2015年3月19日木曜日

ワークハウスやわらぎ・てらサポートセンターを訪問

交野市にある、障がいを持つ方の就労支援施設『ワークハウスやわらぎ』と、生活全般の支援施設『てらサポートセンター』を訪問、見学させていただきました。

私の所属する守口門真商工会議所女性会の、北田会長が、これらの施設の設立にたいへん尽力された方であり、今回そのご縁で、女性会の皆さまと共に見学させていただく運びとなりました。

知的障がいを持つ方々が、「タオルたたみ」や「ネジのワッシャー入れ」などの仕事に取り組んでおられました。折り紙で作った手作りのレイを私達の首にプレゼントしてくださる皆さんの明るい笑顔が、特に印象的でした。

こちらの施設は、昭和59年に、交野市と、民間企業、地域の各団体の代表者などが協力して立ち上げたそうで、理事、評議員など無報酬のボランティアで引き受けておられたとのこと。社会的弱者の人々を、地域全体でサポートするために、力を結集されたんですね。
昨年30周年を迎え、現在は知的障がいを持つ方100名程が利用されているとのことです。

福祉施設は、その運営については民営化が進んできているとのことですが、国、府、市の行政の関わりが不可欠であると思います。今回見学させていただいた二つの施設は、概ね順調に運営されているとのことですが、より良い継続運営のために常に改善と新しい試みに取り組む姿勢を感じました。

何ごとにおいても、実際の現場で取り組んでおられる方々の姿を見せていただき、話をおうかがいすることは重要だということ。今回もまた、教えていただきました(*^_^*)



2015年3月4日水曜日

門真警察 葛城署長様の卓話より ~安全安心なまち 門真の実現へ~ (3)

門真ロータリークラブの例会でお聞きした、門真警察 葛城署長さまの卓話「安全安心なまち 門真の実現へ」より。情報をご提供します。

特殊詐欺の現状について。

大阪府下の特殊詐欺(振り込め詐欺及び振り込め類似詐欺)は、増えているでしょうか?それとも減っているでしょうか?

実は、平成25年と26年を比較すると・・・
「件数」は約30%も「減っている」のに、「被害金額」は約10%、「増えている」のです!!

つまり、1件当たりの被害金額が、ドカンと増えているのですね。

特殊詐欺の手口は、どんどん複雑化していて、主なものとしては、①オレオレ詐欺 ②架空請求詐欺 ③融資保証金詐欺 ④還付金等詐欺 ⑤金融商品等取引名目の詐欺 など。

犯人は、架空の会社名、人物名を名乗ったりするだけでなく、弁護士、市役所職員、金融機関職員、挙句の果てには警察官などを名乗るケースもあるので、ほんとうに悪質で、手が込んでいます。

「ATMで返金をします」→詐欺ですよ!
「レターパック、宅配便で現金を送れ」→これも詐欺ですよ!

実際に被害にあわれたケースの話を聞くと、これは多くの人がだまされてしまうだろうなと思われるほど、ほんとうに巧妙な手口です。自分は大丈夫、と思っている人でも、いざ大切なお子さんや、かわいいお孫さんが、窮地に立たされているなどと言われたら、誰だってあせりますよね。

高齢者の方々の、善意や家族愛につけ込んで大金をだましとるなんて、そんなひどい犯罪被害が増え続けている日本とはいったいどうしてしまったのでしょう。

根本的に見直していかなければならない問題がある。それはまちがいないと思います。
特殊詐欺で逮捕された未成年者は、311人にのぼるそうです。子ども達をしっかり育てるのは大人の責任。大人の一人として、できることからひとつずつ、取組んでまいります。

2015年3月3日火曜日

門真警察 葛城署長様の卓話より ~安全安心なまち 門真の実現へ~ (2)

