2026年1月17日土曜日

飯盛霊園組合議会行政視察 ②北アルプス広域葬祭場

2日目の視察は、長野県大町市にある北アルプス広域葬祭場を訪問しました。

こちらは、北アルプス広域連合(大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村)が所管する施設。北アルプス広域連合は、平成12年に、一部事務組合から移行されてできたもので、火葬場の他、介護福祉施設、消防、リサイクル施設などを運営されています。


白馬はウィンターリゾートとして有名ですが、特に冬のシーズンは、外国人の方でいっぱいだそうです。(私達の移動の電車にも、たくさん乗っておられました。)冬のシーズンに白馬に来て、春になると自国に帰られる方が多いのですが、中には移住されている方もいらっしゃるので、葬祭場を利用される葬家が外国人の方であることも。


こちらの施設は平成14年に開設。約6億円。財源は臨時経済対策債を活用。

池田町に、もともと葬祭場はあったので、そちらも活用しながら、広域連合として大町市新設。当時から、ペット専用の火葬炉の設置を求める声があったので、こちらでは専用の火葬炉で、収骨もできるように設計、ペット用の骨壺も販売されていました。

平成25年から指定管理者制度導入。


北アルプスの山並みをイメージした外観、エントランスホールには、地元の画家 齋藤清氏の作品『光明無量』が架けられていました。重厚な趣きで、心静かに過ごせる空間になっていました。




こちらの施設の課題は、開設から23年が経過しているので、毎年、一定額の修繕費はどうしても必要になるとのこと。しかし、逼迫して建て替えなければならない必要性は、今はないということで、火葬炉もメンテナンスを施しながら、建物もまだしばらく大事に使用を続ける予定だそうです。


葬祭場は、大切な家族との最期のお別れの場所ですので、心穏やかに過ごせるための温かみ、落ち着きあるデザイン、自然素材の活用や、照明の工夫も必要だと考えます。

今回の視察で、2箇所の斎場を見せていただき、建物の高いデザイン性、日本文化の趣のある内装、各葬家の動線への配慮、地域の風習・文化習慣との整合等、飯盛霊園においても参考となる点が多々ありました。

今後の活動に活かしてまいります。

視察にご対応いただいた、佐久平斎場、北アルプス広域葬祭場の関係者の皆さま、誠にありがとうございました。




2026年1月15日木曜日

飯盛霊園組合議会行政視察①佐久平斎場

本日より2日間の日程で、飯盛霊園組合議会の行政視察に参加しております。

まず最初の視察は、長野県佐久市にある佐久平斎場を訪問しました。


こちらは、佐久圏域11 市町村が共同で消防署・社会福祉施設・斎場等の運営を行う特別地方公共団体、「佐久広域連合」が運営されています。

飯盛霊園組合は、四條畷市、守口市、大東市、門真市の4市で構成されており、人口は約40万人、4市面積合計は、約60平方キロメートルに対し、佐久広域連合さんは、人口約20万人、面積約1,500平方キロメートルと、地理的な条件は随分異なりますが、複数市で広域連携していることは共通しています。

佐久広域連合さんは、消防と、特別養護老人ホームなど社会福祉施設、障がい者相談支援センターなども所管されています。門真市は、消防は守口市との2市広域連携で、枠組みは違います。

ちなみに、広域連合の議会議長は輪番制をとっておられます。


JR小海線・北陸新幹線「佐久平駅」から車で10分程度と、交通アクセスの良い場所にあります。中心街にも程近く、計画時には地元との調整も必要で、丁寧に進められたそうです。

私達が施設を視察している時、偶然に、神津元佐久市議会議長がお見えになり、計画当初からのお話も聞かせていただきました。さまざまな調整を経て、2016年に立派な新斎場が無事に開設され、約10年経った現在も問題なく稼働し、11市町村の市民の方に利用されているとのことです。(総工費は約24億円)。


火葬炉は8炉で、うち1炉はペット専用。ペットの収骨はできません。


斎場は、落ち着いたやすらぎを感じさせながらも、たいへんデザイン性の高い建物でした。吹き抜けが広く、冷暖房が効きにくいことは課題。




葬家がそれぞれ待合室があり、動線があまり出合わないように工夫されていました。

喫茶コーナー、授乳室、キッズコーナーも完備。





壁に架けられた、日本画家 中島千波氏の作品『樹霊淡墨櫻』が、静寂の中にも安寧を感じさせる作品でたいへん印象的でした。



飯盛霊園の斎場も、建て替え更新の時期です。10年前とは、資材や人件費等の高騰で、建設事業は厳しい情勢がありますが、斎場、霊園等に関しては、全ての市民が関わる可能性を持つものであり、市民の悲しみに寄り添いながら、地域の文化に応じて役割を果たせる施設を整備、維持していくことが求められます。

