2014年12月21日日曜日

食の未来についての意見交換

本日は、大阪の「食の未来」について、お二人の経営者と意見交換をさせていただきました。

お一人目は、四条畷市でGreen Gardenを営む、堀社長さま。体験農園事業を中心に、大阪近郊の都市型農業の可能性を模索し、コミュニティービジネスや生物多様性の保護にも触れながら、新しいスタイルの農業を、ビジネスとして確立しようと奮闘しておられます。

もうお一方は、柏原市で創業100年のカタシモワイナリーでおなじみのカタシモワインフード株式会社を経営しておられる高井社長さま。大阪の地で豊かなブドウ畑を残していくため、安全で美味しいワインを作り続けていくため、将来にわたって食糧とその文化を継承していくために、ワイン製造販売のみにとどまらず、多くの企業と協力しながら幅広い活動をされています。

お二人のお話に共通するのは、「危機感」と、それに対峙する「信念」。地球温暖化、異常気象により、ブドウの収穫量が減り、産地として成り立たない地域もでてきている。また、生きていくうえで絶対的に必要な農作物について、子どもだけでなく、大人世代も全く知識のない人が増えており、農業の将来についてたいへん危惧される。そのような状況を踏まえて、経営者の立場で何ができるかを常に考え、行動に移し、活動されています。強い信念のもとに。

私は、自らの活動の中で「食育の推進」を重要なキーワードとして考えております。食事は、あらゆる人にとって必要不可欠、そして毎日かかわること。生活の基本である食事を、まず知って、考えて工夫し、自ら整えていく、それが子ども達にとって、かけがえのない大切な成長につながり、もちろん親世代・祖父母世代にとっても、たいへんプラスになると考えます。

多くの人と意見交換を重ね、連携しながら、食育を通して食の未来をまもり、子ども達の健やかな成長を見守っていけるように、現役大人として頑張ってまいりたいと思います(*^_^*)