2017年12月5日火曜日

女性議員 防犯対策研修

本日は、高槻市議会議員の田村規子先生のお取り計らいで、女性議員の研修会が開催され、参加いたしました。
講師をおつとめいただいたのは、一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構 理事長の、折元洋巳先生。テーマは、「元刑事が語る泥棒の目から見た防犯対策」です。
先生は現場防犯理論に基づき、「安全・安心」を実現する考え方を提唱しておられます。
平成26年のデータによると、大阪府の「侵入窃盗件数」は、7,145件で愛知県に続きワースト2位です。住宅に侵入する窃盗犯は、「扉」と「窓」から。この二つをしっかりと守ることが重要で、「ワンドアツーロック」「防犯フィルム(ガラスに貼る)」「防犯ガラス」などは有効です。
逆に、「オートロック」「防犯カメラ」「高性能の錠前」は、設置するだけでは万能とは言えず過信は禁物。
無料でできる防犯対策は、住民の「意識」。ゴミ出しルールが守られていないと、隙(無関心)を犯人に見抜かれる、花壇を作ると通行人の目を引くので空き巣予防になる、など。いちばん良いのは、「井戸端会議」。昭和の日本の良きコミュニケーションが、防犯性を高めます。
政治にもとめられる最重要課題の一つは、「市民の暮らしの安全を守る」こと。門真市が、安心して暮らせる町であるために、防犯対策の啓発についても、しっかり推進してまいります。
まずは、ご近所挨拶でコミュニケーションを高めましょう。そして、子どもさんと「一緒に」歩きながら、危険箇所をチェックしてくださいね。
気ぜわしい師走、お互いに声かけあって、安心安全を守りましょう(*^_^*)