いただいた知見を参考に、組合議会においてもしっかりと活動してまいります。

お世話になりありがとうございました。




2026年1月12日月曜日

鳥谷敬氏 「門真市 二十歳のつどい」メッセージ

令和8年、「門真市二十歳のつどい」のスペシャルゲストとして、阪神タイガースなどで大活躍された、鳥谷敬氏がご登壇され、二十歳の皆さんにとても素敵なメッセージを贈ってくださいました。撮影・録音・録画禁止でしたので、 お話の内容を聞き取りメモをもとに、以下にご紹介します。(詳細については、違っている可能性もありますので、ご了承ください。)

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鳥谷氏のメッセージ

プロ野球選手として18年、引退して4年になりますが、今日は皆さんに、大事なことを2つ紹介します。

一つ目は、「自分の目標や、やりたいことに、『限界』をつくらない」ことです。自分の過去の体験、見てきたものから思うことは、人は『限界』を決めてしまいがちだということ。しかし、大谷翔平選手は、無理と言われた「(プロ野球での)二刀流」に挑み、無理と言われた「メジャーでの二刀流」に挑み、無理と言われた「メジャーでのホームランバッター」に挑んでいます。人がまだやっていないことを目標とした結果です。『限界」は、歯止めをかけてしまうのです。

二つ目は、「自分の価値を発揮できる場所を探す」ということ。例えば、ここにペットボトルのお茶があります。このお茶は、コンビニでは80円、自販機では120円、ジムでは170円で売られているかもしれませんが、この物自体、中身は同じものです。売っている場所、必要性によって、価値が変わってくるのです。

人もまた、居る場所、周りの仲間によって、価値が違ってきます。これから壁にぶち当たった時、自分の価値を感じてくれている仲間のいる場所に、自分が動くことも大事です。野球は1番から9番の打順があり、ポジションもあるのでわかりやすいのですが、野球以外でも、社会において自分の力が発揮できる、評価してもらえる場所を考え、動くことによって、解決することもあると思います。

この二つのことを続けていけば素晴らしい人生が送れると思います。松下幸之助氏もおっしゃっていたように、若い人には時間がある、その時間をどう活かしていくのか考えながら、これからの人生を豊かにしてください。本日はおめでとうございます。

鳥谷氏への質問コーナー

Q.人生に影響を受けたいちばんのできごとは?

A.弟が二人いて、下の弟が病気になり、急に野球もスポーツもできなくなった。それまでは、自分の人生は自分が決められると思っていたが、弟のことをきっかけに、自分も「明日、突然野球ができなくなるかもしれない」と常にマインドを持つようになった。その結果、野球を長く続けることができたと思う。

Q.鳥谷さんは、男らしくてかっこいいのですが、どうすれば鳥谷さんみたいになれるか?

A.人がやっていないことを達成する。自分にしかできないことをやる。それがかっこよさにつながると思う。

Q.奥様に感謝していることは?

A.今年、自分の子どもも二十歳を迎えたが、選手時代、半分以上、自分は家に帰れなかったが、5人の子ども達を元気に育ててくれた。感謝している。

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以上です。鳥谷氏の示唆に富むアドバイスは、これから長い人生を歩んでいく二十歳の皆さんに、心のヒント、道しるべとしてしっかりと届いたと思います。誠にありがとうございました。

あらためまして、二十歳の皆さん、保護者の皆さま、本日はおめでとうございます。輝かしい未来に向かって、大きくはばたかれることを期待し、幸多き人生となりますようお祈り申し上げます。



2025年11月21日金曜日

民生水道常任委員会視察(2)大田区 羽田イノベーションシティ

 民生水道常任委員会視察2日目、羽田イノベーションシティを訪問しました。



大田区の羽田空港沖合展開事業に伴い生じた「羽田空港跡地第1ゾーン」につくられた、「新産業創造・発信拠点」です。


戦前、この辺りは羽田鈴木町、羽田穴守町、羽田江戸見町の3町が栄えていましたが、終戦後に「48時間の強制退去」を命じられた歴史があるそうです。




現在は、大田区が国より土地を購入し、その土地を羽田みらい開発株式会社(9社で構成)が50年の定期賃借をして、羽田イノベーションシティ(建物施設)を整備されました。


