2017年6月23日金曜日

【議会】一般質問 答弁要旨

昨日、門真市議会は第2回定例会を閉会しました。

最終日に行った、一般質問の答弁要旨をお知らせします。

【1 受動喫煙対策について】

Q 受動喫煙による、健康への影響、特に影響が深刻と言われる小さな子どもたちへの影響について市の認識は?
A 子どもにおいては、呼吸器症状、喘息の重篤化、乳幼児突然死症候群などをまねくと言われている。低体重児出生のリスクが1.4倍。本市では、28年度から、妊娠届け時の全数面接において、禁煙指導を徹底し、妊娠後期、出産直後にも電話等で指導を行っている。

Q 公共施設における受動喫煙対策は?
A 多数の市民、子どもが利用し、職員が働く職場でもある公共施設では、率先して受動喫煙対策を講じる必要がある。ほとんどの施設において、敷地内禁煙もしくは建物内禁煙を実施しているが今後建物内禁煙の完全実施を進める。

Q 受動喫煙防止、喫煙マナーの向上、美しいまちづくりのために、路上喫煙の制限についての条例制定は
A 路上喫煙は、受動喫煙の影響、ケガにつながる危険、まちの環境美化を損なう。門真市うつくしいまちづくり条例において、ポイ捨て禁止を規定している。より有効な形での条例の早期制定に向け鋭意取組んでいく。
 
【2  老人クラブの活動支援について】

Q 門真市の老人クラブの現況は?
A 平成29年4月現在、128クラブ、7,468人で、友愛訪問や清掃奉仕、地域見守り活動、連合会では健康づくりや介護予防支援事業など、地域における福祉の向上に大きな役割を担っていただいている。
 
Q 老人クラブ活動の為の補助金の継続や増額についての考えは?
A 事業補助として平成28年度は747万円を交付。その3分の2が大阪府在宅高齢者福祉対策補助金。市長会を通じて同補助金の拡充を求めており、引き続き要望していく。必要に応じ十分な調整を図っていきたい。
 
Q 補助金以外の、市としての支援は?
A 「歩こうよ・歩こうね運動」の推進など、団体の自主的な活動を阻害せず必要に応じたさまざまな支援を行っている。引き続き、市と老人クラブとのパートナーシップを強めていきたい。
 
【3  小中学校のトイレの洋式化について】
 
Q 現在の門真市の洋式化率は?
A 平成29年度4月現在で小中学校合わせて43.4%。

Q 門真市政はこれまで先駆的に学校施設改修に取り組んできた実績があるが、学校トイレ洋式化改修についての市の考えは?
A 保護者の方々のご意見もお聞きし、トイレそのものの老朽化が進んでいることから、抜本的な改修と併せて洋式化する必要性は高いと考えている。学校とのヒアリング等を実施しながら効率的な改修方法の調査・検討を進めていきたい。
 
【4  薫蓋樟など文化財の保存について】

Q 
市の文化財保存に対する考えは?
A 文化財の保護・保存に努めることは市の責務。歴史資料館において展示会や講演会を開催している。





Q 三島神社境内の、国指定の天然記念物、薫蓋樟の保存については?
A 数ある文化財の中でも、たいへん貴重なもの。毎年保存会が主催される懇談会に出席し、保護・保存につとめてきた。今後も、保存会の皆さま方とともに、薫蓋樟を次の世代へ確実につなげていくことができるよう、情報を共有し保存に努めていきたい。

Q 文化財保護条例について進捗状況は?
A 現在歴史資料館が所蔵する古文書や出土品などの調査・整理を行っている。条例制定に向けた環境整備を進めていく。