2018年4月19日木曜日

【研修】議会基本条例について

本日は、議会改革協議会の視察(研修)のため、全国都市会館 6階の全国市議会議長会 へ。
こちらの調査広報部副部長 本橋氏より、「議会基本条例について」ご講義いただきました。
各市の議会においては、制定する議会数が増加してはいますが、制定する必要性のコンセンサス(なぜ制定するか?条例化は必要か?など)が重要であるとのこと。
また、規定事項で多いのは反問権ですが、これは「質問確認権」と考えることもでき、反問権の明確な法定義は無いので、議会で定義付けが必要とも。
議員間討議についても、実際に行使しているところでは、「賛否を言わない討論」をそれぞれが言うだけで、完結している事例もあり、本来の、討議とは少し違う例もあるそうです。
この議員間討議については、導入を考えるのであれば、まずは委員会の場で試行してみては、というご提言もありました。その際は、一人何回何分以内、発言順序は議長が決める、等のルールが必要。
参加者が少ないという課題の聞かれる議会報告会は、スクール方式を改め、グループ討議形式を採用するなど、やり方、テーマ設定を工夫する余地があるとのご見解もありました。
本日の研修も、先生のご配慮で、グループ討議形式のざっくばらんな意見交換をさせてくださったので、あっという間に時間となりました。
門真市議会において、必要性があるのかにつき、今後議論を深めてコンセンサスを形成しなければなりません。今日の研修で、かなり具体的データをいただいたので、前に進めていきたいと思います。