2017年3月2日木曜日

【防災】 OIU・OIC 防災フェスタ 2017

 
2月26日(日)、大阪国際大学にて開催された、「OIU・OIC 防災フェスタ 2017」。
 
午前中は、守口消防署の「災害発生時の減災に向けて」と、門真エコネットワーク連絡会でもお世話になっている、人間科学部 准教授 西岡ゆかり先生の、「もしもの時の生活」のご講義二本立てを拝聴しました。
  
 
 
東日本大震災時は、大阪から数多くの緊急自動車が出動したお話や、大地震で重要なことは、「火災が発生したら、できる限り初期の段階で消し止めること!」など、最前線ならではのお話しでした。
 



 
西岡ゆかり先生は、熊本地震の時、現地で学生と共にボランティア活動を続けられた、貴重なご経験に基づいて、ライフラインが止まったときの「実際の現場」に即した、的確なポイントをご教示されました。自助・共助の大切さ。最初の「3日間」を乗り切ろう。水と食料を賢く備蓄する方法、など。

 
 


講義の後、高所からの避難器具を用いた、脱出訓練の様子を見学しました。高所恐怖症の私としては、「こわーい!」ですが、いざという時には、このロープの器具にゆだねて、脱出です!




また、「津波シェルター」も見学・体験しました。強度があり、水に浮き、床下に緊急用品も収納可能。中には4人、入れます。




展示コーナーに、「昆虫食」の写真が!いっぱい!!



自転車を漕いで、電気を起こし、水を浄化する装置です。緊急時の飲み水を、確保します。




自衛隊の人命救助器具の展示、説明も。災害の時、危険な最前線にたち、命がけで命をまもる、自衛隊の尊い人命救助活動に敬意を表します。





起震車も登場しました。
 
 
このほかにも、たくさんのコーナー、イベントがありました。守口市、門真市を中心に地域の皆さまも、多数参加され、防災に対する市民の皆さまの関心の高さを、あらためて感じました。
いざという時に、しっかりと対応できる自信はなかなかできないですが、この防災フェスタのような、学べる機会に繰り返し参加することが大切だと思います。