20日土曜日に開催されました、門真市 第8回子ども議会を傍聴しました。
中学生の「議員」22名の皆さん(はすはな中4名、二中4名、三中4名、四中3名、五中4名、七中3名)が、A〜Dの4班に分かれ、それぞれ「環境」「まちづくり」「福祉」「教育」について、質問と要望を行いました。
環境については、ゴミのポイ捨て、という身近な問題について実質的に触れ、誰もが思う「美しいまちに」という気持ちがよく伝わってきました。
また、まちづくりについて、道路の交通安全の質疑答弁があり、子どもから大人まで頻繁に利用する自転車交通の安全確保に、やはり関心が高いことを再認識しました。
福祉については、子どもの安心安全な居場所づくりや、点字ブロックの設置などについて活発に質問が出され、他者への優しさを持った視点を感じました。
これら三つの班の共通認識として、「安心安全」を望む声が多いということに、特に注目いたしました。
教育については、市立総合体育館、歴史資料館、そして、市の歴史や土曜日の学習、日々の授業などについて積極的に学習に取り組みたい姿勢が見られ、彼らの学習意欲を大事に育て、機会を拡大すべきとの思いを強くしました。
全体的に、質問はよく考えたものをきちんと整理し、整然とした文章にまとめ上げられており、その質問を読む姿も、しっかりはきはきと、堂々たるもので、とても頼もしく感じました。
今回の経験は、彼らにとって、「議員・議会体験」が希有な学習機会であることはもちろんのこと、他校の生徒たちと班を組んで、共に切磋琢磨して学習し、やりとげたことが、大きな成果であると思います。
これからの未来に向かって、輝く中学生の皆さんが、ますます大きく羽ばたいてほしいと願います(*^_^*)