2017年2月24日金曜日

門真警察卓話 

昨日のロータリークラブ例会では、門真警察の生活安全課長さまより、門真市の治安状況についての卓話をいただき、拝聴しました。

【刑法犯の推移】
大阪府、門真市とも、刑法犯は前年比で約7%減少している。最も刑法犯の多かった平成13年をピークに、以後減少。
門真市内での昨年の刑法犯は2,071件。部品盗、車上狙いが増加。最近の傾向として、夜中の事務所荒らしが発生している。

【防犯カメラ】
防犯カメラが、犯罪の検挙と抑止に欠かせなくなっている。マレーシアの空港での事件でもわかるように、防犯カメラの威力は大きい。
門真ロータリークラブからは、平成26年より、継続して門真市に4台寄贈された。今年度は、門真南駅前に設置予定で、駅前など人通りの多いところは犯罪の検挙、抑止に特に役立つので、ありがたい。

【特殊詐欺】
特殊詐欺が、増加している。
電話、メール、SNSなどで、「相手の顔を見ずして」お金を騙し取る、卑劣な犯罪。
大阪府で1,633件、被害額52億。門真市でも、16件、5,100万円の被害額。
今年に入り、すでに3件の被害があった。「架空請求」「融資保証金」「オレオレ詐欺」
警察は、覆面パトカーで巡回連絡も行っているが、大事なのは、地域住民の絆であり、「声を掛け合う」ことだと思う。

【防御策】
詐欺グループは、組織で動いている。人の心のカケラもない。
一度、引っかかると、また、やられるので、電話番号の変更も一つの手である。
犯人は、マンションなどをアジトにしている。若い連中が集まって、電話ばかりかけているような様子があれば、警察に通報してほしい。
誰でも、被害にあう可能性がある。お金に関して「おいしい話」があれば、あわてずに周りに相談してほしい。
門真警察は、明るい安全な門真を目指して、「特殊詐欺・撲滅」に取組んでいく!