門真市総合教育会議が開かれたので傍聴しました。
案件は教育行政多岐にわたるものでしたが、一部抜粋して報告します。
「誰1人取り残さない」ために、門真市はこれからどういう方向性で取り組もうとしているのか。
⭐︎カリキュラムマネジメントと授業改善
学校全体として教育課程を検討して改善を図る。門真市の教育部は「伴走チーム」を作って先生のサポートをしていますが、この活動が極めて有効と報告がありました。私も議会で確認し、継続を要望している事業です。子ども達に寄り添う教育のためには、先生に伴走することも必要だと思います。
⭐︎学校と警察の連携強化
他市の、警察OBと校長OBのチームの取り組み事例が報告されました
⭐︎校内教育支援ルームの充実
⭐︎学校運営協議会への学校からの適切な情報提供と戦略的な運営
⭐︎小学校低学年からの学習習慣の確立と、すべての学校での読書環境改善の工夫
これはまさに、私が6月議会で指摘をしたことです。門真市において、新設された水桜学園だけは、校舎内のあらゆるところに、新しい“見せる本棚”が設られ、本をすぐに手にとって読みたくなるような工夫がされています。子どもたちの読書環境としては他校に比べて抜群で、実際に、これまでの貸し出し冊数よりも2倍に伸びているとか。
公立小に特段の格差があることは望ましくないです。
私は6月の文教子ども常任委員会でこの点について指摘し、要望も述べました。本日の会議で、取組の方向性の一つとして、まさに読書環境改善を認識されているようなので、水桜学園と同レベル、つまり貸出冊数が2倍に伸びるよう、全ての学校で取り組みを進めていただきたいと思います。(以下、委員会質疑の抜粋)
(質問3) 水桜学園と他校について、格差があるのではないかと懸念されますが、他校の学校図書の状況についてお聞かせください。 |
(答弁3)
水桜学園以外の小中学校における図書の平均蔵書数は小学校7,377冊、中学校11,111冊、平均充足率は85.8%であり、それぞれの学校規模に応じた整備を行っていることから、蔵書数において、大きな学校間格差はないものと考えております。
本市のこれまでの読書環境の改善に係る取組といたしまして、速見小学校、旧砂子小学校、門真はすはな中学校、門真みらい小学校において、児童文学評論家の赤木かん子氏の監修のもと、子どもたちが本を手に取りたくなるような図書室の整備を進めてまいりました。
また、現在の図書の配置方法につきましても、従来型の図書室が中心ではございますが、学校ごとに、廊下や玄関ホールに図書コーナーを設置するなど工夫を凝らしております。さらに平成29年度から学校図書館司書を全校に配置しており、司書が教職員と連携し、教育活動に必要な図書を収集するほか、展示や配架の工夫、図書便りの発行、開館時間の拡大等を行うことで、子どもたちがより本に親しみやすい環境づくりを進めております。
加えて、市立図書館と連携して「えほんのひろば」や学級文庫の配本などの支援を全校展開しており、今後につきましても、どこの学校に在籍していても質の高い読書機会が得られるよう、取組を継続してまいります。
(質問4) ありがとうございます。水桜学園と、他校について、蔵書数には格差がないことがわかりました。しかし、数に格差がないにもかかわらず、本の並べ方の工夫、書架の違いで圧倒的に読書環境が整えられているような印象を受けたのも事実です。これまで他校においても、専門家の知見を取り入れたり、学校図書館司書を全校に配置して、読書環境の向上の取り組みを進めて来られたことには感謝申し上げます。さらに、子ども達の読書機会が増えるように、取り組みを継続していただきたいと思います。 さて、最後に教育長にお伺いします。教育長は各校の読書環境についてどのように感じられましたでしょうか。また、4月に就任され、市内のすべての学校を訪問されたとお聞きしています。教育長は門真市の教育についての現状と課題をどのように捉えておられるか、また、今後の取組についてどのようにお考えか、お聞かせください。 |
(答弁4)
各校の読書環境につきましては、水桜学園以外の学校においても、限られた条件の中で「子どもたちが本に親しみ、活用することができる」よう、環境づくりに努めていると感じました。施設環境の違いはあれど、学校図書館司書や地域、市立図書館とも連携することで、子どもたちが読書に親しむ基盤が育まれていくものだと認識しております。
また、学校訪問では、子どもたちが抱える課題や教育的ニーズが多様化・複雑化する厳しい現状のなかで、少しでも質の高い教育を届けようと、資源や環境が限られる中、どの学校もそれぞれ創意工夫に努めている姿をみることができました。
一方で、子どもたちに確かな学力を定着させるためには、学校での教育活動に加え「家庭学習の推進」や「家庭での読書習慣の確立」が肝要であり、本市の大きな課題であると受け止めております。
今後は、家庭での時間の過ごし方についても、学校と家庭で連携を進められるよう働きかけてまいります。







