先日、門真市学校保健研究大会・北河内学校保健研究大会に参加、聴講いたしました。
これは門真市学校保健会、北河内学校保健研究協議会の主催で、枚方、守口、寝屋川、大東、四条畷、交野、門真の各市教育委員会の後援で行われる研究発表の大会です。
この大会の開催に、大いなる力を発揮してくださっているのが、門真市PTA協議会の皆さまです。
研究発表者は、門真市PTA協議会顧問の藤田氏。まずはじめに、門真市PTA協議会についてのご説明がありました。中学校6校と小学校14校のPTA会長で構成されるこの協議会は、月1回の会合、バレーボール大会、研究発表大会など、活発に意見交換、情報交換を重ねておられ、子どもたちの健やかな成長のために、一心にがんばっている親の皆さんの力強いパワーを感じました。
発表のテーマは「学力と朝ごはんの関係」。市内公立小中学校の学力を検証するに、全国平均を下回る大阪府の中で、さらに大きく府平均を下回る門真市。これが今の現実です。
門真市の大人がこの現実に正面から向かい合い、「学校力」「家庭力」「地域力」の3つの力強い手で、門真の子ども達をしっかり引き上げて健やかに育てることが必要だと思います。今回のように、PTAと教育委員会、すなわち家庭と学校がしっかりと連携して、子どもたちの未来のために具体的な取り組みをすることはたいへん重要で有意義であると考えます。
そして、学力と朝ごはんの関係について。朝ごはんを摂っているか否かで、テストの点数に明らかな差が見られることはすでによく知られているところです。脳は体重の2%の重量しかありませんが、基礎代謝エネルギーの20%を使うそうです。とくに必要なのはブドウ糖といわれています。
しっかりと朝ごはんを摂れる家庭の力。まずは大阪府の平均的な学力水準を目標として、PTA協議会としても広報活動、朝ごはん推進活動など通じて、引き続き取組んでくださるとのことです。地域の皆さまの協力も得ながら、オール門真で子ども達を健やかに育てていくために、皆さんとともに活動してまいりたいと思います(*^_^*)