第1部は、「高血圧予防のために有効な生活習慣改善のための講座」をテーマとした、守口保健所 企画調整課 管理栄養士の川端陽子先生ご講演を聞かせていただきました。
食生活から予防する高血圧 |
守口保健所 管理栄養士 川端先生 保健師 西住先生 |
川端先生の講義 |
講義の中では、高血圧についての全般的なご説明と、高血圧予防に有効な食生活について教えていただきました。一般的に、「上が140以上、下が90以上」になると、高血圧の目安とされていますが、年齢や測定環境により、数値が高くなることがままありますとのこと。
しかしながら、やはり、高血圧は動脈硬化につながり、ひいては脳血管障害をはじめとした
病気の原因になり得るので、自分には関係ないと思わずに、食生活にも気をつけましょう、というお話でした。
具体的には、①食塩を取り過ぎない ②野菜・果物(カリウム)を食べる の2点です。
【※腎臓に疾患のある方は、カリウムの摂取を控える必要がありますので、主治医の先生にご相談くださいね】
食塩は、ソーセージなどの加工食品はもとより、お菓子やパンにも意外に多く含まれています。
パンなどの、栄養成分表示に、「Na 250mg」と表示があった場合、
食塩相当量=ナトリウム量250mg×2.54÷1000=約0.6g です。
この式にあてはめれば、ナトリウム量から、食塩量が、計算できますね。
1日の食塩摂取目標量は、男性8g未満 女性7g未満 だそうです。
「健康は、財産です。」食塩の取りすぎ、お互いに気をつけましょう(*^_^*)