2020年6月22日月曜日

文化会館閉館に伴う活動の継続支援について

 6月議会一般質問より抜粋


《質問》最後に文化会館閉館に伴う活動の継続支援についておうかがいします。

文化会館は、施設の老朽化により令和3年3月末の閉館が決まっています。文化会館においては、絵画や篆刻、三味線や編み物など、多彩な文化サークルが活動拠点としておられ、長年にわたり多くの市民が集い、交流しながら、心豊かな時間を紡いで来られました。毎年3月には、文化会館ふれあいまつりが行われ、舞台発表や作品展示を鑑賞することを楽しみに訪れる市民も多くおられます。文化会館は、まさに、市民による市民のための文化芸術活動が湧き出る貴重な源泉の一つでありました。現在、サークルに所属している市民の平均年齢は高く、70代、80代の方が中心的メンバーだと聞き及んでいますので、閉館については充分に丁寧な説明をする必要があり、閉館後の活動継続についても、一方的な情報提供にとどまるのではなく、市民ひとりひとりに寄り添い、親切なサポートにぜひとも努めていただきたいと思います。コロナウィルス感染拡大防止のため、説明の機会となる会合が開催できない状況が続いているとのことですが、閉館に伴う文化活動の継続支援については、どのような状況になっているのかお聞かせください。

 

《答弁》文化会館閉館につきましては、当初、文化会館で最大の来館者数を誇る「文化会館ふれあいまつり」での周知を想定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となり、イベントでの周知は断念せざるを得ない状況となりました。

 

そのため、6月1日からの開館に併せて、館内に施設閉館のお知らせを掲示し、施設利用者への周知に努めるとともに、サークル団体の代表者が集まる会合等の機会を捉えて閉館について説明し、情報提供に努めてまいります。

 

また、文化会館の受付においては、他の社会教育施設をはじめ、文化施設であるルミエールホールや中塚荘の諸室でも社会教育団体等の活動については利用料金が減免できることや、詳細が掲載されたパンフレット等を配架し、個別に説明するなど、引き続き、利用者やサークル団体の方が支障なく、他の施設で生涯学習活動を継続できるよう丁寧に周知してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。