先ごろ内閣府が初めて発表した、中高年の引きこもりの人の数は61万3千人、うち4分の3が男性です。
この深刻な状況を踏まえ、今回のコーヒー講座は、主に男性を対象に、楽しく集いながら交流したり、趣味を深めてもらえる場を作っていくためのきっかけになればと、門真市社会福祉協議会が主催したものです。
講師を務められたのは、元町の自家焙煎珈琲店、エマコーヒーのマスター、仲大盛永勝氏。
奥の深い珈琲道を究めた、プロフェッショナルならではの、繊細かつ理論的、そして何よりわくわくしながら楽しめる、ハンドドリップの極意を惜しみなく解説していただきました。
引きこもりや認知症の方々がとても多い現実社会の中、誰ひとり取り残さない、みんなが楽しく暮らせる門真であるために、本日の講座はとても有意義な時間であったと思います。
来週も、続編が予定されており、コーヒーを淹れることからコミュニケーションが生まれ、豊かな人と人とのふれあいの場がつくられていくことに、期待がふくらみます。
私も、飛び入り参加させていただき、ハンドドリップコーヒーを教えていただきました。なるほど、奥が深い! これから楽しく練習を積んでまいります。