2016年8月2日火曜日

【経済】地方創生、ものづくりプラスα 堺市長 竹山おさみ氏

昨日は、日本経済新聞社主催のパネルディスカッションを拝聴しました。
パネリストは、堺市長 竹山修身氏、東大阪市長 野田義和氏、尼崎市長 稲村和美氏。テーマは、「地方創生、ものづくりプラスαを目指して」です。

3市の共通項は、「ものづくり産業の町」。中小企業の振興施策を最重視しているところも含めて、門真市も同様です。

(ただし、都市規模は、堺市84万人、東大阪市50万人、尼崎市46万人なので、門真市12.5万人よりかなり大きいです。)

堺市では、工業製造出荷額等が3兆8千億円で、全国6位。
ものづくりの町として、ビジネスマッチングや府大との産官学連携を促進。百舌鳥古墳群の築造からの長い歴史の中ではぐぐまれた歴史、文化、伝統を大切にしながら、まちづくり・ひとづくり・しごと創生の好循環を目指しています。

国の責任でやるべき社会基盤整備、大阪府、特に南部は遅れている。新しい産業をどう起こしていくのか?府として取り組むべき課題です。

また、堺市では、3つの産【産業政策・子育て(産み育てる)・世界遺産】を重視。堺市民のシビックプライドを高め、市民が誇りを持てる町にするとのことです。

門真市とは異なる事情もありますが、共通点も多々あります。特に、シビックプライド、と力を込めて発言されたことは、印象的でした。

七つの区がそれぞれコンパクトシティのまちづくりに取り組み、中心市街地の空き家対策が課題であることもまた、共通点です。大いに参考にしながら、門真市のより良いありかたを模索しなければなりません。