昨年、参議院自民党は「不安に寄り添う政治のあり方勉強会」を発足されました。座長をつとめられるのは、世耕弘成先生です。

人々の不安に寄り添う、これこそまさに、政治に求められている肝心要である、と考えられるわけで、核心をついているネーミングだと思います。

過疎の村を視察され、医療現場、障がいを持つ子どもさんのケアに携わる方、高齢者の方等からヒアリングをして、この知見を基に政策の方向性を変えていく、と仰っています。

門真市においても、不安を抱えている市民はたくさんおられます。過疎の村とは事情は違いますが、やはり医療のこと、子どもの教育のこと、障がいを持つお子さんのこと、難病、不妊、超高齢化社会、、皆さんのお話をたくさん聴かせていただきながら、まずは不安に寄り添うことが大事だと思います。自治体の基本概念は、「助け合い、支え合うこと」だと考え、寄り添いながら一つ一つ、改善策に取り組んでまいりたいと思います。


《「知」の宝を全ての人に》

一中の跡地に、図書館を併設した生涯学習複合施設が建設される計画が立てられています。図書館は、「知の宝庫」と言われるように、読書から得られる知識は無限大で、想像力と論理的思考を育み、情緒豊かな心を育てる、絶大なる学習施設です。現在の図書館も駅前の利便性の高い場所にありますが、新たな予定地は古川橋駅の北側です。駅前につくられる交流広場とともに、今よりも開放的なゆとりある建物、魅力的な建物であることが望まれます。子ども達に読書の楽しさを味わってもらうことはもちろんですが、大人もシニアも、すなわち「全世代」が楽しめる施設であることが重要です。誰もが利用したいと思えるような公共施設を駅前に新たに造る。このプロジェクトはまちがいなく一世一代の大仕事となります。市職員の皆さんにはしっかりとよく考えて検討していただき、後世に残る文化遺産を造る意気込みで取り組んでもらうよう注視してまいります。


《これからの門真市ビジョン》

門真市は現在第6次総合計画を策定中です。これから10年の市政の基本計画となるもので、これに沿って施策が進められていきます。これまでの10年間は、第5次総合計画が基本計画としてありました。冒頭に目指す将来のまちの姿として、「人・まち"元気"体感都市 門真」とし、自律的・持続的に発展することができるよう、協働によるまちづくりの取組みを進めてきたわけです。門真市の貴重な財産「市民力」を活かして、充分に発揮していただき、市は必要に応じてサポートすることにより、人々が元気に躍動し、輝き、実感しながら暮らす門真のまち。なるほどその通りと思う方も、まだまだだめだと思う方も、いらっしゃると思いますが、いかがでしょうか。少なくともこの10年で、市と市民との協働が前に進んだということは確かだと思います。

6次総合計画の目指す10年後のまちの姿は、「人情味あふれる 笑いのたえないまち 門真」。すでに審議会を経ていますので、検討は終了しています。

言霊、という言葉があります。言葉には霊的な力が宿るということですが、そこまででなくとも、言葉の持つ力、イメージ、印象、それらは皆さん感じるところだと思います。

「笑い」という言葉にどのような印象を持たれますか。

例えばこれが、「笑う」「笑おう」「笑って」「笑顔」など、似たような言葉でも一文字違うと、印象は全然違うものになります。

「笑い」をWikipediaでみると、「笑いの種類」が挙げられています。含み笑い、薄ら笑い、せせら笑い、作り笑い、苦笑い、思い出し笑い、独り笑い、高笑い、馬鹿笑い、追従笑い、貰い笑い、誘い笑い。これらを読むと、「笑い」という単語があまり印象の良くない言葉を形成していることがわかります。

「たえない」とはすなわち、絶えない、ずっと、いつでも。朝から晩まで笑いがある、そんなイメージでしょうか。。


私が目指すこれからのビジョンは、

「やさしい笑顔のひろがるまち 門真」とします。

「やさしい」は人が人に寄り添う気持ちを表し、「笑顔」は能動的なイメージの「笑い」とは違って、結果として自然に出てくるものというイメージの語です。そして、「ひろがるまち」は、人と人とのつながりを大切にしながら、このまちでともにみんなで楽しく暮らしましょう、そんな思いを込めました。

言葉の表現は人それぞれです。

6次総合計画とも、かけ離れていません。

やさしい笑顔のひろがるまち 門真を目指し、誠心誠意取り組んでまいります。

どうぞ本年も皆さまの厳しいご指導と温かいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


門真市議会議員 池田治子


(写真は、梅の花のつぼみです)