門真市都市計画審議会が開かれ、委員として出席しました。
議案は、生産緑地地区の変更について他6件でした。議第1号の、生産緑地地区の変更内容は、岸和田、三ツ島、北島、桑才新町の区域変更や廃止などで、いずれも承認されました。
議第2号~第6号の、泉町地区、中町地区、門真市駅前地区に係る都市計画の決定及び変更についても承認されました。学識の先生のご意見として、門真市で大型開発案件が一気にあちらこちらで行われつつあり、たいへん稀有なことと思う、それぞれ個別の案件ではあるが、都市としてより魅力的なまちづくりのためには、全体をとらえての議論の場が大事、というようなご指摘がありました。その通りだと思います。
私からは下記の意見を申し述べました。
《意見》ただいま、門真市駅前地区第一種市街地再開発事業について、ご説明がありました。一言、意見を述べさせていただきます。
門真プラザの一部については、建物に耐震性がなく、耐震補強工事もできないと結論付けられていることから、再整備の必要があり、門真市の長年にわたる重大な懸案事項でありました。
この建物の一部は、大規模の地震で倒れるまたは崩れる危険性が高いと市がウェブサイトで公表しており、門真市の要緊急安全確認大規模建築物で一般の人が出入りするビルとして、唯一、耐震性がないビルである、これが現状であります。
門真市防災マップでは。南海トラフ地震の震度が6弱と想定されています。大阪府発表の、門真市の予測最大震度は6強です。地震はいつ起きるともしれず、現実に起きた場合の被害の甚大さは想像を絶するところです。
再整備に向けては、様々な課題がある中、住民及び市職員、権利者、そのほか関係者の多くの皆さまが、それぞれにご協力を惜しまずご奮闘され、ひとつひとつ課題を乗り越えて、昨年5月、市街地再開発準備組合が設立され、事業協力者も決定されて、いよいよ再整備事業が前向きに加速しつつあることを、今お聴きしました。関係者の皆さまのこれまでのご尽力に敬意を表し、引き続き、速やかに再整備事業を進捗させていただきますよう、よろしくお願いいたします。 (おわり)