2016年9月12日月曜日

五月田中央自治会 防災訓練

五月田中央自治会で行われた、防災訓練に見学参加させていただきました。

自治会長 清水様、防災委員長 宮本様を先頭に、「五月田中央 防災協力隊」の皆さまが中心となり、洗濯竿とブルーシートで作る即席の簡易な担架の作成や、五月田小学校への避難訓練など、いざという時に必ず役に立つ訓練を、地域の皆さまが一緒になり実際に体験しておられました。



その後、第2部として市役所危機管理課と建築指導課の職員が講師となり、防災講習が開かれました。



門真市の下水の処理能力は、1時間に54.4ミリ。排水溝に葉っぱなどがたまっていると、処理能力が落ちるそうです。浸水の中を避難するときは、紐靴と雨合羽で。長靴や、傘をさしての避難よりも安全性が高いとのこと。避難所は安全確認されてから開設されます。早めの判断で安全な避難を。非常持ち出し用リュックは、女性の場合5kgぐらいを目安にして。自分自身が必要なもの、たとえば、お薬などを忘れずに。
詳しくは、ハザードマップをご覧ください


熊本地震の時、建物の応急危険度判定士として、門真市から現地へ派遣された職員の体験談。地震時、パンやお菓子、ラーメンなどは、すべて品切れ。そして、使えるトイレの少なさに苦労した。やはり、非常用に食料や簡易トイレの準備の必要性を痛感した。被災者の支援にあたる、行政職員もまた、被災者であり、子連れで業務に当たる県職員の女性の姿も。高校生による自主的なボランティア施設の運営など、地域一丸となって災害復興に立ち向かう姿が印象的であった。

そして、「知って得する門真市の補助金」と題し、住まいの耐震化(耐震診断、改修、除却など)に関する、市の補助制度について、解説していただきました。

防災訓練と講習には、50名を超える自治会員の皆さまが参加されており、地域の皆さまが一緒になって、自分達の防災意識、危機感を共有し、いざという時に備えて、平時から訓練をしておられるお姿は、たいへんすばらしいと思いました。防災には自助・共助・公助が大切だといわれます。危機管理能力を高めるには、やっぱり地域の市民力が欠かせない、と皆様に教えていただきました(*^_^*)