本日は、第2回 大阪経済政策研究会に参加しました。
最初に、貝塚市議会議長 田中がく 先生の開会ご挨拶があり、続いて自民党副幹事長 参議院議員 北村経夫(きたむら つねお)先生による国政報告、世界情勢についてのご講演を拝聴しました。一部をご紹介します。
トランプ大統領が、パリ協定を離脱した昨日、1年半ぶりに株価が2万円の大台を突破した。
米大統領は、批判されているが、投資家は歓迎したのか、株高になった。
パリ協定離脱は、選挙戦の公約であった。オバマケアの廃止など、他の公約はうまくいっていないが、初の外遊で支持率アップするなど、右腕バノン氏の動きが、一定の結果を出している。
日本においては、戦後初めて、「自分たちの国をどうやって守っていくか」問われている。今までは、水と空気と安全はタダ、などとも言われていたが、北朝鮮のミサイル開発、これまでの政治家とは全く違うタイプのトランプ大統領、アメリカにおいて「日本は自分でも自国をまもるべき」という主張が出てきていること、などなど、様々な変化の要素があり、安全の保障は脅かされている。国をどうやって守っていくか、が問われている。
雇用と経済は、よくなっている。特に、正規雇用が増加しており、労働力不足の状況。東京は、オリンピック景気 があるだろう。しかし、オリンピック後、2020年以降の日本経済がどうなるか。リオ五輪以降のブラジルの経済衰退の現実があり、日本経済の次の課題となる。
都議選の応援でたいへんおいそがしい中、大阪での開催ということで駆けつけてくださった、北村つねお先生。大阪万博についての講演会も引き続き開講してくださり、たいへん勉強になりました。