昨日は、門真ルミエールホールにて、第38回河北市議会議員合同研修会が開催され、出席しました。講師は、児童虐待防止機構 オレンジCAPO理事長 島田妙子氏で、演題は「~虐待の淵を生き抜いて~命の鼓動」。
壮絶な体験に基づいて語られるお話には、これ以上ない説得力がありました。
虐待の防止。防止、対処、解決とあるが、「事が起こらないようにすること」すなわち防止がまず重要。
そして、対処。子どもを児相が保護し、暴力を一旦止めて、防ぐ事は有効。たとえ1日、2日でも。一旦、止める。
先生は、暴力を「やってしまった人」を受け入れる施設の設置を、提言されました。
日本には、その施設はない、しかし、虐待してしまった親を、郊外の専用施設に隔離し、精神的に落ち着かせ、理解させるプログラムで、2度と暴力を振るわない人に変えることができるのではないか。
虐待防止、DV防止、自殺防止を目指すとおっしゃっていました。
講演後は、北河内7市の自民党市議で構成する会に島田先生をお招きし、さらにご意見をお伺いし、勉強させていただきました。
児童虐待死は、ゼロにしなくてはなりません。
その方法は、今すぐには正直わからないのですが、そしてたいへんむずかしい問題ですが、島田先生のお話を聞いて、先生の情熱と志を深く感じ、虐待防止を形にして前に進めるには、どういうことができるのか考えてまいりたいと思います。