審議案件は、「東部大阪都市計画生産緑地地区の変更について」ほか付議案件が計2件と、「東部大阪都市計画都市再開発の方針の変更について」ほか諮問案件が計3件でした。
門真市においては、計画的な再開発が必要な市街地及び再開発促進地区として、門真市北部地区461haが指定されています。
また、住宅市街地の開発整備の重点地区としても、門真市北部地区は指定されており、門真千石西町地区が新たに指定されました。
都市計画としてもう一つ、防災再開発促進地区として、やはり門真市北部地区が指定されています。
狭小敷地に老朽化した木造の建築物が建ち並び、防災上危険な密集市街地であり、防災性の向上を図るためにも、道路や公園等の整備を進める必要があります。
再開発を進めていくには、なかなか難しい課題がありますが、市民の命を守るという使命に鑑みれば、防災機能向上のためのまちづくりは、特に門真市において最優先に取り組むべき事項だと思えてなりません。
門真市都市計画は、今回一部修正されて諮問され、すべて賛成となりましたので、来年大阪府都市計画審議会が開かれ、都市計画変更が告示される見込みです。
計画に沿って、重点的に進めるべきところから確実に前に進めていけるよう、担当部署の行政手腕に期待し、引き続き審議会委員としてチェックしてまいりたいと思います。