羽曳野市議 松村なお子 先生の会にてご講演された、衆議院議員 石破茂 先生。鳥取県出身、防衛大臣、農林水産大臣、初代の地方創生担当大臣など、歴任されています。本日は、「大阪・羽曳野」の明日を考えるために、豊富なデータも示されながら、示唆に富んだお話を聴かせていただきました。
【農林水産業振興】
日本ほど、農業に恵まれた条件の国はない。土、気温、水、四季の移り変わり。日本の農産物は最高である。
魚が獲れる海の面積は、世界6位(体積だと、世界4位)。漁師の手取り額を増やす、新たな流通システムの開発を。
日本の7割が森林なのに、何故海外から買い付けたほうが木材は安いのか、真剣に考える必要あり。CLTの普及で木造高層建築技術の導入を。
【人口問題】
日本は、これから、誰も見たことのない人口減少時代に。このままでは、2100年に5200万人まで減る。どうやって社会保障を維持するのか。
東京の本当の大問題は、豊洲やオリンピックより、
「首都直下型大地震への対策」
「少子超高齢化」
【地方創生】
地方がどんどん衰退することを看過せず、地方を元気にしていかないといけない!
大阪を、女性が働きやすいまちに。結婚年齢、出産年齢、通勤時間などのデータを見ると、地方ごとの独特の課題が見えてくる、
羽曳野市は、歴史、伝統、芸能、文化にとても優れたまち。
日本の中で、伸ばしていかないといけないものは、地方の知恵と力である。
産官学だけでなく、これからは、産官学金労言。それぞれの専門家が連携して、地方創生を。