2016年9月13日火曜日

【議会】代表質問その2 (選挙ビラ及び選挙公報の)人口減少について

9月15日13時(時刻は予定です)より行う代表質問におきまして、宮本市長が配布した選挙ビラ及び選挙公報の、「門真市の人口減少についての記載」についても質問する予定です。

選挙公報には「ご存じですか!? 門真の危機!人口減少率 近畿ワースト1!」
と、記載されています。
https://www.city.kadoma.osaka.jp/senkyo/shichosenkyo/pdf/senkyokoho.pdf

市民の皆さまは、これをどう感じられたことでしょうか・・。

日本の人口は、平成20年をピークに減少局面にはいりました。2020年代初めは、毎年60万人程度、2040年代には毎年100万人程度の減少が予測されています。

つまり、人口減少は「(門真市のみではなく)国家全体の問題」として捉えるべきです。

そして、門真市の場合は、人口減少の要因は、「社会減」から「自然減」へ変わってきています。
「死亡者数」が「出生者数」を上回り、その差は拡大中です。65歳以上の人口比率も高いです。

実は門真市は、昭和40年、人口増加率、全国一を記録しています。

昭和35年 約34,000人
昭和40年 約95,000人
昭和45年 約141,000人。

10年間で、約4倍、という増加率です。

それから50年余りを経過した現在、昭和40年前後に門真市へ流入してこられた方が
高齢化しておられる現実を考えると、人口減少人数が多いのは、自然の摂理ではないかと考えられます。

そしてさらに、門真市の場合は、現在もなお人口密度は、かなり高いです。(約1万人/平方キロメートル)

大阪府の密集市街地整備方針で、重点地区とされている市北部を中心に、災害時の被害を少なくするためにも、過密に集中している住宅を整備し、ゆとりあるまちづくりをすすめている最中です。

老朽化している府営住宅建替えにより、減少している人口だけでも約1,000人を数えます。

それらの施策の当然の帰結として、人口が減少しているのです。

つまり、門真市の人口減少人数が多いのは、
・自然の摂理(過去の爆発的増加に伴う)
・密集市街地整備施策
・府営団地の建替え

が主な原因として考えられる、と、質問の中でご説明いたします。

議会の場で、宮本市長が選挙公報に記載した、人口減少が「門真の危機!」について、ただしてまいります。

自民党 門真市議 池田治子