コンセプトは先端産業と文化産業の2つをコアとする新産業創造・発信拠点。区設置のイノベーション拠点「HANEDA PIO」、空港関連産業のイノベーションラボ「terminal.0 HANEDA」、ライブホールなど、多様で魅力的な12のエリアで構成されています。隣地には、3.3haの都市計画公園も整備予定ということで、イベントや足湯も楽しめる、憩い・賑わいの場としてもまだまだ拡大されるようです。





もともと大田区は、製造業が東京23区の中でも多く、3,584社ある“ものづくりのまち”。リーディング産業の基盤となる技術を支える中小企業が多く、それぞれの技術の強みを活かして連携する“仲間まわし”と呼ばれる企業風土もあり、ハードウェアソリューションのまちとして、発展を遂げてこられました。

羽田イノベーションシティでは、ベースとなるものづくり、匠の技術に、新産業創造・発信をサポートしてイノベーションを創出し、大田区として「新産業と匠の技が融合するイノベーションモデル都市」を目指されています。


また、自動運転バスの実証実験も行われるなど、地の利を活かしながら実験の場としてスマートシティの取り組みを進め、HOIP2025大田区実証実験・実装促進事業は「ハードウェアスタートアップの聖地」を、目指しておられます。


terminal.0 HANEDA内には、大田区出身のレーサー岡谷雄太氏が代表を務められ結成された「HICity Racing Aprilia」のかっこいいバイクも展示されていました。






また、区が運営するHANEDA PIO内には、製品や技術の展示エリアがあり、こちらにもバイクが展示されていました。ひときわ目立つ、近大のブースも!






門真市も、さまざまな技術を持つ中小製造業が多く、ものづくりのまちとして、産業振興を推進しています。カドマイスターの認定やファクトリズムの実施など、高い技術の認知拡大を支援し、大阪関西万博においても、大阪ウィークで出展する市内企業のPRに務めました。

しかし、スタートアップのサポートや、ビジネスマッチングの促進についてなどは、まだまだ取り組みを進める余地があるように思います。門真市は、「ものづくりのまち」を掲げていますが、市民、市民以外の国民、日本以外の世界の人々に果たしてどれほど認知されているでしょうか。今回視察させていただいた羽田イノベーションシティの規模の施設設置はむずかしいとしても、コンパクトシティ門真市ができるイノベーションを、市内企業と連携して、市内外にさらに強力に発信していくことで、未来が拓けるのだと思います。

有意義な視察をさせていただきありがとうございました。

大阪、門真も、負けてられまへんで😉



2025年11月20日木曜日

民生水道常任委員会視察(1)八王子市

民生水道常任委員会の視察で八王子市役所を訪問しました。




八王子市がん検診におけるPFS/SIB導入の経緯・成果を調査しました。


SIB(Social Impact Bond)導入モデルとは

「社会課題と認識しつつも、成果が出るかわからず、公費の投入が難しい事業において、民間の資金と創意工夫によるノウハウを活用し、市民に対しこれまでとは違う働きかけを行い、受託者には事業の成果に応じて委託料を支払う」(八王子市ホームページより引用)


八王子市では、大腸がん検診、精密検査の受診勧奨を、民間事業者が従来と異なるアプローチで実施し、それぞれの受診率と精密検査受診後の早期がん発見者数を成果指標として、成果連動型の委託料支払いとしました。


ナッジ理論を活かしたオーダーメイドの個別受診勧奨で、大腸がん検診受診率、精密検査受診率を引き上げ、結果としてかかる医療費が少なくて済むので、成果連動型委託料を支払っても、市の便益は確保されるという考え方です。(医療費は、京大大学院医学研究科の協力により「進行大腸がん医療費」と「早期大腸がん医療費」の差額は約615万円と指標設定)


今回の成果を活用して、乳がん検診においてもPFS(成果連動型民間委託契約方式(PFS:Pay For Success)を導入し、成果を挙げられました。


門真市においても、がん検診受診率の低さは大きな課題なので、これまでにはない手法として、たいへん興味深くお話をお聞きしました。

門真市の場合は、人口規模が小さく(八王子市の約5分の1)、PFSやSIB事業を実施するには、目標値や効果額の設定によって事業スキームが民間と合致するのか、かなり高いハードルがあるように思います。

しかし、本日お聞きしたお話の中で、大腸がんは死亡者数が男性2位、女性1位と急増しているがんで、毎年の受診により死亡リスクを60〜80%減らすことができることから、ナッジ理論を活用してこの辺りの情報を市民にわかりやすく、自然に伝える手法は、参考になるノウハウだと思いました。

