11月18日水曜日、旧一中跡地において行われている、普賢寺遺跡発掘調査についての
現地説明会が開催されました。
大阪府文化財センターの方に解説していただき、調査の一端を見学させていただくとともに、発掘された貴重な資料を拝見しました。
調査範囲については、先に小さな穴を開けて遺構の事前調査を行い、決められるそうです。
コロナ禍や長雨もありましたが、現在のところほぼ順調に進んでいます。
作業員の皆さんが、丁寧で地道な作業に根気強く携わっていただいたおかげで、埴輪や須恵器など古墳時代のものから、中世12~14、15世紀の土器や瓦なども多数出土しています。
文字が書かれた破片があったり、井戸が形を保って出てきたり、また、その井戸の中から、子どもの下駄(木製)が出てきたり、とびっくりする発見がいっぱいありました!
出土品からまちの過去の姿を推測し、想定していくことは、まさに歴史のロマン。そして、ゆるぎない事実は、この地に、人々が、たしかに暮らしていた、ということ。
遥か昔の古墳時代から、眠って起きて、食べたり飲んだり、唄ったり踊ったり、子育てして働いて介護していたんですね。
私たちも、より良いまちを育てて、次世代に引き継いでいきたいと思います。