門真市の、全小学校の4年生が、毎年施設見学に訪れています。本日は、二島小学校の子ども達。職員の方の丁寧なご説明を、熱心に聞いています。
門真市のゴミは、1日約144トン。焼却すると、灰が20トン~30トンになります。少しでもゴミを減らしていくために、リサイクル、リユースを促進する、ゴミの分別がたいせつですね。
クレーンの壁画は、職員の方の手描きだそうです!
通路の壁には、随所に写真展示、そして、窓から作業風景が見学できるようになっています。
ゴミで問題となっていることの一つが、スプレー缶の処理です。中身が残っていると、爆発することも。スプレー缶は、必ず、中身を使い切ってから捨てましょう!!
古い破砕機の部品(上の写真を見てくださいね!)を溶接加工して、安全ガード板にリサイクル。これも職員の方の手作りです。
かなり重い部品なので、しっかりと役目を果たしています。ナイスアイディア(*^_^*)
パッカー車の見学も。仕事中のパッカー車に近づくのは危険なので、このチャンスに、しっかり見学してもらいます。子ども達も興味津々で注目。説明も、面白くアレンジして、わかりやすく工夫されていました(*^_^*)
工房体験も、あります。玉ねぎの皮を使った染め物作り、紙すきではがき作り、廃油から石鹸作り。本日は、染物で、ガーゼのハンカチを手染め。ボランティア団体、布くらふとさんがご担当。
染を待つ間の時間に、岡本さんによる、環境授業が行われています。環境問題は全ての人類共通の喫緊の最重要課題。今、世界の環境がどのような危機を抱えているのか。このお話は、たいへん重要で、未来ある小学生に何度でも聞かせたい話です。
エコパークの屋上も見学できます。屋上にも省エネのための機器が設置されています。夜の安い電気で氷を作ってエアコンに使う蓄熱槽。
太陽光発電のできるソーラーパネル。
そして、太陽熱を利用する温水器です。
このほかにも、クリーンセンターの業務についてのDVDを見て学んだり、ワークシートを使ってメモをとりながら、子ども達は熱心に見学をしていました。
お弁当持参で一日環境学習をし、たいへん内容の濃い校外学習だと思います。
門真市の全小学生が、この施設見学に参加していることは、将来のまちづくり・人づくりの観点からも、たいへん有意義であると思います。
最後に、もう一度、ゴミの分別について。プラスチック容器包装の分別ゴミですが、最終、手作業で分別しているのが現状です。「軽く水洗いをして」「プラスチックボトルはふたをはずして」「二重袋(袋に入れて、また袋に入れる)は、しないで」出してくださいますようお願いします。
ありがとうございました(*^_^*)