門真市でもすでに、がん検診をWEBでいつでも予約可能にするなど、取り組みは進めていますが、さらにバージョンアップする余地はありそうです。


オーダーメイドで個別勧奨が届くと、「あなたの大腸がんリスクはこれだけありますよ!」と言われているようなものなのでドキッとして受診率も上がりますね。

命を守るための検診ですから、インパクトの強い言葉も取り入れて、上手に勧める工夫は有効だと思います。


その一方で、個人の健康に関する個人情報が、不適切に使われはしないか、が疑問です。この点、契約時にきちんと個人情報保護の適切な管理が盛り込まれていることを確認しました。


がんによる早すぎる死を1人でも減らす、そのための受診勧奨の、手法の一つとして、先進事例を学ばせていただき、ありがとうございました。


八王子市は絹織物などが名産で、ラーメン屋さんがとても多いまちだそうです。刻み玉ねぎのトッピングが特徴だとか。八王子市にお出かけの際は、ぜひラーメンをお召し上がりくださいね😊











2024年11月30日土曜日

令和6年 門真警察 歳末警戒部隊 発隊式




 

2017年12月1日金曜日


門真警察署にて、歳末警戒部隊 発隊式 が挙行され、議長として参列しました。
装備の特別点検においては、訓練を重ねてこられた一つ一つの動きに、キビキビとした緊張感があり、空気もピンとはりつめていました。
また、逮捕術の訓練も拝見しました。女性警察官が犯人(役)をものの見事に投げる技を拝見し、たいへん心強く、信頼を厚くいたしました。
門真警察の重点取り組み項目は
・特殊詐欺
・強盗(闇バイト関連)
・子ども、女性への性犯罪
・自動車盗
・重大交通事故
それぞれの撲滅、防止です。
警察官の皆さまには、市民の命と財産を守るために、日々厳しい職務を担っていただいていることに、感謝と敬意を表し、これからもお身体にご留意のうえ引き続きご精励くださいますよう、お願い申し上げます。
また、本日の発隊式には七中校区地域会議の青色防犯パトロールカーも参加されました。日頃より、地域の皆さまが力を合わせて、まちの安全を守るためにパトロールに取り組んでくださっています。
誠にありがとうございます。


2024年8月26日月曜日

大和田駅前社会実験の為の地元有志MTG


熱い議論!

3回にわたる「大和田駅前広場づくりワークショップ」を経て、いよいよ実証実験に向けて、メインプレイヤーと目される精鋭たちが集まり、『地元有志MTG』が開かれました。

以下は、会議録メモです。


【日常重視】

・“日常づかい”がキーワードの一つ。実証実験というイベントも重要だが、地域に住まう人々にとって、それ以外の日々の営みをないがしろにするわけにはいかない。2日間のイベントに注視しすぎて、日常の使い方を見失ってはいけない。

・日常を、“この広場でやってみる”という発想。例えば、ラジオ体操(※)を、この期間だけ、駅前広場でできないか?

(※)ラジオ体操は野里町南広場で行われています。


【南北交流】

・駅の南北、これまではあまり人の行き来が見られなかった。ハードか、ソフトか、必要性は?効果検証は?

・南北の行き来という観点では、古川橋ラブリーフェスタを参考にしたら良い。

・南北間では、中央改札前はポイントになる。

・南北を強制的に行き来させるような、目玉の仕掛けを組むのはどうか。


【チャレンジ】

・広場づかいのコンセプトとして、「組織づくり」「交流」「滞留」」「安全」の四つ。これに加えて、「チャレンジ(挑戦)」をトップに持ってきては。

・大和田を、“チャレンジャーを創出する場所”として発信したい。チャレンジショップなど、建設的なことを、次回の開催も見据えて、やっていく。

・ステージではトークライブもいいのでは。ワークショップや有志ミーティングの、ライブ感を共有してもらい、必死にやっていることを伝えたい。これもまたチャレンジだ。


【市民参加】

・モニュメントボードを今回使ってみる?街並みを紹介するとか、街の歴史を知ってもらうとか、ワークショップのように訪れた人々の意見を集約するとか、使い方はいろいろ。

・子どもや若者に魅力あるコンテンツ。参加型。

・今回の実証実験の「名称」を、先に決めずに、現場で募集してみてはどうか?

・道路の一部を歩行者天国にしてみたら、参加しやすいのでは?


駅前広場を、人と人との【ハブ】として、この町で暮らす人が、この広場で【挑戦】する。次世代の、希望あふれる未来のために、地元の皆さまが真剣に、熱く、議論する様を目の当たりにし、たいへん刺激を受けました。


第1回目の実証実験は11/15,16日。

どうぞ皆さま、大和田駅前広場にお越しくださいますよう、ご予定よろしくお願いします。