今回のセッションでは、「門真市の良いところを共有していきましょう。」ということで、生徒達は16グループに分かれ、1グループが9〜10人。持ち時間ひとり3分で、6ページ(P1 タイトル P2〜5 内容 P6 感想・まとめ)を1枚につなげてまとめたものを掲示して発表します。
テーマは、幾つかのカテゴリーの中から、子ども達が自ら選んだもの。門真の名所、名品、有名人、歴史、地理、などなど。
秋に行われた職場体験学習と関連してか、お店や商品を詳しく説明する子や、縄文時代からの歴史を調べた子、など個性豊かでした。
名産品としては、門真蓮根を調べた子が多く、蓮根の料理の仕方や、蓮根から工夫して商品が作られていることを発表する子も多くいて、門真蓮根が食文化として根付いていることがうかがえます。
発表の中に名言(!)もたくさんありました。(あくまで、子ども達の個人的意見です)
「ゆの蔵は楽しさの玉手箱」
「門真で一番きれいな場所ー砂子水路の桜」
「文化と情報のふれあう町」
「門真の"力"になれるようにする」等々。
さて、このポスターセッションのように、調べたことを可視化して、他人に説明して伝える、という力、いわば「プレゼン力」は、社会でとても役に立つ、直ちに必要とされる能力だと思います。中学校の総合的な学習として、子ども達が興味あるテーマで取り組んでいるのは、たいへん良いことだと思います。
ただ、正直に感じたことを申し上げると、プレゼンとしては、まだまだ粗削りで未完成。まだまだ工夫の余地がある、つまり、まだまだ伸び代があるということ。これからまだまだ成長できるはずです!
学校として力を入れているのであれば、もっと思い切って積極的に、子ども達の豊かな感性を最大限に活かし、大人をうならせるようなプレゼンができるように、ぜひとも情熱を注いで指導していただきたい。
また次の機会に、さらに成長した子ども達のプレゼンに期待します。
門真市の子ども達ひとりひとりの輝く未来のために、がんばってまいりましょう(*^_^*)