2018年4月18日水曜日

【研修】地域包括ケアシステムと地域づくり

本日は、門真市議会に設置された「2025年問題調査特別委員会」の、研修会が行われました。講師は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 社会政策部長 上席主任研究員 岩名礼介先生。テーマは「地域包括ケアシステムって何をすること?」と題して、地域包括ケアシステムと地域づくりについてお話しいただきました。
地域包括ケアシステムは、医療・介護・リハビリ・福祉等「専門職」が担う部分と、介護予防・生活支援・住まい・本人家族の心構え等「地域づくり」が必要な部分、まずこの認識が必要。自助、互助、共助、公助に分類して考えるとわかりやすいが、この違いはどこからお金が出ているかの違いでもある。
キーワードのひとつは「日常」で、高齢者が「したいこと」を「なじみの」環境の中で続けることが、その人にとっての「自立支援」である。

短い時間でしたが、わかりやすく多くの気づきと学び、貴重な資料をいただきました。

門真市においては、地域づくり については市民力の高いポテンシャルがあり、仕組みづくりの外枠をしっかり作れば、発展していける余地はかなりあると私は考えます。
人生100年時代とも言われていますが、高齢化は誰でも「行く道」ですので、まちがいなく全員共通の課題です。これまでにも議会で、様々な角度から質問してまいりましたが、今日の研修を活かしてさらにブラッシュアップし、高齢者も含めてみんなが楽しいまちの実現に向けて、活動してまいりたいと思います。