この懇談会は、国の天然記念物である、薫蓋樟の大規模なお手入れが行われた後から、毎年開催されており、今回で18回目となります。
樹木医の武石先生からは、3年程前に大量発生した、クスベニヒラタカスミカメについて、すっかり数が減ったというお話がありました。クスベニヒラタカスミカメは、外来種の害虫で、減ったことはいいのだが原因が不明だそうです。不思議です。
薫蓋樟は、門真市にとって大切な自然資産であり、同時に大阪府においても、みどりの百選にも選ばれた、貴重な巨木で、国の天然記念物にも指定されている、樹齢千年を超えるくすのきです。地元の保存会と、関係者の皆さまで力を合わせ、これから先の千年も、守り続けていきたいと思います。