門真ロータリークラブの例会において行われました、門真警察 葛城署長さまの卓話 「安全安心なまち 門真の実現へ」から、引き続き情報をお届けします。

防犯カメラの効果について。
犯罪発生率において門真がワースト1となっている、街頭犯罪(ひったくり・路上強盗・オートバイ盗・車上ねらい・部品ねらい・自動車盗・自転車盗)の抑止対策として、①検挙対策②防犯対策③自治体などとの連携・協働の観点から、さまざまな施策が総合的に実施されています。

その中でも、自治体と連携した防犯環境整備として、防犯灯と並んで防犯カメラの設置が進められています。

防犯カメラは①犯罪を抑止し、②安心感を与え、そしてなにより③犯罪捜査に貢献します。
プライバシー保護の観点からは不安になる方もおられるかもしれませんが、犯罪が発生したときだけ(本当に必要になったときだけ)、法に則って運用されている、とのことです。

実際の検挙事例となった画像を見せていただきましたが、しっかりと鮮明に写っていて、確かに犯罪捜査に役立っていることがよくわかりました。
テレビドラマの「相棒」などで、よく出てきますが、実社会でもしっかりと役目を果たしているのですね。

門真市にも数多くの防犯カメラが設置されていますが、他市では小学生の通学路に集中して大量設置している例もありますが、まずは、現在設置済みの防犯カメラについて「設置されていることを周知させる」こと、そして「防犯カメラで撮影されれば必ず捕まること」を意識させることがカメラの効果アップにつながります。これは地域と連携をとりながら、早急に進めることができると思います。

そして、防犯パトロールや子どもの安全みまもり活動など、地域の皆さまが尽力してくださっている活動の輪を広げ、多くの皆さまと協力しながら私たちの町を安全安心なまちに育てていきたいと思います(*^_^*)

(次回に続きます)

2015年3月1日日曜日

門真警察 葛城署長様の卓話より ~安全安心なまち 門真の実現へ~ (1)

先日、門真ロータリークラブの例会におきまして、門真警察 葛城署長さまの卓話
「安全安心なまち 門真の実現へ」を拝聴しました。
門真市民として、とても重要な情報なので、3回シリーズでご紹介します。

大阪府下の刑法犯認知件数、街頭犯罪認知件数ともに、平成13年をピークに
以後毎年減少を続けて、現在は13年の半数以下に減っています。

(街頭犯罪とは、ひったくり・路上強盗・オートバイ盗・車上ねらい・部品ねらい・
自動車盗・自転車盗の7手口です)

しかしそれでもなお、大阪府は全国でワースト1。
門真市は、街頭犯罪の「犯罪率」(人口10万人当たりの認知件数)において
2年連続ワースト1です。(ワースト2は守口市。以下、大阪市、東大阪市、大東市)

このままで、いいのでしょうか。

安全・安心は、暮らしの基本。常に犯罪にあうのではないかと心配していては
とても「住み続けたいまち」とは言えませんね。

犯罪率を減らすには、継続して対策に取組むことが必要だと思います。
(1)教育施策(2)社会環境整備(3)経済対策(4)犯罪抑止 など多角的な総合政策が
必要であると私は考えています。

今回の卓話では、門真警察が今すでに取組んでいる犯罪抑止策について
ご説明いただきました。以下ご紹介します。

①車上狙いが激増しています。
かばん、財布のみならず、機械工具類等が狙われるとのことです。
「車内からっぽ宣言!」車内に物を置かないか、外から見えないようにしましょう。

②STOP!自転車盗!
・鍵は2箇所につけましょう
・自転車を離れるときは、少しの時間でも鍵をかけましょう。

コンビニ・ファーストフード店・レンタルビデオ店などで、ほんのわずかな時間
駐輪しているときに、盗まれてしまうそうです。
門真市は、街頭犯罪の6割が自転車盗。鍵をかけて、犯罪を防ぎましょう。

※街頭で起きている犯罪の最新情報は、大阪府警察の「安まちメール」から
配信されています。ご活用ください(*^_^*)

(次回に続きます)