交野市にある、障がいを持つ方の就労支援施設『ワークハウスやわらぎ』と、生活全般の支援施設『てらサポートセンター』を訪問、見学させていただきました。
私の所属する守口門真商工会議所女性会の、北田会長が、これらの施設の設立にたいへん尽力された方であり、今回そのご縁で、女性会の皆さまと共に見学させていただく運びとなりました。
知的障がいを持つ方々が、「タオルたたみ」や「ネジのワッシャー入れ」などの仕事に取り組んでおられました。折り紙で作った手作りのレイを私達の首にプレゼントしてくださる皆さんの明るい笑顔が、特に印象的でした。
こちらの施設は、昭和59年に、交野市と、民間企業、地域の各団体の代表者などが協力して立ち上げたそうで、理事、評議員など無報酬のボランティアで引き受けておられたとのこと。社会的弱者の人々を、地域全体でサポートするために、力を結集されたんですね。
昨年30周年を迎え、現在は知的障がいを持つ方100名程が利用されているとのことです。
福祉施設は、その運営については民営化が進んできているとのことですが、国、府、市の行政の関わりが不可欠であると思います。今回見学させていただいた二つの施設は、概ね順調に運営されているとのことですが、より良い継続運営のために常に改善と新しい試みに取り組む姿勢を感じました。
何ごとにおいても、実際の現場で取り組んでおられる方々の姿を見せていただき、話をおうかがいすることは重要だということ。今回もまた、教えていただきました(*^_^*)