2026年1月12日月曜日

鳥谷敬氏 「門真市 二十歳のつどい」メッセージ

令和8年、「門真市二十歳のつどい」のスペシャルゲストとして、阪神タイガースなどで大活躍された、鳥谷敬氏がご登壇され、二十歳の皆さんにとても素敵なメッセージを贈ってくださいました。撮影・録音・録画禁止でしたので、 お話の内容を聞き取りメモをもとに、以下にご紹介します。(詳細については、違っている可能性もありますので、ご了承ください。)

*********

鳥谷氏のメッセージ

プロ野球選手として18年、引退して4年になりますが、今日は皆さんに、大事なことを2つ紹介します。

一つ目は、「自分の目標や、やりたいことに、『限界』をつくらない」ことです。自分の過去の体験、見てきたものから思うことは、人は『限界』を決めてしまいがちだということ。しかし、大谷翔平選手は、無理と言われた「(プロ野球での)二刀流」に挑み、無理と言われた「メジャーでの二刀流」に挑み、無理と言われた「メジャーでのホームランバッター」に挑んでいます。人がまだやっていないことを目標とした結果です。『限界」は、歯止めをかけてしまうのです。

二つ目は、「自分の価値を発揮できる場所を探す」ということ。例えば、ここにペットボトルのお茶があります。このお茶は、コンビニでは80円、自販機では120円、ジムでは170円で売られているかもしれませんが、この物自体、中身は同じものです。売っている場所、必要性によって、価値が変わってくるのです。

人もまた、居る場所、周りの仲間によって、価値が違ってきます。これから壁にぶち当たった時、自分の価値を感じてくれている仲間のいる場所に、自分が動くことも大事です。野球は1番から9番の打順があり、ポジションもあるのでわかりやすいのですが、野球以外でも、社会において自分の力が発揮できる、評価してもらえる場所を考え、動くことによって、解決することもあると思います。

この二つのことを続けていけば素晴らしい人生が送れると思います。松下幸之助氏もおっしゃっていたように、若い人には時間がある、その時間をどう活かしていくのか考えながら、これからの人生を豊かにしてください。本日はおめでとうございます。

鳥谷氏への質問コーナー

Q.人生に影響を受けたいちばんのできごとは?

A.弟が二人いて、下の弟が病気になり、急に野球もスポーツもできなくなった。それまでは、自分の人生は自分が決められると思っていたが、弟のことをきっかけに、自分も「明日、突然野球ができなくなるかもしれない」と常にマインドを持つようになった。その結果、野球を長く続けることができたと思う。

Q.鳥谷さんは、男らしくてかっこいいのですが、どうすれば鳥谷さんみたいになれるか?

A.人がやっていないことを達成する。自分にしかできないことをやる。それがかっこよさにつながると思う。

Q.奥様に感謝していることは?

A.今年、自分の子どもも二十歳を迎えたが、選手時代、半分以上、自分は家に帰れなかったが、5人の子ども達を元気に育ててくれた。感謝している。

*********

以上です。鳥谷氏の示唆に富むアドバイスは、これから長い人生を歩んでいく二十歳の皆さんに、心のヒント、道しるべとしてしっかりと届いたと思います。誠にありがとうございました。

あらためまして、二十歳の皆さん、保護者の皆さま、本日はおめでとうございます。輝かしい未来に向かって、大きくはばたかれることを期待し、幸多き人生となりますようお祈り申し上げます。