千葉市にある、『千葉市平和公園』を視察しました。
陽光と緑に囲まれた安らぎの聖地、とパンフレットにあるように、広大な敷地(704,000㎡)の公園の中に、芝生墓地、普通墓地、林間墓地があります。さらに現在、新たに「合葬式樹木葬墓地」を建設中ということで、見学させていただきました。
合葬式樹木葬墓地は、使用料が1体60,000円(通常焼骨)、40,000円(粉状焼骨)の2種類で、墓地管理料(年間5,020円)は不要です。
地面の下に、カロート(安置するスペース)が設置され、共同で埋蔵します。
施設正面に設けられた、参拝スペースで、お線香やお花を供えて、拝むことができます。
近年、少子化、高齢化、核家族化の進行により、墓地の承継者がいない、子どもへの承継を希望しない、というニーズが高まり、市民の選択肢の一つとして、新たに合葬式の樹木葬墓地を整備されたそうです。募集を上回る申し込みがあったとのことです。
シンボルツリーとして植えられているのは、ヒメシャラ(夏)、カツラ、イロハモミジ(秋)、ハナモモ(春)。四季を通じて個人を偲ぶとの思いで、樹種を選定されたそうです。
洋型墓石の芝生墓地と、和型墓石の普通墓地も見学させていただきました。区画の面積が、5㎡、4㎡の2種類あり、大阪で見る墓地よりもずいぶん広いものでした。そのぶん、墓石はとても、立派なものと感じました。
飯盛霊園も、今後施設の建て替えや、ニーズに合わせた墓地の建設も、必要になってきます。他市の事例を見せていただき、しっかり調査して、門真にとって最適な方向性をもって事業を進めていけるよう、研究してまいります。
千葉市のご担当者の皆さまにはたいへんお世話になり、ありがとうございました。